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私の名前は「三穂」で、住民票には「みほ」と仮名が振ってあります。でも「みお」と発音するのです。父のこだわりで、これは「歴史的仮名遣いで、古来日本では「ほ」を「お」と読む」からだそうです(ちなみに父は古典の専門家です)。

前回初めてパスポートを取得した際、申請用紙に「〇〇みほ」と書き、「MIO」を申請したところ、係員に「ほ=HOでなくてはだめ、Oにしたかったら振り仮名が「お」ではくては認められない」と言われ、問答の末、「お、と読むのに、ほ、と振ってある住民票のあなたの名前は間違っている、住民票を直してこなければ受け付けない」という不愉快なことをいわれ、仕方なしに住民票の振り仮名を「みお」に変更し、MIO表記のパスポートを取りました。
その後、諸々の公的証明をする際に困るので(既存物との不一致が出る)、役所でまた振り仮名を「みほ」に戻しました。

もうすぐパスポートの期限が切れるので更新したいのですが、またこのやりとりがあるかと思うと苦痛です。
歴史的仮名遣いの名前をパスポートに表記するとき、外務省としてはどういう方針なのでしょうか。
「てう」さんを「TEU」と書かせるのでしょうか。

戸籍には振り仮名が無く、住民票や基本台帳の振り仮名も、ソートや整理目的であるらしいことはわかったのですが、生まれてこの方、自分の名前を仮名で「みお」と積極的に書いたことは無く、「みほ」としたいのですが、「みほ」さん、と発音されることには抵抗があります。
私の名前は、パスポートで「みほ=MIO」としてもらえるでしょうか(そもそもパスポートに仮名で読み方は載らないので、問題は何も無いように思うのですが...)。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授下さいませ。

A 回答 (3件)

素敵なお父様ですね^^



わたしも日本語が好きなので、このような話題興味深いです。
質問者様は、ご自分の名前の「読み方」を、日ごろから歴史的仮名遣いで記されているのですね。

現代仮名遣いが告示されたとき、その前文に

「この仮名遣いは,法令,公用文書,新聞,雑誌,放送など,一般の社会生活において,現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころを示すものである」

とあります。
現実的に、普通の文章で現代仮名遣いのほかの仮名遣いをすることはまずありませんから、公用の書類では、質問者様の意思とは関係なく、現代仮名遣いをされるのは避けられないことと思います。

この前文の別の部分には

「原文の仮名遣いによる必要のあるもの,固有名詞などでこれによりがたいものは除く。」

とありますから、固有名詞である人の名前で歴史的仮名遣いをすることは否定されていないと思います。

で、ここで問題なのは、「振り仮名」は名前そのものではないということだと思います。

振り仮名というのは必ずつけるものではなくて、読み方がわからなくて困ることのないように、親切で付しているようなものです。
単なる発音を表す「読み方」です。便宜的なものです。
わざわざ、振り仮名をつける意図は、読み方がわからないと困るし、読み方を間違ったら失礼になるとかそういうことが背景ですよね?
歴史的仮名遣いでは、発音が特定できないことが、現代仮名遣いが出来た大きな動機です。
というわけで、わたしの考えとしては…

あなたの氏名は? ⇒「田中 てう」
あなたの氏名の読みは?「たなか ちょう」

というのが普通の表記ではないでしょうか。

現代仮名遣いの前文では、個々人の表記方法を強制するものではないとされていますから、質問者様が、ご自分の意志で歴史的仮名遣いをすることは差し支えないと思いますが、他の人が単なる読み方の表記に現代仮名遣いをしようとしているのを名前の由来などを根拠に止めることは無理だと思います。

そういうわけで、残念ながら、
「三穂」さんの名前の読み方を、役所が発音に合わせて「みお」「MIO」と表記するのは、間違いではなく、正当な主張だと思います。特にパスポートは、ほかの文書よりも一層厳格に取り扱われているでしょうから、パスポートセンターの方が、質問者様の主張に苦慮したのがわかります。
入国管理局(パスポートセンター)の責任の重さにも理解を示して、不本意かもしれませんが、指示に従ってはどうでしょうか。
というのがわたしからのアドバイスです^^

