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ある土地の名から特定のイメージが立ち上がってくる。
そんな経験はありませんか?

たとえば「羽曳野」と目で見、耳で聞くとき、
目の前に浮かぶのは、遊びつかれた蝶々が羽を休めている野。美しい夕景。

星の数ほどある土地の名から、どんな言葉があなたを刺激しますか?
それはどんなイメージですか?

現実との落差は問題ではなく、連想の遊び、言葉遊びとして。
ただし、曾遊の地が今ではある固定したイメージとして想起される、という場合も含めましょう。

それではどうぞよろしくお願いします。

A 回答 (28件中1~10件)

エクアドル



赤道が通る暑い国のはずなのに
なぜか魔法使いが悠々と飛び交い、
でかい噴水の周りで市が開かれている
イメージがわきます。
どうですか???

エクアドルって地名自体が魔法ぽいですよね

この回答への補足

当方からのお礼は、当然、回答いただいた皆様へもれなく致す所存ですが、
ゆっくり楽しみ味わいながら、の方針です。
遅れがちになるかと思いますが、どうぞご了承いただけますようお願いします。

補足日時:2006/07/07 01:21
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この回答へのお礼

早速回答いただきありがとうございます。
楽しく拝見。
エクアドルってスペイン語で赤道って意味だそうですね。
そうすると、いただいたイメージは純粋に音感からと見なしていいのでしょうか。
「魔法使い」のほうは分かる気がするのですが、
「噴水の周りの市」は斬新で、私では一瞬も思いつきませんでした。
回答者様の感覚の鋭敏を感じます。

ところで、かの国の首都はキト。
いかにも雲の上にある、空気の澄んだ爽やかな都市って感じがしますね。(私だけかな??)

お礼日時:2006/07/07 01:23

遠野~山懐広く裾野がどこまでも見える謎めいていて決して朽ちない土地。


留萌~生きものの生命力が絶えなく引き継がれている自然循環保護の土地。
ロサンジェルス(LA)~天使(エンジェル)が居るらしいファンタジックな空気が吸える異国の土地。
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この回答へのお礼

いずれも興味深い回答いただきましたが、特に「留萌」に惹かれます。
留まり萌える。
その名にふさわしく、同市のホームページでも確かに『自然循環保護』に力を入れているようですが、
北海道の地名によくあるように、この字もたぶん当て字なんでしょう。
アイヌの言葉ではどんな意味だったのか。……

19歳で亡くなった知里幸惠(ちりゆきえ)さんというアイヌのかたが
ユーカラの神謡を『ローマ字で音を起し』対訳させた本を読んだことがあります。
(「アイヌ神謡集」知里幸惠訳:岩波文庫)

 Shirokanipe ranran pishkan,
 konkanipe ranran pishkan.

 銀の滴降る降るまわりに、
 金の滴降る降るまわりに。

たいへんありがとうございました。

お礼日時:2006/07/08 01:19

漢字三文字がなんとなく好きです^^



奥入瀬(青森)・・・渓流、新緑の中、川のせせらぎ
月夜野(群馬)・・・スキーに向かう夜中、キンキンに冷えた空気、澄んだ空に浮かぶ優しい月
修善寺(伊豆)・・・森の中、湿った空気、伊豆の踊り子?
湯布院(大分)・・・温泉、格調高い?名前、有名な映画祭

まだありそうですが、とりあえずです^^
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この回答へのお礼

「おいらせ」って、ほんと、きれいな地名ですね。
「湯布院」が格調高く聞こえるっておっしゃるのにも同意。
数々の物語の舞台にもなり題名にもなった「修善寺」
「つきよの」のイメージも、私のと違って無理がなく、すんなり納得できていいですね。
そういえば若山牧水の「みなかみ紀行」はこのあたり一帯の"旅日記"だったぞと、これは脱線。

漢字は一つ一つにイメージがあり、それが三つ組み合わさると安定するんでしょうか。
すてきな回答いただきました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/08 23:48

