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絵画を鑑賞する上でみなさまが最大限に知的に楽しむために
留意している点があれば教えてください。

絵画や彫刻を鑑賞する上で素人とは一歩違う、
他の視点や楽しみ方、鑑賞の方法があれば
教授していただけませんか??

何か自分の楽しみ方はあくまで表層的なものいすぎないのではないかと
思えて損をしている気がするのですが・・・


自分は昔はただ見るだけだったが年輪を重ねて
こういうように見るようになって楽しみ方が奥深くなった
という方がいらっしゃれば、おしえてくださいませ。

A 回答 (7件)

絵ができた時代のことを知ると、おもしろさは増します。


絵が描かれた時代に、他にどんな作品があったのか?
作家は、他のどのような作家と仲がよかったのか?影響を受けていたのか?

又、作家自身の作風も変わっています。
その作品は作家のどの時代のものなのか?その作品の前と後にどのような作品があるのか?
などです。
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一番大事なことは>絵画や彫刻を鑑賞する上で素人とは一歩違う、


他の視点や楽しみ方、鑑賞の方法 があるといった事から離れられてじかに作品と向き合うことが一番と思います。そのためにはいい作品を沢山鑑賞されるとよろしいような気がします。例えば中宮寺「弥勒菩薩半跏思惟像」など何の知識もなく前に立ちますとその力がよく伝わってきます。素人とは一歩違違うという観点から最近日本の美術評論家や学者が見事に見誤っていた作品があります。それは「尾形光琳」の「紅白梅図屏風」は金箔が貼ってあるとされていたのが実は巧妙な書き方によるものであることが判りました。金箔の張り合わせまで巧みに書き込んであるという実に考えも及ばない技法だったのですが、思い込みから美術関係者は見事に騙されていたわけです。あなた様の感性を大切になさり沢山よい作品をご覧になられると一段と楽しいものになると考えます。骨董屋さんの修行は若いころからとことん美術館に行き年中見て歩くことといいます。多くのよい作品を見ることにより自身の審美眼も又高まってゆくもの と聞いたことがあります。年寄りの耳学問による考えです。
http://www.horyuji.or.jp/chuguji3.htm

参考URL:http://www.moa-inter.or.jp/japanese/setsugekka/s …
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ご質問とずれるかもしれませんが、絵画鑑賞に関するおすすめの本があります!


三浦篤『まなざしのレッスン』です。
前書の一部を紹介します。
「視覚体験の蓄積とあなたの感性とが合わさったとき、独自の趣味や美的な判断と呼べるものが生まれていくことでしょう。ですから、私の役目はあなたが離陸するための滑走路を用意するにすぎません(以下略)」

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4130830 …
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ご質問の主旨とは違うかもしれませんが、わたしは平日の空いた時間に行くようにしています。


大きな絵画の全面を邪魔されることなく長時間鑑賞できるのは平日の空いた時間だけです。
また、気に入った作品展では、出口から後戻りしてもう一度見ます。
ルール違反かもしれませんが、これも平日の空いた時間ならではです。
同じ画家の、若い頃の作風が年とともに変化していくのを楽しむのもいいものです。大きく作風が変化した時期に画家に何が起こったのかを年譜で見るのも楽しいものです。
混雑した中で人に押されていては、ゆっくりと鑑賞できません。
心も体も時間もゆとりのある時に、じっくりと鑑賞すると、作者の心や作品の心が伝わってきて満足感を得られると思います。
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#2です。

絵画の見方の一つの解が感じられるサイトがありましたのでどうぞ。

参考URL:http://www.butokuin.com/kurosawa/b-ogata.html
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私も#2の方と同じような感じで、自分の感じ方を大事にして、知識にあまり囚われすぎないよう気をつけています。



たとえば作者の名前を見てそれがとても有名な人だと「なるほど」とか思いがちなような気がして(^^;
知らないような作者でも自分がいいと思えばいいのだと。

とはいえ、作品の生まれた背景が気になったり、画家やその時代に興味を感じたりはします。
どういう気持ちでこれを描いたと言われているのだろうか、どういう時代に生きた人だったのだろうか、など。
画家はどういうことを大切にして生きていた/生きている人なのだろうか、とか。

歴史的な内容や神話、聖書などが題材の場合は、そういうのも知っておいたほうが理解が深まります。

あとは画材がちょっと気になったりして。
「へえー、これも油彩なんだ」とか「写真みたいだと思ったら水彩なのか~うまいなあ」など(笑)
ダンボールや包装紙の裏に描いたデッサンなんてのもときどき見かけます。
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こんにちは^^



『絵画を鑑賞する上でみなさまが最大限に知的に楽しむために留意している点』はいくつかあります。
一つは,第一印象を大事にする。
作家の生きた背景や何を使って描いたかも大事ではありますが,絵は目の前にある物が絵です。予備知識によって目の前の絵が変わって見えると本当の絵を見ることにはなりません。絵を見て最初に感じたものが貴方のその絵に対する絵画観・価値観になりうるのです。

二つ目は,他人の意見を鵜呑みにしない,と言うことです。
つまり誰がなんと言おうと自分はこう思う,こう感じると言うことを大事にする。よく『絵画の見方』とか『右脳で見る絵画』云々,のような本が出まわっていますが,はてその本を書いた人はと著者を見てみると,まったく絵を描いたことも無いただの゜評論家゜の名前があるだけ。
絵画は映画とは違います。映画は素人でも評論はできますが,しかし絵は絵描きにしか評論はできないと思っております。(実際絵を本や電波によって論ずることは危険極まりないことですが)
しかしだからこそ,絵は貴方の考えや感じ方だけで十二分の楽しみ方になるはずなのです。
私が芸術を志して一番大事だなと感じたこと『一つの物事から他人よりもどれだけのことを考え・感じることができるか。それは絵を描く場合でも,普段生活する上でも,人と会話する時も,TVのお笑い番組を見るときでさえも・・・すべての物事に懐疑的になり,なおかつ受け入れまた疑うことを繰り返す』
大げさな話,凡人(芸術に関わりの無い人)が石ころを見て「三個の思い」を抱いたなら私は「無限の思い」を抱かなくてはならない,とまで感じております。
殊に,絵画を見るとなると芸術に携わらない人であっても「奇怪な思考・突飛な考え」が浮かんでくるものです。
そんな中でこそ私はどう感じるか?という素直な気持ちが大切ではないでしょうか。

最後に,これが一番絵画の楽しみ方や絵画感・価値観を一変する方法があります。
あなた自身も絵や彫刻,デッサンを始めることです。
これは絵の見方が180度変わることもある,いたって簡単であり難解な方法であります。
もし,質問者様がすでに絵を描いたりすることがある方でしたら,二つ目に述べた『懐疑的思考』を大事にして絵を描いたり,また普段の生活を送ってみることをお勧めいたします。

長くなりましたが,参考になれば幸いです^^
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