あとは(本質的にはおかしな対応ですが)、読み方は「ミホ」「ミオ」どちらでもよいという考えになって、No.1様のような考え方をしてみてもよいと思います。

お尋ねしていることとは違う回答と思いますが、ご参考に。

参考URL:http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&i …
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補足です。



>世の中に私の他にも必ず存在する、所謂「歴史的仮名遣い名」の方は、パスポートでどう表記なさっているのかしら

の部分ですが、

「真鍋かをり」さんは歴史的仮名遣いの名前だと思いますが
「〇〇三穂」さんは、漢字の名前なので、歴史的仮名遣いではないと考えてください。
その読み方を、歴史的仮名遣いで書くというのは、氏名表記とは別の問題になってくるかと思います。

(おそらく、「真鍋かをり」という名前の方のパスポート上のローマ字表記は「MANABE KAORI」だと思います)

このあたりは、行政ではなくて、「国語」などのジャンルで質問すると、いろいろな情報が入るかもしれませんね^^

わたしは、パスポートの取扱を詳しく存じ上げませんので、もしかしたら、アドバイスに正確ではない部分があるかもしれませんが、一般論としてご参考にしくてください。

この回答への補足

Sasabukiさま、ご丁寧なアドバイスをありがとうございます。お陰で、前回取得時に強行に係員の方が主張していた意図が、漸く理解することができたように思います。余計な話ですが、その折の係員の方は大変高飛車な物言いでしたもので、まるで「お前の名前はおかしい、間違っている、私は認めない」というように聞こえました。今思えば私もペースに乗せられ、結果的に納得できず不愉快な感情のみが残ったようにも思います。ものの言い方は大切ですね。
最初の回答者さまのアドバイスと、Sasabukiさまのアドバイスで、自分の方針は決められそうです。が、パスポート取得という観点からのアドバイスを提供して下さる方がいらっしゃれば、是非お願いしたい、という気持ちにより、もう少し締め切らずにおこうと思っております。

私も日本語が好きで、また父が与えてくれた自分の名前の大好きです。

文面が長くなりましたので、お礼ではなく補足として記入させて戴きました。

補足日時:2006/05/10 20:40
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素人の意見です。



>自分の名前を仮名で「みお」と積極的に書いたことは無く、

通常生活では「みほ」と記入されているということですよね。
であれば、パスポートも記載上のこととして割り切ったら如何でしょうか。
“「みほ」さんと発音されることに抵抗がある”とのことですが、海外旅行などの際にパスポートを見ながら「ミホさん」と呼びかけられることはあまり無いと思います。
万一、海外で名前を呼ばれた時に“「ミオ」です”と伝えれば宜しいのではないでしょうか。

ちょっと気になったのですが、例えばクレジットカードなどの類も“MIHO”になっているのではないでしょうか。
パスポートとクレジットカードの綴りが異なると、海外でカードを使う際にトラブルになりそうな気がします。

正式な証明書の類は、“どう読むのか”ということよりも“記載上はどうなのか”という問題なのかと思います。
「みほ」「MIHO」と書きますが、読み方は「ミオ」です、で宜しいのではないでしょうか。

この回答への補足

mn214さん、個人的な悩みにご意見下さりありがとうございます。
実はクレジットカードはMIOです。カード会社は表記して欲しい通りにしてくれるので。また、頻繁とまではいきませんが、仕事で海外に行くこともあり、名刺から会社IDまでMIOなのです。もちろんマイレージカードも。

最初の投稿の書き方が冗長でわかりにくかったと思いますが、悩みは「今MIOでパスポートを持っている。しかしそれは、本意ではない方法を強いられて取得した。このパスポートを持ってまた次のパスポートを取るが、住民票の仮名を〔ほ〕のままで、MIOにしてもらえるのかしら?」ということなのです。そのついでといってはなんですが、世の中に私の他にも必ず存在する、所謂「歴史的仮名遣い名」の方は、パスポートでどう表記なさっているのかしら、というのが主旨でございました。理解しにくい文面にもかかわらず、アドバイス下さって、感謝致します。

最終的には割り切るしかないとは考えておりますが、アイデンティティの問題なので、なかなか割り切れず、現在に至っております。

補足日時:2006/05/09 21:48
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