こんばんは、おじゃまします。


先日は、こちらへのご回答有り難うございました。
おかげで「独り酒のBGM」のレパートリーが増えました。(^^)

私事で恐縮ですが、まだ独身です。そんな私に「女神」様は微笑んでくれないのか・・・?
天を仰ぎ、わが身を呪ったこともしばしば・・・

実際に有るんですね。「女神」の地名が。
ちょっと、驚きました。

仕事で日帰りの出張をした際、そこを通りました。
隣県でしたが、まったく存じませんでした。
http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/asp/mc000 …

少し、感傷的になったのを覚えてます。
♪Where is my God.
He lives sido of me.
(スティービー・ワンダー 1000億光年の彼方)
HeのところをSheに置き換えて、鼻歌まじりに寂しさを紛らしています。(^^ゞ

「羽曳野」は遊びつかれた蝶が羽を休める・・・
とても詩的で綺麗な表現ですね。気分が和みました。
相反して即物的な回答しかできないことを陳謝します。

おじゃましました。

参考URL:http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/asp/mc000 …
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この回答へのお礼

回答いただき、ありがとうございます。
室内楽のように親密に拝読。

牧之原という市が新しく出来ていたんですね。知りませんでした。
折角のURL、どこにその地名が書いてあるのか私では探せませんでしたので、
下記で確認しました。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F42%2F22.087&l …
これによると「女神」と「男神」とあって、ペアになってる地名のようですね。

日本茶が好きな私は、先年、牧ノ原台地のほうを初めて訪れたとき、
この土壌、この気候があの美味しい静岡茶を育てているのかと感激したことがあります。

大井川鉄道のSLにも乗り、トロッコ列車にも乗りました。
その終点は南アルプスのまっただなか。
そこで買い求めた干し椎茸はもどしやすく、とてもよいダシが取れました。
あのおばあちゃん、ありがとう。
と、こちらはお気楽な旅行の思い出。ごめんなさい。

お礼日時:2006/07/09 01:14

ありますね~


「山梨」→山と果物のナシ
「カンボジア」→ぐちゃぐちゃしたカボチャ
「白馬」→雪山に白馬がいる
「ミラノ」→サラミ((何故!?
「富良野」→チョウチョがフラフラ飛んでいる
「和歌山」→お坊さんが山に座って和歌を書いている
「トリノ」→鳥がスキーをしている
「トレント」→古い列車
「マケドニア」→戦いに負けた牛の怪物
「カザフッサン」→山のようなポテトサラダ(もうすぐ噴火する)

こんな感じです。
日本の地名は漢字だから連想しやすい気がします。
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この回答へのお礼

これはまた遊び心あふれる回答いただきました。
拝見していてすっかり楽しくなりました。

カボチャはカンボジアをそのままつけたんでしょうね。南の瓜。
そういえば西の瓜(スイカ)もあれば胡人の瓜(キュウリ)もあるぞ。
年の離れた兄は幼い私をカボチャと呼んでいましたが、これは未だ"出典?"不明。

白馬。山の姿の移り変わりで農耕の時期を見分ける知恵の一つなんでしょうね。
ミラノ、鳥野、ふらふら野、笑った。なかでも、トレントは傑作ですね。
和歌山から坊さんが導き出されるのは、やはり高野山あるいは安珍清姫の道成寺からの連想なのかな?

マケドニアが牛の怪物とは知りませんでした(笑)
「カザフッサン」カザフスタンのことでしょうか(間違ってたらごめんなさい)

質問者も一緒に楽しく遊ばせてもらいました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/09 23:00

勝手に書かせていただきます(よ)。





サマルカンド。
硬質のうす青い空、灰みを帯びた砂色の風、
勇猛な戦士を乗せて西へ駆け出していく獰猛な駱駝。
見上げる眼に生き生きと輝く青いイシュタル門、
最終到達地としてその門を潜っていく
隊商の旅人の疲れた、しかし安心の喜びを浮かべた目。
ターバンのいくつもの白、その背中。


