
A 回答 (5件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.5
- 回答日時:
腸炎ビブリオなどは10℃以下ではゆっくりですが死滅していくとはいいますが、逆に腸炎エルシニアという食中毒細菌は0℃付近でもゆっくり増えていく事が知られています。
理科の教科書ではないのでこの部分の審査が甘かったのでしょうか?あとNo. 1に補足です。
たしかに厚生労働省の」「大量調理施設衛生管理マニュアル」では大腸菌O157対策のため75℃1分の加熱を定めています。しかし、アメリカやカナダでは70℃にいったん到達すれば大腸菌の数を1/100000 以下にまで減らす事ができるので、70℃に到達するだけで充分であるとしています。75℃1分の加熱というのは批判の多い条件である事を蛇足ですが補足しておきます。
No.4
- 回答日時:
おそらく教科書のミスではないですね。
少なくとも表現が曖昧なため、きわめて誤解が生じやすいと思います。
社会科の教科書ということで、若干表記が甘くなったのではないでしょうか。
まず「バイキン」と言う用語は、一般的には有害な微生物という意味でしょうが、生物学的にはあまり用いないと思います。
具体的には植物病害の原因は、糸状菌(カビ)、細菌、ウイルスが3つがほぼ全てですが、「バイキン」がどれを指しているのかが不明。総称だとしても病原体という表現が適当と思われます。
上に挙げた3種のうち、糸状菌が植物病害の8割を占める要因となっています。
糸状菌は栄養体(菌糸のような、発芽した状態)では寒さに弱いと思いますが、冬季などの不良環境では耐久体という形状になります。耐久体はその名の通り、丈夫な?状態で、高温、低温、乾燥、紫外線など諸々に強く、不良環境下でも数十年、少なくとも1~2年では死なないし、いくらかは減少するかも知れませんが、死滅する事はありえません。
どちらにせよ寄主である稲が枯れている冬は、耐久体になっているので、容易に越冬すると思います。
細菌、ウイルスについてはあまり明るくありませんが、やはり同様だと思います。寒さ程度で病原体が死ぬなら、東北、北海道では殺菌剤を使用せずに栽培ができるはずですしね。
ありがとうございます。確かに「バイキン」という表記が気になります。教科書が間違えるはずがないと思っているのですが。東京書籍社会科13ページですので、お持ちの方はご意見お待ちしております。
No.3
- 回答日時:
こんばんは。
つい最近から兼業農家になった者で、まだまだ勉強不足ですが参考になれば。庄内のような北国ではないので、事情は不明ですが。
農作物の病原菌の越冬は普通にあります。一般にそれらを「越冬菌」と言います。これが越冬して次ぎのシーズンに病気を起こします。
また越冬菌が付着した物を「越冬伝染源」と言い、作物に病原菌が越冬する形で着床しているのを「越冬病斑」などといいます。また、越冬菌が存在する概ねの密度を「越冬菌密度」と言います。
稲を例として、苗腐敗症は病原細菌による病気ですし、いもち病はカビ(子嚢菌の一種)による病気です。これらは普通は日本では越冬すると言われています。その為、農家はわざわざ稲の籾殻や藁を掃除したりします。いもち病菌(カビ)は胞子で藁、籾殻で越冬しますし、病原細菌は土壌等で越冬します。それでも病原の冬の絶対量は夏よりは少ないはずです。
尚、稲の主要「害虫」であるトビイロウンカは梅雨時期に、主に中国大陸の暖かい地方から飛来しますが、低温に弱いので日本では越冬できません。
>「寒さがバイキンを殺す」
宇宙空間の地球から持ち込まれた細菌による汚染は有名ですね。真空と極低温の中で生き残り、さらに宇宙空間の放射線の影響で、突然変異株が見つかります。
自然界の細菌類の殆どは低温では活動が抑制されている、休止しているだけです。
庄内地方の寒さ、積雪は大変なようですが、病原細菌が死滅するとは思いにくいです・・・あちらの情報を検索すると、稲の病気(病原がカビ)は夏になると普通に発生しています・・・。
編集者が「害虫」であるトビイロウンカと勘違いしたのでは・・・?
No.1
- 回答日時:
バイキンがどのようなものを指すのかわからないのですが、食中毒をおこす菌は寒さにはつよく死にません。
冷凍しても生き続けるようですから加熱(大腸菌の場合75度1分加熱で死ぬ)をしないといけません。菌によっては加熱しても死なない菌もあります。http://www.n-shokuei.jp/hyoshi4/koumoku6/mokuji. …
ありがとうございます。細菌の中には本当にすさまじい圧力や温度、酸素のない状態でも生息できるものがいて、人類はさまざまな細菌とも共存してきましたね。現在は細菌ハンターなるものがいて、未知なる細菌を見つけ、利用して莫大な富を得ようとする者も多いそうですね。
さて、教科書は東京書籍で、教科書が間違っているとは思えないのですが、稲の生育を妨げる細菌が死ぬということなのでしょうか。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
田植機が沈んでいってしまう田...
-
田んぼが深い(深田)のを改良...
-
冬の寒さ程度で細菌は死ぬので...
-
田んぼの床を固める薬剤?
-
耕運深さについて教えてくだ...
-
稲が黄色くなる理由
-
荒かき後、乾いてしまった田ん...
-
イノシシに倒された稲
-
田んぼのヒル
-
田んぼに監視カメラ設置
-
イネは直播栽培と移植栽培では...
-
稲が育つ夏の大切な時期に気温...
-
周囲を田んぼに囲まれている家...
-
2条植え田植え機で、隣の苗を...
-
鉄分が多い井戸水の使用
-
モグラ退治に木酢が良いと聞い...
-
トマトの苗を。生まれて初めて...
-
スモモ収穫用ネットの張り方
-
玄米を車の中に2週間置きっぱ...
-
インゲンの若い葉が黄化して困...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
田植機が沈んでいってしまう田...
-
田んぼが深い(深田)のを改良...
-
田植えでの最適な稲の間隔は?
-
庭にミニ田んぼを作ってみたい...
-
皆さん、おはようございます♪ ...
-
カレンダーの「う」の日に田植...
-
田の水持ちをよくする方法。
-
稲が黄色くなる理由
-
2条植え田植え機で、隣の苗を...
-
荒かき後、乾いてしまった田ん...
-
夢
-
1+1= ❨2と田んぼの田以外で❩
-
田んぼのヒル
-
田んぼの床を固める薬剤?
-
田植え機、4条植え、5条植え...
-
周囲を田んぼに囲まれている家...
-
耕運深さについて教えてくだ...
-
乗用田植え機での田植えの方法...
-
田植えをまっすぐに植える何か...
-
田んぼへの農業用水ポンプアッ...
おすすめ情報