
No.1
- 回答日時:
簡単に書けば
輻射熱
→高温の物体から発生する赤外線
伝導熱
→物質内を伝わってくる熱量
です。
ドライヤーはヒータが空気を暖めて、それをタービンで流しています。
ところで空気の温度って何だかご存じですか。
簡単に言えば空気分子の運動エネルギーです。
では送られる前の空気を暖めているのはヒータの温度です(これは伝導熱です)。
だからといって空気の熱が伝導熱というのは早計です。金属の熱は金属原子と自由電子の振動による運動エネルギーでその振動が空気に伝わるから空気も激しく運動するのです。ここに輻射熱も同時に作用します。赤外線が空気分子を励起させます(比率は大きくないのでは・・・)
つまりドライヤーの暖かい空気はヒータの伝導熱および輻射熱で励起されて高温になった空気なのです。
これでは伝導熱とも輻射熱とも言いませんよね。
考え方は夏の太陽に熱せられたあつい空気と同じ物と言っていいのでは。
この回答への補足
それぞれミックスした熱伝導という意味なんですよね?
概ね、どれくらいの割合でしょうか?
建築資材では、流熱が5%、伝導熱が20%輻射熱が75%という決まり文句みたいなものがあるらしいですが、この場合も当てはまると思いますか?
もう一つの例えとして、火のついたライターの横に手をかざして熱いと感じるのは輻射熱によるものとは理解できますが、炎の上で熱いと感じるのは輻射熱と対流熱と云うことにもなりますよね。
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