遠野 綾織。
紺色の、質素な木綿の着物をまとった少女。磨かれた木の実のような目の輝き。
草を吹く風は蒼くて、冷たくて優しい。葉に置く露、揺れる山百合、
他の音はせず、辺りは静か。


アルカディア。
どこまでも連なる、草に覆われたなだらかな丘陵。
重たく垂れ込めた雲がその上を走って行く。
牧人は身動きもせずその場にじっと立ち続け、どこからか低く、微かに聞こえる音……
遠くの葦笛か、風の音か。


フィレンツェ。
曇天の暗い夕方の空気。様々な髪の色を持つ人々が視線を交し合うこともなく、
それぞれ自分の行きたい方角へ向かって忙しげに足を運ぶ。
無表情な顔、優しい亡霊のような後姿。石畳の路地に消えていく足音。
灰色とピンクと緑で構成されたサンタ・マリア・デル・フィオーレ、
光が当たったファサードは、小山の量感を見るものに与える。
灰色の大理石はその時、白く輝く。天が与える祝福のように。


上高地。
透き通った緑と青の世界。流れる梓川の水はブルートパーズを溶かしたみずいろ。
空は笑っている。手を伸ばす山の頂を優しく受け止めて笑っている。
山はここまで来て見ろと誘っている。小馬鹿にしたような笑みだが悪意はない。
山の懐に抱かれた池はひっそりと待っている。時々、水面に波紋が広がる。




考証は全くなし(^_^;)。サマルカンドにイシュタル門があったかどうか……
意識したわけじゃないんだけど、
プッサンの「アルカディアの牧人」のイメージが濃厚に残っていますねー。
どうも遊ばせていただきました。
では以上のようなところで。
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この回答へのお礼

前の回答者の方と対照的に、これは右の本格派、津田恒美のような剛速球ですね。
受け止めてみましょう(笑)

サマルカンド。
井上靖の西域もののワンシーンを見るようなロマンあふれる情景です。
人のよさそうな、水さえ飲んでいれば満足げな駱駝も獰猛な動物だったとは。
戦いの女神イシュタルの門は(私もあるかどうか存じませんが)
収奪興廃の絶え間なかった、かの地域にいかにも似つかわしいですね。

遠野 綾織。
刺激的な地名です。ここは遠野市のホームページを訪問してみました。
桜並木のことなど書いてある。花びら流れ、おみなごに花びら流れ。
「冷たくて優しい」風。何気ない言葉のようですが、
西国育ちの私などにはなかなか実感しにくいイメージかもしれません。

アルカディア。
<われ、またアルカディアにあり> 私も読みながらプサンを思い浮かべました。
ここでひとつ揚げ足を取ります(笑)重く垂れ込めた雲が走るのは少々無理があるのでは。いかが。
絵に引っ張られた情景に音を導入されたのは出色。森鴎外ではこうは行きません(笑)

フィレンツェ。
回答者様がきっと訪れたことのある街。実際の情景の雰囲気があります。
旅行者の孤独で冷静な目。一転して至福に出会った歓喜。そんな印象です。
ヨーロッパの町並みは、ほんとに美しいもののようですね。

上高地。
ご存知のとおり「山笑う」という季語がありますが、空まで笑ってますか。
空を見に行くだけでも値打ち、と都会に暮らす旅行好きの知人がふと漏らしていた言葉が思い出されます。
全体に回答者様の優しい心根が感じられます。「上高地」とはかなり魔力を持つ言葉のようですね。

こちらもお礼にかこつけて恣意の限り、勝手気ままに遊ばせていただきました。
回答いただき感謝です。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/10 00:48

安曇野 ”azumino”




決して美し過ぎない 現代に寄り添うような詩的な響きです
たゆたう時間の流れ それでもやはり自然は厳しく 時に人を拒んで

未だ訪れたことがありませんが、この夏~秋に行こうと決めています。

おまけといっては何ですが、出来れば立ち寄りたい 鬼無里(kinasa)村。
鬼は居ませんよ~・・というのも返って警戒してしまいます。(笑)
鬼がこちらに「きなさ~ぃ」なんてね。
(現在は戸隠村などと共に長野市に編入されているようです)

