最近安部公房に目覚ました。
といっても砂の女しか読んでません。

次に読むのにおすすめな名作はありますでしょうか??

よろしくお願いします。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (6件)

砂の女」の後で読むとなると、「箱男」などの後期の代表作もありますが、


ここはひとつ、日本でより海外での評価が高い「燃えつきた地図」はどうでしょうか。
「砂の女」が新潮書き下ろしシリーズの一冊として発表されたように、
「燃えつきた地図」もまた書き下ろしシリーズで発表された共通点があり、じつは、
それ以外にも、この二作品にはストーリーはもとより、どうも心的に繋がっているように
思えてなりません。

「砂の女」が失踪した男の生活を描いていて、いざ家に帰れる時になると、
もうどうでもよくなって、巻末の報告書が示すように、ほんとうに行方不明になってしまう。
いっぽう「燃えつきた地図」では、巻頭に捜索依頼書のようなものがでてきて、
興信所の探偵が、行方不明の人物を捜索するのですが、迷路のようなところに
はまり込んで行って、結局探偵自身が、行方不明になっていきます。

とすると、この探偵が実は「砂の女」の失踪した男なのだろうかと、
私などは考えてしまうのですが、そうするとここに見事に円環したストーリーが
出来上がってしまいますね。
本当のところ「燃えつきた地図」のテーマは、行方不明者=自分だったという
「自分探し」がテーマになっているのでしょうけどね。
ですから、この感覚は、作者の意図かどうかも分かりませんし、
これに類した批評も見かけませんので、個人的な思い入れが大きいのかもしれません。

と言うわけで「燃えつきた地図」を紹介したのですけど、
SF的なものから戯曲まで、扱っているテーマは深いものの、
どの作品も読みやすく、代表作だけ読むのも良し、
初期のものからじっくり読んでいかれるのもまた良しでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

長文によるご回答、とても参考になりました。
どうもありがとうございました。

回答者さまの知識の深さが伝わってきます。
「燃えつきた地図」是非読んでみたいと
思います。どうもありがとうございます。

お礼日時:2006/07/07 09:44

小説も宜しいかと思いますが、エッセイは如何。


「砂漠の思想」題名にそそられるのです。

参考URL:http://homepage.mac.com/nsekine/SYW/book/b012.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

しばらく公房の代表作から読み進めていき、
ひと段落したらエッセイにも進みたいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/07 09:45

「砂の女」は安部公房というより日本文学史上の奇跡的傑作ですからねぇ。

次に読むとなると、やはり「箱男」か「他人の顔」でしょうね。

わたしは、ちょっと面白主義のほうへ傾いてみて「第四間氷期」「終りし道の標に」「飢餓同盟」なんかもいいと思います。

「無関係な死」「棒」などの短編もオススメです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

やはりあの作品は傑作なのですね。
かなりの衝撃でした。

箱男は次に読んでみたいと思います。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/07 09:46

安部公房の名作というと 他に 箱男や壁などがあげられるのかと思いますが、個人的には 第四間氷期を挙げたいです。

内容的に比較的分かりやすい具体的なストーリーでありながら、内容は深く、未来を見据えた内容になっていたと思います。

高校3年の時に読んだきりで細部は覚えていないのですが、非常に感銘をうけたのを覚えています。後に大学で地質学を勉強することになったのですが、砂の女の冒頭の描写を始め、地質に関連するテーマ・記述がある作品としても個人的に愛着があります。

阿部公房は一編があまり長くないので、ある程度時間があれば主要な作品は読破できますね。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101121 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

とりあえず次に箱男を読んで、
その次に第四期氷期を読んでみたいな、と思います。

若いときに感銘をうけた本というのは
本当にいい本ですよね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/07 09:47

はじめましてaplpさん



安部公房なら「箱男」を是非。
砂の女にならぶ代表作だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

とても参考になりました。
箱男、ぜひ次に読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/07/07 09:48

単純に回答します。

箱男、他人の顔何かが面白かったです。
あと、最近は図書館で登録すると自宅のパソコンで検索したり、あらすじを見れたり、予約が出来たりと便利なサービスが有りますから、近所の図書館にお聞きになられては?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

箱男、次に読んでみたいと思います。
次の次には他人の顔も読んでみたいです。

参考になりました。どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/07/07 09:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q夏目漱石の作品を読む順番のおすすめ

