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はじめまして。

私は大学を情報系の学科で卒業したため全く電気系の知識がありません。
そんな私がトランジスタについて学ぶことになり、
「トランジスタ回路の実用設計」という本を紹介してもらいました。

しかし読んでみてもよく分からなかったため初心者向けの本からと思い、
初心者向けの電子回路の本に目をつけたのですが
電子回路の本には電気回路がわかってから読んでくれということが書かれていました。

そこで質問なのですが、
電気回路の本→電子回路の本→トランジスタの本の順で読まなければ理解できないのでしょうか?
電気の知識は高校の物理レベルしかありません。
よろしくお願いします。
また、おすすめの参考書などがありましたら、紹介してもらえるとうれしいです。

A 回答 (4件)

本職ではありませんがその関係を教えている教員です。


やはりまずは電気回路がある程度わからないと、という気がしています。私のところは私が電子工学(含電子回路)、他の先生が電気工学(含電気回路)、と平行して講義しています。やりながら、このカリキュラムでは無理だと感じています。電気回路の基本ができていないと電子工学を講義しても「わけわからん」と言われるのが落ちで。。。。

トランジスタについて学ぶといわれるのが、トランジスタの使い方を学ぶというのと、トランジスタの中身について学ぶというのと、どちらに近いのかちょっと見当がつかないのですが。

前者「トランジスタの使い方を学ぶ」に近いとしますと、電子回路が目標ということになります。
それでも、PN接合、ダイオード、トランジスタの中で起きていること、なぜトランジスタがそういう特性を示すか、などのあらましはざっと学ぶことになります。これらは電子回路の後ではなく、先にやるのがオーソドックスです。普通の電子回路の本はある程度最初にこれを説明しています。これを全く省略している電子回路の本もありますけど、それはある程度は知っているという前提で書かれているのが普通です。あるいは、なぜそうなるかはわからんでもよい、という実用書と割り切って書かれているのかも知れません。

後者「トランジスタの中身について学ぶ」のであれば、半導体工学が目標ということになります。これなら、電子回路も電気回路もあまりわからないままで済むかも知れません。物理はある程度わかる必要がありますが。でも、どこまでのレベルが目標かでも話は変わります。使い方が皆目分からないでは一般に芳しくありませんし、電気回路がある程度わかることは基本です。望ましくは、電気回路少し→半導体と電子回路の基本少し→半導体工学、という順かなと。

なお、いずれの場合でも、大学の教科書はやたら難解なのが多くて独学ではしんどいですので、まずはもっと一般向けの本からはじめるのが良いと思います。
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この回答へのお礼

皆さん、回答有難うございました。
とても参考になりました。

とりあえず一般的な電子回路の本を買ってみます。
わからないところは高校の本を引っ張り出して、足りなければ電気回路の本も買うことにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/17 01:51

私は30年ほど前に中卒で半導体関連の会社に入り、製造部門だったので設計したりするわけじゃないですが電気試験を担当したので不良原因を把握するのに必要でした。

本の名前を忘れましたが集積回路の本一冊で半導体から学びトランジスタ、FET、基本回路、バンド理論など概ね理解できました。オームの法則が解ってたらかなり説明つく事が多かった印象です。あとやはり聞く事の出来る先輩がいたのも本以上に大きかったかと。高校物理は十分と思いますが聞ける人とかの環境が効くかなと。
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>電気回路の本→電子回路の本→トランジスタの本の順で読まなければ理解できないのでしょうか?



そうですね。そのような、順序で学習するのが望ましいと思います。尚、電子回路の本には当然、トランジスタ回路の基本的な事項についての記述もあると思います。

おすすめの参考書は、少し古い本になりますが、コロナ社の標準電気工学講座「改訂 電気回路理論」末崎輝雄・天野弘 共著
はどうでしょうか。また、このシリーズの「電子回路」もよい本だと思います。(古い本なので真空管回路についての説明もありますが、トランジスタ回路を理解するには、かえって真空管回路から学んだ方が理解が早いような気がします。)
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高校物理のレベルがあれば十分です。



ただ、トランジスタは発想の転換が必要です。
2つの例えをあげておきます。

1.すべり台を考えます。昇った時のエネルギーと滑り降りたときのエネルギーを足すとゼロです。
  すべる時のエネルギー/トータルのエネルギー=∞なのでいわば増幅率無限大です。

2.トランジスタにはPNP型とNPN型が有ります。
  NPN型のほうが多く使われますが、PNP型の方が説明しやすいので。
  トランジスタでは薄いベースを電流が通りぬけていきます。
  ほんの一部がベースに取り込まれます。
  このとき、ベースに取り込まれる電流と通りぬける電流は比例します。
  逆にベースに取り込まれる電流を制御することで、コレクタ(エミッタ)電流が制御できます。

1の電圧増幅と2の電流増幅を合わせることによって電力増幅が出来ます。

と言う程度の理解(丸暗記)をしておけばトランジスタ回路は充分こなせます。
研究をやるなら別ですが。
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