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はじめて質問させていただきます。
変電所からの6600V送電線は、たいてい3相となっていますが、住宅街を歩いてみると、時々2本だけ分岐されている送電線があります。これはどうしてでしょうか?
その分岐の仕方も、3本の両側だけを接続している場合や、真ん中と他方に接続された2本の送電線があるのです。
教えていただけますと助かります。

A 回答 (3件)

基本は三相(3本)です。


ただし住宅の場合は三相の需要がありませんので、単相(2本)で供給されます。住宅に供給する変圧器(6600→200/100V)は6600Vの単相(2本)しか要りませんので、小規模な住宅地では2本の配線しか配電しません。

>その分岐の仕方も、3本の両側だけを接続している場合や、
>真ん中と他方に接続された2本の送電線があるのです。
三相の配線の場合、それぞれの電線にバランスよく電流が流れたほうが、送電線、変電所で効率的に電気が送れますので、地域ごとに使用する電線を変えています。ある時は両端、ある時は右と中、ある時は左と中というようにばらしています。
住宅街に限らず、3線配線されている地域でも、変圧器が1台の場合は、電柱ごとに別の線に繋がれていると思います。
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この回答へのお礼

判りやすい解説で、よく判りました。ありがとうございました。

お礼日時:2022/12/18 09:25

>6600V送電線は、たいてい3相となって…



細かいことを言いますと、送電線でなく配電線ですね。
送電線とは、発電所~変電所間及び変電所~変電所間に使用する言葉ですので。

>住宅街を歩いてみると、時々2本だけ分岐されて…

その先につながる低圧負荷が単相ばかりなら、配電線の高圧側も単相分だけでよいのです。
その辺り一帯に工場がなく、少し大きめの店舗などもなければ、単相負荷しかないことになります。

>両側だけを接続している場合や、真ん中と他方に接続された2本…

広域的に、三相を平衡させるためです。
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この回答へのお礼

配電線でしたね。ご指摘ありがとうございました。ネットで調べても判らなかったので、こうして詳しい方々から教えてもらえるのは助かります。
ありがとうございました。

お礼日時:2022/12/18 09:26

3本の両側だけを接続・・200Vとして使用。


真ん中と他方に接続された2本・・・100Vとして使用。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。判りました。

お礼日時:2022/12/18 09:27

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