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送電線はどうして3本線なのですか、2本線では不都合なのでしょうか。

A 回答 (8件)

#1さん、#2さんに追加すると・・・



・発電機自体が3相である
 安定した大電力を作る上では、最も適しているのです。

・安定した直流が作りやすい
 3相で受電する特に大きな工場では、安定した直流が必要なことがあります。(鉄道会社等も特にそうですね)
 位相反転時にコンデンサ等で蓄積する量が3相であれば断然減ります。

・3相モーターによって、電力が節約できる
 エアコン等もその部類なのですが、完全に同期することで必要電力が2/3以下に抑えられる利点があります。


ただし、一部例外があります。
・電柱の一番上では3相交流なのですが、その下では、100Vと200Vの単相交流を供給するための線になっている可能性があります。
(3線あれば、100Vと200Vの両方が供給できます)

・一部にある直流送電線は4本単位です。
 (特に、50hz/60hz境界にあります)
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電線あたりの送電電力だと、、


線間電圧V、電流Iとすると
単相:電線2本でVI,一本あたりVI/2
三相三線:電線3本で√3VI、一本あたり1/√3*VI(約0.57VI)で若干お得
というような計算になったかと。
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まだ、線がどれだけ節約になるか触れられていないので、私にも難しくてわからないが。

2本に比べて3本で1,5倍の電力を送れてもともと。それを1,8ぐらいしか遅れないそうです。分子1,5で分母√3だったかと思います。1本あたり。
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他の回答以外に



単相3線式 と言う 方法があります
一般家庭への引込み線はほとんどがこの方式です

2線よりもいろいろ好都合な点が有るからです
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先の方々の回答に加えて、、


三相で電力を送ると、途切れない一定の電力を送ることができます。
家庭で使っているような単相(線2本の交流)だと、一秒間に100回もしくは120回の割合で振動する電力しかおくれません。
(この振動を吸収しようとすると、結構大きなコンデンサつけたりする必要がある)

三相で、電力の振動(脈動)なく送ることができれば、例えば、モータの振動が少なくなったり、#4さん回答にも有るようなきれいな直流を作りやすかったりします。
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発電機は三相で発電しています。


その大きな理由は簡単な構造でモーターが使えるからです。
しかも三相は単相3つに分けて使う事もできます。
三相を送るには単純に考えると6本の電線が必要なのですが、
うまい具合に3本で送ることができます。
このため、電線の節約にもなります。

ちなみに普通の家庭には2本または3本で引き込まれますが、3本の場合でも三相ではありません。
単相三線式といって100Vと200Vが同時に使える仕組です。
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2本だと不都合なのではなく、3本だと効率がいいんです。


交流を120度ずつ位相をずらして3本の線で送ります。すると帰りの線は必要なくなるんです。

計算してみてください。
Em * Sin(θ+120) + Em * Sin(θ-120) + Em * Sin(θ+0)
Emは電圧です。 θが位相です。
これをθをずらしながら計算しても答えは常に0になります。

2本一組で1往復の線を作るよりも、3本一組で3往復分の電気を送れたほうがいいじゃないですか。
電線一本を節約できるだけでかなりのコストダウンになりますからね。
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家庭用電灯やコンセントだけの需要なら何ら2本でも問題ありません。



しかしながら、個人商店やビルなど3相3線式といわれている200V回路があれば否応なく
3本いります。

3相3線式の需要(利用形態)は、店舗用エアコンや工場などで動かす大きなモートルなどが
有ります。

わざわざ別々に引くよりも3本で引いて需要先のニーズにあった電圧や相にする方が安上がり
になるため3本で送ります。

さらに詳しくはもっと詳しい方が答えてくれるかも?
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