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の作品を一通り読んでみたいと思います。これまで「こころ」だけ最初から最後まで読み終わりました。ほかの作品は段落ぐらい触れた程度です。どなたか漱石の作品をどういった順番を踏んで読んだほうがよいのかおすすめいただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

別に決まりはないし気の向くままで良いと思いますが。
漱石全集ではこういう順序になってます。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/X/091801+.html
〈 全巻の構成 〉
◆ 1 吾輩は猫である (注解:竹盛天雄・安藤文人)
◆ 2 倫敦塔ほか 坊っちやん (注解:松村昌家・相原和邦)
◆ 3 草枕 二百十日 野分 (注解:今西順吉・出原隆俊)
◆ 4 虞美人草 (注解:平岡敏夫)
◆ 5 坑夫 三四郎 (注解:紅野謙介・吉田〓生)
◆ 6 それから 門 (注解:中山和子・玉井敬之)
◆ 7 彼岸過迄 (注解:中島国彦)
◆ 8 行人 (注解:藤井淑禎) (夏目 漱石)
◆ 9 心 (注解:重松泰雄)
◆ 10 道草 (注解:石原千秋)
◆ 11 明暗 (注解:十川信介)
◆ 12 小品 (注解:清水孝純・桶谷秀昭)


◆ 13 英文学研究 (注解:山内久明)
◆ 14 文学論 (注解:亀井俊介・出淵博) (夏目 漱石)
◆ 15 文学評論 (注解:岡照雄)
◆ 16 評論ほか (注解:小森陽一) (夏目 漱石)
◆ 17 俳句 詩歌 (注解:坪内稔典) (夏目 漱石)
◆ 18 漢詩文 (訳注:一海知義) (夏目 漱石)
◆ 19 日記・断片 上 (夏目 漱石)
◆ 20 日記・断片 下 (夏目 漱石)
◆ 21 ノート (注解:岡三郎) (夏目 漱石)
◆ 22 書簡 上 (夏目 漱石)
◆ 23 書簡 中 (夏目 漱石)
◆ 24 書簡 下 (夏目 漱石)
◆ 25 別冊 上 (夏目 漱石)
◆ 26 別冊 中 (夏目 漱石)
◆ 27 別冊 別冊下 (夏目 漱石)
◆ 28 総索引
◆ 別 漱石言行録 (猪野謙二編)

学校では中学で「坊ちゃん」高校で「心」をやる所が多いのではないでしょうか。
まず全集の1、2を読んであとは好きなやつでいいのでは。図書館や古書店にあると思います。全集は旧かな旧字体(繁体)ですが細かく註が付いています。旧かながまだ早ければ文庫版などで。

別に決まりはないし気の向くままで良いと思いますが。
漱石全集ではこういう順序になってます。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/09/X/091801+.html
〈 全巻の構成 〉
◆ 1 吾輩は猫である (注解:竹盛天雄・安藤文人)
◆ 2 倫敦塔ほか 坊っちやん (注解:松村昌家・相原和邦)
◆ 3 草枕 二百十日 野分 (注解:今西順吉・出原隆俊)
◆ 4 虞美人草 (注解:平岡敏夫)
◆ 5 坑夫 三四郎 (注解:紅野謙介・吉田〓生)
◆ 6 それから 門 (注解:中山和子・玉井敬之)
◆ 7 彼岸過迄 (注解:...続きを読む

Q活字離れは活字をひたすら読むしか解決策はないんですか?

活字離れは活字をひたすら読むしか解決策はないんですか?

私の得意分野は、一応、文学です。
文章は、普段からよく書きます。
色々な物事や自分の考えや思いなど、頭で考えたり、文字に表したりはします。
でも、私は、物語を書こうと思っても、あまり長くは書けないです。
ストーリーを書こうと思っても、主人公のことばかりになってしまい、
登場人物、キャラクター、どんな出来事が起こって、どういうストーリー展開なのか、
そういう事柄が、最初、漠然とあるものを書けても、具体化しないんで、書けないんです。
私は、人の気持ちや考えの方向へ行ってしまう傾向があるので、
本も小説より、著者の考えや生き方が載っている本を読んでしまう傾向があります。
でも、実際、本は読みません。習慣にもなってないですし、少ししか読みません。
本屋や図書館に行ったとき、本に興味はあるのに、読まないっていうことは、やはり活字離れなのかな、
と思ってしまいます。
でも、ただひたすら活字を読んで訓練するのは、苦しいだろうな、と思います。