以上、勝手に書かせていただきました。

http://www.valley.ne.jp/~choogro/
http://www.chihiro.jp/azumino/top.htm
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この回答へのお礼

あずみ。あずみの。
おっしゃるとおり、きれいなひびきですね。
たとえば関西あたりに住んでいても、飛行機でも利用しなければ、
行くだけで一日がかりになりそうな、そんな彼方にある響きがします。

あずみ、あずみ。
果実にたとえれば朝露しとどに置く果樹園のグミの実。肌つややかなサクランボ。
口に含むとたちまちはじけ、甘酸っぱい郷愁の果汁が口腔一杯に広がる。
人は後頭部を蒼穹色に染めて裏返ってしまうのだ。

元は安曇という地名は日本各地にあったらしく(過去形でなく今でもそうかな)
これは安曇族という海洋族が移り住んだ証しで
海べりであるのが普通だったが、現在つとに有名なのは山の中、
みな「あずみ」と読んだが、例外なのは琵琶湖に注ぐ安曇川で、これは「あどがわ」、
などと得意げに書いていたのは、いずれ現代の儒学者、呉智英氏でしょう。

椎茸もワサビも日本の気候と風土が生んだ特産品。
さなきだに鬼無里の村の湯煙よ。
(きなさ、を逆にもじったつもり。ゼンゼン面白くなかったカー)お気になさるな幼き駄洒落。

戸隠も刺激される地名ですね。詩人津村信夫の愛した人と自然。
<人はこの気候(クリマ)のもとで、疲労の美しさを知る>
と、まことしやかに詩句を引用しつつ、ほとんど何も知らないで喋ってる(>_<)

とかなんとか言ってる内に、いただいた回答より、お礼のほうが長くなってしまったではないか。
こんなのアリババ? バラライカ、もとい、まあ、いいか。
以上、勝手に返礼させていただきました。ありがとうございました。

よいご旅行を。

お礼日時:2006/07/11 00:02

こんにちは、No4です。

たびたびおじゃまして申し訳ありません。
ご丁寧なお礼を有り難うございました。
回答について、訂正とお詫びです。
ついでに、もうひとつ回答させてください。

貼り付けるべきURL、忘れてたものがあったのに、たった今気がつきました。
http://www.city.makinohara.shizuoka.jp/asp/mc004 …
http://www.itoen.co.jp/corporate/map.html
説明不足で余計な手間を掛けさせてしまいました。
お詫びいたします。

それから、回答の引用した歌詞の一部の訂正です。
He lives sido of me.のsido→sideのタイプミスです。
訂正してお詫びいたします。申し訳ありませんでした。


さて、もうひとつ気になっている地名への思い入れを・・・。

韓国の首都ソウル・・・
ハングル文字が使えないんで申し訳ありませんが、
日本語で書くと「ソウル」ですね。
英語の表記だと「Seoul」

個人的なこじつけで申し訳ありませんが、どうしてもこの言葉から、
「ソウル」→「ソール」→「Soul」→「魂、精神」
を連想してしまいます。

詳述は避けますが、外交上、現在さまざまな問題をかかえてますね。
同じ人間同士だから、何とか「魂」をこめたお付き合いがしたい・・・
国家間でも、日常の個人間のお付き合いでも、・・・
そして、このサイトを含むネット社会でも・・・

もちろん「綺麗事」だけでは世の中進みませんし、
青臭い理論を振りかざすだけなのも能が無い事ですが・・・。

少し暗かったですかね。申し訳ありませんでした。^^;

