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こんにちは。
中学校で吹奏楽の指導している者です。(でも、素人です。)
質問が二つあります。

(1) 金管楽器は練習後にクールダウンを行ったほうが良いという話を聞いたことがあるのですが、クールダウンとは具体的に何をどの程度行えば良いのでしょうか?

(2) トランペットを担当している生徒が高い音が出なくて、大変苦戦しています。高い音を出すコツのようなものはあるのでしょうか?その生徒は”ドレミファソラシドレ”くらいまでしか出なくて、次のミはすでにかなり苦しそうです。

以上2点、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。

アマチュアのトロンボーン経験者です。
#1さんのご回答と同じような内容ですが,よろしければご参考に。

(1) 金管奏者のクーリングダウンについて
低音中心・弱音中心で,ゆっくりとした動きの練習がよいと思います。
ちょっと用語が難しいかもしれませんが,第2倍音とその下の強制倍音(ブラックトーン)の間のゆっくりとしたリップスラーや,ペダルトーンのロングトーンなどがよいのではないかな,と思います(詳細は後述します)。

必要な時間は人それぞれのようですが,10分程度で十分と思います。
なお,終日練習の場合は,午前中の練習が終わり昼休みに入る前にも行った方がよいと思います。


(2) 金管楽器のハイトーン
基本的な奏法に問題なければ,後は地道なチャレンジあるのみ,なのですが,文章だけでそこを判断するのは難しいですね。実際に見て指導できる方を見つけて,その方にアドヴァイスを受けるのが確実と思います。

一応,コツ,というか,原則としては,
・唇の息が通る部分(アパーチュア,と言います)を小さく絞る
・アパーチュアに合わせて絞った形の,スピードのある息を入れる
でしょうか。抽象的で申し訳ありませんが。
唇を内側に巻き込んだり,横に引っ張りすぎたり,マウスピースへの圧力だけが強くなったりするのは,あまり効率がよいとは言えません。


---(強制倍音,ペダルトーンについて)---
本来の指使いでは出せない音のことを,強制倍音(ブラックノート)と言います。特に,下のファ#よりもさらに下のファからド#までを,オクターブ上の音と同じ指使いで出す練習は,よく使われます。
また,そのさらに下のドからファ#までを「ペダルトーン」と言います。

先に述べたクーリングダウンの方法は,具体的には,
・ロングトーンで,ペダルトーンのドからファ#まで半音階で下がっていく
・四分音符=60くらいのテンポのリップスラーで,下のドから下に向けて,「ドソドソドーーー」「シファ#シファ#シーーー」「シ♭ファシ♭ファシ♭ーーー」・・・・・「ファ#ド#ファ#ド#ファ#ーーー」
といった内容になります。唇の柔軟性を身に付けたり,楽器に頼らずに身体で音程を作る習慣をつけるのによい練習方法で,クーリングダウンだけでなく,基礎練習に取り入れてもよいと思います。
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございます。
クールダウンは私が思っていたよりも、ずいぶん低い音でやるんだなぁと思いました。
これからペダルトーンを練習に取り入れてみます。

ハイトーンについての「唇を内側に巻き込んだり,横に引っ張りすぎたり,マウスピースへの圧力だけが強くなったりするのは,あまり効率がよいとは言えません」というところは、ドキッとしました。
きっとうちの生徒は、横に引っ張りすぎたり、マウスピースへの圧力がとても強くなっている気がします。
唇の形と息のスピードが肝心なのですね。
といっても、私も自分が吹いて指導できるわけではないので、やはりおっしゃられるように、良い指導者を見つけて指導してもらおうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/20 21:01

No1です。



質問者様がトランペット奏者のつもりで回答してしまいました。申し訳ありません。
クールダウンについては、前半がトランペット用、後半が金管全体用です。

参考URLの「レッスン室」は吹奏楽のことがいろいろと書かれておりますので参考になさってください。

参考URL:http://www.tkwo.jp/
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この回答へのお礼

参考URLを見てみました。
とても参考になる情報がいっぱいで、トランペット以外のこともとても参考になりました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/12/20 20:55

トランペット経験者です。



>クールダウン
私の場合ですが、ローB♭付近の音でロングトーン(強弱はピアノ)、低い音のリップスラーなんかをやります。時間は大体10~15分くらいです。
つらい運動をした唇をほぐすのが目的ですので、それを踏まえて自分にあったものを見つけてください。運動後のストレッチと同じ役割ですね。

>トランペットの高い音
トランペット奏者なら誰もが悩むことではないでしょうか?(苦笑)
短時間で出せるようにはなりませんのでコツコツと練習するしかありません。
様々な教則本に書かれていることですが、「高い音を出したかったら低い音を練習」だそうです。唇に柔軟性を持たせることが重要なのではないかと思います。
教則本に高音域の練習の項目があると思いますので、それを練習の終わりの疲れているときにやってみてください。無い場合は、自分の限界まで音階(全音符、ローテンポ)で登って下ってください。ただ、合奏のある日などは支障が出るので控えてください。
低い音の練習は、運指のあるところまでではなくさらにその下まで出せればいいですね。「ペダルトーン」で探してみると練習方法なども見つかるかもしれません。

私の練習方法はこんな感じです。
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この回答へのお礼

今日、さっそく練習の後に低い音のロングトーンとリップスラーを10分ほどやってみました。
もうすぐ大会があるので、それまでにバテてしまわないように、毎日クールダウンを取り入れようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/12/20 20:54

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