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ブラック-ショールズ理論などでリバティブ
のオプション価格を決める理論ありますよね?
あれはなんの役に立つのでしょうか?(実際にデリバテ
ィブを考える人ではなく個人投資家にとって)
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



>普通の株式投資と何が違うのでしょうか?

了解しました。まずオプションがなにか、オプショントレードがどういうものか、の部分からなのですね。

デリバティブという言葉がありますが、これは「派生商品」と訳されます。
オプションは、車のパーツのオプションと同じで、メイン商品というよりもなにかに「付随」した位置づけです。
では「何から派生した付随の商品か」ですが、元になる商品はいろいろありますが、これを総して原資産と呼びます。


>個人でしてる人はいるのでしょうか?

株式のオプション(例:日経225インデックスを原資産とした日経225オプションなど。個別の株のオプションは個別株オプションといわれます)、商品先物のオプション(商品の先物取引が原資産)、通貨オプション(為替取引のオプション。アメリカのシカゴ取引所の通貨先物が原資産のものが有名)などがあります。

オプション取引は市場の上り下りを追及するというよりも(もちろんあるポジションからそれが利を追求する要因になりますが)、ボラティリティ・トレード(市場変動性のトレード)と呼ばれ、まさに動くか動かないかを数値をみながら期待し、自分のプレミアム(オプション価格)の増減と原資産の金融商品との組み合わせ(ストラテジーと呼びます)の中で、どれ以上市場の変動すれば(上下にかかわらず)利がのるか、あるいはどれ以上市場が動かなければ利がのるか、どちらも追求できます。

このストラテジーは下記の「実践編 (2) オプションの具体的な使い方」がわかりやすいと思います(こういったポジション、もしくはそれを作り上げることをストラテジと呼びます)。

http://www2.monex.co.jp/lounge/hint/sakimono_opt …


文字での説明はなかなかむずかしいですが、オプションの入門書にも図入りで説明が出ているものが多いですので、なにか入手されるとよいと思います。
AMAZONで、オプションで検索するといくつかでてきます。タイトルしらべて、まずは大きな書店で、実際に手にとってみることをお勧めします。

気が付いたのですが、オプションで入門書のわかりやすそうなのは、けっこう在庫切れだったりしているのですね。
わたしがもっているので、オプションに絡むほとんどを説明していて、わかりやすいのは(といっても入門書ではなく、初心~中級レベルですが)

初心者のための株式オプション戦略 平田 元彦 (著), 増田 広 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532143 …
これも在庫切れですが、マーケットプレイスで安く買うことができます。

なお説明にバニラ・オプションという言葉がでてきたら、これはベーシックな昔ながらのオプションと捉えてけっこうです。
昔はオプションといえばこれを指していましたが、その後ノックイン・オプションとかノックアウトオプションなど種類がふえたので、それと比してプレーンなオプションとしてこう呼ばれます。
たぶんバニラアイスクリームが、味も色もつけてないプレーンなものだから、こう呼ばれているのでしょうか。
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この回答へのお礼

皆さんありがとうございました。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/01/17 00:34

オプション売買の特徴は、「株価が動くか動かないか」のリスクをとれるという事です。

コールにしろ、プットにしろ、買った側は株価が動かないと、オプション価格が時間の経過につれ下がっていくので損をします。(当然売った側は儲かる)これがオプション取引の最大の特徴です。

ブラック・ショールズ・モデルは、変数が少なく計算が簡単なので、実務上は非常によく使われているモデルです。実際に、コールなりプットなりを買って、そのモデルから計算される必要な「現物のヘッジ金額」でヘッジすると、一応現物の上がり下がりからニュートラルなポジションを作る事ができます。そうやって、上下からの影響は遮断しつつ、動くか動かないかにかけるのが、プロの中では最も基本的なオプション取引でしょう。

個人投資家にとっては、そういうポジションを作るのは、手数料等の取引コストの関係から中々難しいのですが、オプションは「動くか動かないか」の勝負だ、という事を理解しているのはとても大切だと思います。動くか動かないかの勝負は、時間との勝負とも言える(残りの日数が減れば価格も下がる)ので、例えば満期まで1ヶ月のオプションと、満期まで5日間のオプションでは、同じ1日の経過でも、価格に与える影響は全然違います。これぐらいは感覚的に理解してから、取引に入ったほうがいいと思います。(でないと、対象資産の上下は当てたのに、全然儲からなかった、という事もありえます。)

ブラック・ショールズ・モデルに基づいて、対象資産の価格変動や満期までの日数の変動が、どのようにオプション価格に影響を及ぼすか、シュミレーションするシートは、根性を出せば半日もあれば個人でPCに作る事は可能です。必須とはいえなくても、真面目にオプションをやるのなら、これぐらいやってもよいような気はします。ネットでもダウンロードできますし。(ブラック ショールズ、ダウンロードといったキーワードで検索してみてください)

大きな本屋に行けば、ブラック・ショールズ・モデルを含むプライシングモデルを説明した本はいくつも見つかると思います。以下は、参考URLです。

理論は使わず、オプション価格のリスクパラメータを説明
http://www.tse.or.jp/beginner/option/eqoption/eq …

理論から計算される数字を使って、時間との勝負である事を説明(pdfファイルです)
http://www.simplexinst.com/database/file/14_0312 …

ブラック・ショールズ・モデルの説明(これをPCにぶち込めば理論に基づく計算が一応できます。但し、実務上は配当の影響は計算が簡単なので、それも考慮するのが普通だと思います。)
http://www.sumitomotrust.co.jp/FPM/business/deri …
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個人投資家は理論を意識して取引しないでしょうね。


オプショントレードをする人は、BS式の組み込まれた計算機やツールをもっています。

ボラティリティ入力して、プレミアムの理論値と市場プレミアムの乖離をみたり、原資産とオプションを組み合わせたストラテジを組むとき、リスクパラメータ(ガンマ、デルタ等)がどう動くか、ニュートラルになっているか、などを確認するためにBS式を使います。

ご質問の意図が違うところでしたら、すいません。

この回答への補足

返信ありがとうございました。
オプショントレードという分野があるのですね、、
企業間のリスク回避のみの金融商品だと思ってました、、
どのようなシステムなのでしょうか?
(個人または証券会社などがどのようにかかわっているかということ)
個人でしてる人はいるのでしょうか?
普通の株式投資と何が違うのでしょうか?
質問ばっかですいません。
よろしくお願いします。

Ps まだまだ、初心者なので、オプショントレードの入門書などを教えてもらえたら、ありがたいです。

補足日時:2006/01/15 07:12
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