No.5ベストアンサー
- 回答日時:
電気設備技術基準の解釈では特別高圧架空送電線(新架空33kv以下は除く)の電力線は絶縁しては為らないと定められています。
電力線を絶縁しては駄目と言う理由は絶縁破壊した場合絶縁破壊箇所から故障電流(短絡・地絡)が一箇所に集中する為電力線が溶断する惧れが非常に大きい為です。
勿論先にNO3の型が述べた理由も有りますが最大の理由は電気設備技術基準の解釈に拠ります。
ショート防止策として雪害防止(スリートジャンプ)としてオフセットを大きくする方法と電線相互の間隔を保持するスペーサーを取り付ける方法があります。
この回答へのお礼
お礼日時:2005/12/24 17:44
回答ありがとうございます。
なるほど、絶縁するとショートのとき逆に危険なわけですね。接近しただけで放電するとしたら中途半端な絶縁は逆効果というわけですね。
No.3
- 回答日時:
● 送電線は超高圧です、絶縁すると仮定すれば、送電線の導体より絶縁体の目方が遥かに大きく、直径も大きくなり、コスト増大
1)コストが大幅増加
2)勿論絶縁すれば直径が大きくなり、風があれば、風圧が非常に大きくなり、太い骨材の鉄塔が必要
3)重量が増え鉄塔にかかる荷重が増大し、太い骨材の鉄塔が必要。
3)絶縁で放熱が悪くなり、導体も太さの増加が必要
4)線はある程度の長さ毎に接続が必要(長い線がありません)、接続部分の絶縁は超高圧では非常に困難
まとめ 通常はショートしないように出来ています、雪害、台風時、塩害などでショートする場合が稀にありますが、超高圧を絶縁導線とすることはコスト的にメリットはありません(メリットに比べ、コストがかかりすぎる)

No.2
- 回答日時:
市街地の電柱方式(せいぜい33kV)では絶縁電線を使用します(法的制約)。
また、地中送電は当然ながらケーブルですので絶縁電線です。
鉄塔方式では絶縁電線を使用するだけのメリットがありません。
電線を碍子で支持する部分は絶縁被覆を剥がさなければならず、ここが地絡事故の問題箇所でもありますので、絶縁電線のメリットが生かせないと思われます。
また、鉄塔方式では電線の跳ね上がり(スリートジャンプ)による混触を防ぐために、通常、オフセット(位置をずらす)しております。
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