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ラストあたりで、ハリーがスネイプ先生の事を「絶対に許せない」と思う描写があったと記憶しているんですが、読んだ瞬間「はぁ?」と思いました。
この巻では、スネイプ先生はハリーに非常に良くしてくれてたし、恩はあれども恨むことなど何一つ無いように思えたのですが…。

一体何が「許せない」んでしょうか。

A 回答 (1件)

完全ネタバレします。



言ってしまえば八つ当たりです。

シリウスが死んだ(ベールの向うへ落ちた)のはシリウスの無鉄砲さが招いたことであり、誰のせいでもない。シリウスが魔法省へ乗り込んでいったのは「ハリーがヴォルの罠に嵌った」からで、元を正せばハリーのうかつさが招いたことです。
が、ハリーにはそれが認められないんですね。(そりゃそうでしょうけど)で、ハリーは無意識に他に悪役を押し付ける先を探すわけです。それがスネイプ先生であったと。
ハリーもシリウスも、スネイプ先生とは友好的な関係を築けていませんし、上記の「ハリーがヴォルの罠に嵌った」事をシリウスに伝えたのはスネイプ先生ですから。その時にシリウスを炊きつけるような真似をしたんじゃないかとか、僕たちが命がけで戦っている時にお前は安全なホグワーツでぬくぬくとしてやがって、とか、そういうテンションになったんだなと思いました。
まぁ、スネイプ先生ももっとハリーに理解できるように振舞わなければならなかったんでしょうが、それはあの人には無理な話です(笑)。また、ハリーはスネイプ先生が2重スパイとして働いていることをもっと理解しなければいけないんですけど、それも無理な話ですね。

原書で6巻を読みましたが、ハリーはまだシリウスが死んだのはスネイプ先生のせいだと思い込んでいますよ・・・。こんなに英雄らしからぬ人間らしい主人公は初めてです。
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この回答へのお礼

なるほど、そういわれてみれば、それくらいしか理由がありませんね。
私には全くその発想が無かったので、もしかして誤植ではないかと思ってました。

しかしハリーにはもうちょっと謙虚になって欲しいなと思いますね。
自己中でヒステリックな彼を見るのはちとしんどいです。
良くも悪くも父親の血でしょうか。

お礼日時:2006/05/18 10:32

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