何か、活字離れを克服するためのアドバイスを下さい。

Aベストアンサー

自分が本当に読みたい本に出会っていないからでしょう。興味のあることであれば、読み始めると、その先が小津なっているのか気になって、最後まで読み通してしまうものです。いきなり分厚い本を読もうとせずに、短編の寄せ集めから読み始めると良いでしょう。

Q江国香織を読む方へ

 日本語を勉強中の中国人です。江国香織を読む方に江国香織のことについてお伺いしたいと思います。

1.江国香織は小説以外でエッセーや随筆も書かれるのでしょうか。ご存知の作品がありましたら、ぜひお勧めください。

2.江国香織の風格に近い作家はほかにもいらっしゃいますか。その作家のお勧めの作品も一緒に教えていただければ大変嬉しいです。

3.江国香織のほかに、推理小説も読まれる方なら、どなたの推理小説がお好みでしょうか。お勧めの作品がありましたら、教えてください。

 質問が多すぎて申し訳ありません。どれ一つだけでも回答していただければありがたく思います。質問文に不自然な表現がありましたら、ご指摘いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

すみません。江國香織はたしか5冊しか読んだことがなく、それほど好きな作家でもないので、本来ならば回答資格はないのですが、全く回答なしよりも良いかと思いお邪魔させていただきます(^_^;)。

1.実際に江國香織のエッセイを読んだわけではないのですが、図書館の分類番号で調べると以下のものがエッセイのようです。
「雨はコーラがのめない」結婚生活をつづったエッセイ。
「絵本を抱えて部屋のすみへ」絵本関連の仕事も多い人のようです。
「恋するために生まれた」辻仁成との共著、恋愛論。
「とるにたらないもの」日常のエッセイ集。
「泣かない子供」子供の頃のエッセイ集。
「泣く大人」日常のエッセイ集。
「都の子」初めてのエッセイ集。
他にもあるかもしれませんが、こんなところで。

2.……すみません、よく知らないのでイメージだけで申し上げますが(^_^;)。
川上弘美はいかがでしょうか?……といっても、わたしは川上弘美も「センセイの鞄」しか読んだことがないのですが……スミマセン。しかしわたしはこの作品は好きでした。

3.ぜひお読みいただきたいのが北村薫です。(結局これが言いたいがために回答しています。)
「冬のオペラ」を読んで、わたしは一発ではまりました。彼の書くものは、正直に言って推理小説としては名作という範疇にはないのですが、醸し出される空気感がとても好きです。
次に読むなら「空飛ぶ馬」を第一作目とする「円紫さんと私」シリーズ。国文学を専攻する女子大生が主人公ですので、淡雪さんの日本文学の知識に寄与するところがあるかもしれません。全部で5冊出ています。
「覆面作家は二人いる」と第一作目とする「覆面作家シリーズ」。これは少女マンガっぽい雰囲気で、好き嫌いがあると思いますが、実に気軽に読めます。


多少なりとも参考になれば幸いです。

すみません。江國香織はたしか5冊しか読んだことがなく、それほど好きな作家でもないので、本来ならば回答資格はないのですが、全く回答なしよりも良いかと思いお邪魔させていただきます(^_^;)。

1.実際に江國香織のエッセイを読んだわけではないのですが、図書館の分類番号で調べると以下のものがエッセイのようです。
「雨はコーラがのめない」結婚生活をつづったエッセイ。
「絵本を抱えて部屋のすみへ」絵本関連の仕事も多い人のようです。
「恋するために生まれた」辻仁成との共著、恋愛論。
「と...続きを読む

Q是季ってどう読むの?

平安時代の上賀茂神社の神官です。読み方教えてください。

Aベストアンサー

”これすえ”でいいと思います

参考URL:http://www.myj7000.jp-biz.net/clan/02/021/02106.htm

Q円豪法橋ってどう読むの?

平安時代の僧だと思いますが読み方教えて下さい。

Aベストアンサー

「えんごうほっきょう」でしょうか。

「円豪(えんごう)」という僧は参考URLにでてきますが、ご質問の「円豪」と同一人物かどうかは分かりません。

「法橋(ほっきょう)」は、「法印」「法眼」に次ぐ僧位です。

参考URL:http://www.e-obs.com/heo/heodata/n771.htm


人気Q&Aランキング

おすすめ情報