そう言えば「ソール」には「Sole:かかと、靴底」の意味も在りましたね。・・・

たびたび、おじゃましました。
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この回答へのお礼

これはまたご丁寧に。
あまり気にしないでください。
ジョッキからあふれるビールの泡のような"うたかた"な質問です。
肩の力を抜きましょう。

そういえば、ソウル・ミュージックとは韓国の流行歌のことかと本当に首をかしげた知人がいました。
「ドック・オブ・ベイ」のオーティス・レディング、アレサ・フランクリンを知っていながらと
少々唖然でしたが、歌好き、カラオケ好きの彼にとって音楽のジャンル分けなどどうでもいいこと。
日本語でも英語モドキでも堂々とガナってました(笑)
確かに歌は、よい歌かそうでないかの違いがあるだけ。そう言い切って差し支えないと思いませんか。
よい音楽は国を超えて心を揺さぶる。魂を奪われる瞬間が実際に起こりますもの。

かかとから翼の生えた天使たちがリラの竪琴を掻き鳴らしながら朝霧の中をわたって行く、
そんな目覚めぎわの夢も一度は見てみたい。

再度のお越し、恐縮です。ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/11 00:06

『羽曳野』で大阪の地名が出ましたが


『鴻池新田』というのが私にはなんとも興味深いと思われます。

鴻池は大阪の豪商。
鴻池善右衛門が広大な新開池の跡地を開発したところだそうです。

実は私は鴻池新田に行ったことはないのですが
字で見てのとおり、
「鴻池」さんが開発した「新田」というネーミングがとても直接的で面白いと思います。

《鴻池さんはどんな人だろう。
新田開発には多大な費用がかかったろうな。
私利私欲ではなく民衆のために新田を開発したのだろうか。》

こういうことを地名を聞くたびに考えてしまいます。
ちゃんと調べればよいのですが(^^ゞ


それから東大阪に『瓢箪山』という地名がありますが
この地名を聞くとなぜか昔見た「ひょっこりひょうたんやま」が思い出されてなりません(^O^)/


どうもすみません;;おじゃましました~
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この回答へのお礼

おお、瓢箪村とくるみの木。記憶をちゃぷちゃぷ掻き分けて放送第一回を覚えている人は少ない。
私はしっかりと覚えておいでになられるのです。あれは元和元年コオロギ年のことでした。
また、数あるキャラクターの中でも、センターバック・スコアボールド・ランニングホーマー氏はことにも印象的。
これほどドラマチックな名前がかつてあったでしょうか!(^^)v

鴻池新田。私も代々の鴻池善右衛門について何も知りませんし、その功績も存じません。
上方落語に出てくるくらいですか、知っていることといったら。
初期のころ清酒で儲け、のち両替商に転じたのでしょうか。
江戸時代に、たとえば瀬戸内の各藩でも遠浅の海を盛んに干拓して"新田"としたようです。
鴻池新田の場合、湿地の開発ということになるんでしょうね。
同じ畿内でも木津川、宇治川、桂川が合流してくるあたりでも巨椋池(おぐらいけ)という
大きな池が比較的近年まであったことは、現在でもその地形を見ればしのばれますし、
谷崎潤一郎の、、確か「蘆刈」の舞台にもなっていました。
って、
なぜ私が「回答」しているのでしょう(^o^;)
あやふやな話はこれまでにして、

回答いただきありがとうございました。
年に二、三度、他とはズレまくった異邦人のような質問をしていますが、
その都度目ざとく見つけられるばかりか回答までお寄せくださり、感謝に耐えません。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げるしだいです。

お礼日時:2006/07/11 23:58

眠れない夜、地図を見て未知の場所へ思いを馳せることがあります。


(わたしには殆どが未知の場所なのですが…)

