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初歩的な質問で恐縮です。俳句の世界では季語というものを大事にしますが、この季語を分類した「歳時記」はいつごろからあるのでしょうか。芭蕉や一茶の時代からそのような冊子がつくられていたのでしょうか。

A 回答 (1件)

 こんにちは。



 まず、俳諧のもととなった連歌の時代から「季題」を詠みこむことが約束事でした。そのため連歌の作法書には、「歳時記」的な記述もあったようです。
 連歌から、松永貞徳によって、俳諧が生まれると、貞徳の弟子筋の人々によって、俳諧独自の「歳時記」もすぐ編まれます。
 具体的には、野々口立圃『花火草』、斎藤徳元『俳諧初学抄』、松江重頼『毛吹草』、北村季吟『山之井』などの作法書が、最初の歳時記といわれているようです。

 以上は『新潮日本文学小辞典』の「歳時記」の項目(山本健吉執筆)を参照しました。より詳しくお知りになりたければ、『俳諧大辞典』というようなものもありますので、調べられたらいかがでしょう。

 ご参考になれば。
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この回答へのお礼

くわしくお教えいただきありがとうございました。

お礼日時:2006/01/18 23:06

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