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通常HE染色で観察するのものと思いますが、

細菌感染した病巣の薄層病理切片を観察すると、
貪食系細胞の浸潤などの炎症巣などがみられると思いますが、細菌自体を観察できますか???

できますかというのは、HE染色で観察し、40~500倍くらいの倍率で病理切片を見るものだとおもうのです。細菌(菌塊ではなく、び慢性だったとして)は観察可能でしょうか?(気付くかという意味で)

A 回答 (1件)

一般の細菌なら相当わかりますね。

例えば胃粘膜への感染で有名になったヘリコバクター・ピロリなどはヘマトキシリン・エオジン染色(特にヘマトキシリンを強めに染色してやると)でかなり同定可能です。

詳しくは病理アトラスとか、染色法の解説書、
堤寛 「感染症病理アトラス」 文光堂
などをご覧下さい。一般の本屋や図書館に置いてないのが残念ですが、医大や医学部の図書館なら閲覧可能だと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
堤寛先生はとてもよい先生です。

参考になりました。病理や解剖アトラスなどを見ていて、細菌は見えないので(私には見えていないだけかもしれませんが・・・)不思議に思ったのです。

通常の組織を見るためにしたHE染色でも、細菌は観察可能ということですよね?

補足日時:2006/03/17 21:55
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