想像のなかではわたしには翼があって、両翼をはためかせながら何処へでも飛んでいくのです。


さて、皆様が美しい地名をあげていらっしゃるなか、どうかと思いましたが
わたしは衝撃を受けた場所の名前をあげてみようと思います。


 まず、あまりにも唐突に感じる
◇ 寝覚の床 (ねざめのとこ)
 http://www.avis.ne.jp/~hinoki/page3_1_1_1.html
 http://www1.ocn.ne.jp/~kisoji/nezame2.html
 ここには浦島太郎伝説があり、それによれば太郎さんはここで玉手箱を開いたのだそうです。
 おじいさんになってビックリして眼がさめたことからここを”寝覚”と言うのだとか。
 もう少し艶っぽい意味かと思っていたのでこれにはちょっとがっかり(笑)。


 そのネーミングセンスは如何なものかと思ってしまう
◇ 暑寒別天売焼尻国定公園 (しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん)
 http://www.hokkai.or.jp/mashike/kanko/sypark.html
 こんなに長い名前をつけるからには何かしら訳があると思うのですが、それが「暑寒」
 にあるのか、はたまた「別天売」なのか、「焼尻」なのか。尻を焼くとは何ごとであるか。
 
 食いしん坊のわたしは焼売(しゅうまい)という文字を探し出してしまいました(^^;


 羊のひづめの音が聞こえてきそうな
◇ 羊蹄山 (ようていざん)
 http://www.niseko.co.jp/youtei/youtei.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8A%E8%B9%84% …
 本当のところは存じませんが、ひづめの音が鳴り響く切立った岩場があるように感じます。


 今はもうないそうですが
◇ 璃瑠蘭 (りるらん)
 http://ch.kitaguni.tv/u/10984/%a5%a2%a5%a4%a5%cc …
 瑠璃はラピス・ラズリと考えると紫がかった碧い色と理解できます。
 でもその逆の璃瑠にはどんな意味が込められているのでしょうか。
 それとも単に「るりらん」が発音しにくいので「りるらん」になったのか。謎です。

 「チンベ」 「もちりっぷ」 というのもまた独特の味わいがありますね。


◇ 袰月 (ほろづき)
 http://hello.net.pref.aomori.jp/imabetu/sightsee …
 「袰」という字の意味はわかりませんでした。そのまま、母の衣、でしょうか。
 薄い衣(きぬ)で包まれたような美しい朧月が浮かんできます。


◇ 馬車道 (ばしゃみち)
 http://www.bashamichi.or.jp/home.html
 その昔は馬車が行き交っていたのでしょうか。
 横浜は神戸と並んで西洋の文化の香りが漂う街。
 文明開化。あいすくりん。そんな時代を知らないのになぜか懐かしく感じます。
 そして、横浜といえばシュウマイ(またか!)。


風流な回答が並ぶなか、ふざけた回答で(もしかすると土地の名ですらないかもしれません)
申し訳ありませんm(_ _;)m

________


以前読書のQでご一緒させていただいた者です。
あのお答えを参考にいろいろと読ませていただきました。
田村隆一氏の詩、エッセイ。
バルザックの『従妹ベット』『従兄ポンス』。
読書の愉しみがまたひとつ増えました。
特にバルザックの作品は、最初の数ページこそ読みにくく感じるものの、各々の人物が
まるで生命を与えられたように(誰も彼もがものすごく欲深い…(・・;)動きはじめ、
楽しく読み進めることができました。非常に人間くさくて愚かで優雅で…面白かったです。
今まで手に取らないでいたことが何とももったいない!と思いました。

お蔭様で視野が広がりました。ありがとうございました(^-^)♪

この回答への補足

(お礼欄では制限文字数に収まりきらないため、こちらの欄を利用させていただきます。
 補足のメールが届く設定をされている方、ご迷惑をおかけします。これは補足ではありません)

一応、土地の名から連想されるものという設問ですから、風流なものもあれば、
思わず吹き出してしまうもの(そこに住まわれる方に対しては、あるいは失礼に当たるかもしれませんが)
イメージの衝突するものなど、いろいろあるかと思います。
で、今回答はスキャンダラス(?)な地名♪
新たな視点からのアプローチ。大いに楽しませていただきました。

羊蹄山。
"蹄"といえば、若いころ出会った谷川雁の詩の一行が、いまだ蘇ってきます。
 <駈けてゆくひづめの内側なのだ> 
羊蹄山のそばを通ったことがあります。
「切立った岩場」があったか、はたまた蹄の内側のように蒼びかりしていたか、旅行者の目は粗雑でした。
ただ、一面の裾野は広く耕され、野菜が植えつけられるのを待つばかりでした。
砂糖大根か玉葱か、いやここはぜひポテトサラダ、男爵やキタアカリと一人決めに決めていました。

袰月。
"袰"。この字、私は初めて見たと思いますが、おっしゃる通り合わせ字なんでしょうね。
久と米で粂(くめ)のように。
"ほろ"は例えば飛騨地方白山がわに御母衣湖(みほろこ)などとあり、"幌"馬車も"母衣"馬車とも書くようです。
なるほど朧月のイメージ、いただきました。
太宰治の佳品「津軽」の最後のほうで、自分を子守をしてくれた女性に会いに行くくだりがあったのを思い出し、
WEB上の青空文庫と手元の地図帳で確認してみたところ、場所が少し違いました。
でも、今別のあたり、別の箇所でちょいと出てこなかったかな。

寝覚の床。
飛騨川、中山七里のほうなんですが、バス旅行で折角憧れの女性の隣に座れたのに、
前の日の宴会、二次会、三次会がたたって(酒も弱く)道中どうしても目が開かず、眠り通し。
艶っぽくなるチャンスを自ら放棄するというニガイニガイ思い出が(ーー;)

暑寒別天売焼尻国定公園。
笑ってしまいますね。
やたらに広いエリアを一つに束ね、束ねたはいいが中心がない。
仕方がないので、ええいとばかり地名をみんなくっつけた。
素人考えでは、そんなふうにしか受け取れない(ほんとは万やむを得ずそうなったかもしれないけど)。
尻もシュウマイも焼けそうです。寒天の下だって、そうなりゃ暑い。

馬車道。
今では古式ゆかしい通りの名もしくは汗のにおいのする道(これも立派な地名のうちだと思います)。
でも、ざんぎり頭をたたく文明開化の時代には、さぞ心ときめくハイカラな名称だったでしょうね。

シュウマイまで楽しい話題♪(うう、駄洒落のつもりかい。さぶっ)

________

ほんとに読まれたんですね。驚くとともに、お役に立って何よりです。
同じ小説でも、短編は詩に近い味わいがしばしば。(とりあえずマンスフィールド、国木田独歩で代表しとこうっと)
小説らしい小説、小説の醍醐味はやはり長編ですね。
どろどろした人間関係は現実世界の縮図そのもの。
自分もまた悪徳のカタマリであり、犯罪者の予備軍であることに否応なく気づかされてしまいます。

かつて辛口の山本夏彦氏は、
新刊本は古典を読むのを妨げるために発行される、みたいなことを繰り返し言っていましたが、
一理あるかもしれません。古典を先に読んでしまうと、手に取らなくていい新刊本は急に増えてしまいそう。
もちろん現代においても、今だからこそ書かれる名作も次々に生まれていることも事実でしょうが。

ご一緒したあの質問。質問者の方はいつも楽しい工夫を凝らされる方ですね。
一から想起しなさいみたいな私の質問と違って、口に運べばいいまでにあらかじめ噛み砕いてある。

シリーズ化した質問がある、と非難めいた回答をしている人を見かけたことがありますが、
私からすればこれは逆。質問は普通、シリーズ化しやすいもの。
一つの疑問の解決が次の疑問を生むことは、少し真剣に物事に取り組んだことがある人なら、誰しも覚えがあるはず。

と、以上、脱線に告ぐ脱線の、、お礼(とどうか受け取ってくださいませ)
回答UP時間午前5時36分。「眠れない夜」といい条、回答者様が不眠症であるとも思われず、
きっと寸暇を惜しまれてのこの時間。身に染む思いで受けとめています。
ありがとうございました。

補足日時:2006/07/15 01:23
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