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 昨今の、「自ら考える、行動できる力を身につける」に疑問があります。学力低下が叫ばれているように、最近の子どもたちは、学習への意欲や向上心、体力気力が低下していると言われています、そうした子どもたちへ、もっと個性を生かしてやればいい、自主性を生かした勉強をすればいいというのは、理論上そうかもしれないですが、個性や自主性を育てる方向として、思考力や問題解決能力の育成は難しくないですか。子どもは何もやりたくない、考えたくない状態なんですよね。それとも、体験学習ななどで、自分の興味関心ごとについて取り組ませれば、子どもは自ら力を発揮するはずだという幻想にあまんじているのでしょうか。宜しくお願いいたします。

A 回答 (7件)

現行の指導要領の開始直前(2001)くらいまでは、質問者さんの言われるような流れがありました。



これは、学力の国際比較調査結果を見て「暗記型にすぐれているが応用力や表現力不足」「学習意欲の低下(2極化)」と分析し、その対策として自主性や体験を重視するということだったと思います。

大きな問題は、その対策が、教育費削減要求に呼応する形で、「できる子はマイペースでやらせて、できない子はできない段階で安心させる」という運用に走ってしまったことだと思います。

子どもを機械的に「自分で選んだ学習」のスタイルに押し込むことは不毛な作業です。
そうではなくて、テーマを選べるだけの基礎学力をつけた上で(上級学年では同時進行になる部分もありますが)子どもの身近な問題と「学び」の結びつきを提示することが、指導者の仕事だと思います。

子ども達も、指導者も、「勉強」のイメージが固定化していて、「何もやりたくない、考えたくない状態」にさせている学校現場が多いことは残念ながら事実です。

文部科学省が指示したから、と、今までと180度ちがうことをさせて疑問に思わない管理職が多すぎます。

しかし、時間をある程度かけて、「みんなで」基礎的な学習内容を身につけることと、その途中で、お互いの良さ、自分の良さを発見して自信を身につけること、という学習の基本は、時代とともに変化するものではないと思います。

基礎学力を、応用できるように、指導者の計画的な授業で身につけさせることは必要です。
それは、テスト結果を出すための「詰め込み」とイコールではないはずです。

そして、子ども達が、「自分でつかみとった」と実感させる「計画的な指導」は、難しいことですが、避けては通れないと思います。

「子どもがテーマを選ぶ」ことに機械的にこだわる反動で、応用や意味づけを無視した丸暗記型指導が復活してきていることは悲しむべき事と思います。

ただ、「総合」のために、授業時数が3割減であることは大変厳しい条件と思いますが。
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「自ら考え行動する」力とは、今のおとなが、あまりに自主性がなく、「こんな大人にするな」と考えた結果出たものなのでは、と近頃思います。

No4さんの先生は「自ら考え・・・」の言葉面だけ捉え、自ら考えずにあんな変なことしちゃったんじゃないかと思います。
プール事故の後、「国が不備を指摘したのに直さなかった」と問題になりました。これは論外ですが、「国が不備を指摘して直した」らいいのか。「国が不備を指摘しなかったから直さなかった」のはアリ?違うでしょう。国に言われなくても自分で見つけて直せよ。自分で考えて行動しろよ。
8月15日を迎え、上の言うことを鵜呑みにして行動してしまう人間にはなりたくないと思います。「自ら考え行動する」ことが実践できなくてはいけないのは、まず大人。子どもは学校の授業の間だけ「自ら考え」るのではなく、大人になるまでの長い間に身につけていくのだと思います。
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とりあえず、自分の日本語力に疑問を持った方がいいと思います。

自分がどういう理由で何に反対しているのかわかっていますか?少なくとも私にはよくわかりません。
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"自主性”クソ食らえ!(失礼)大反対です!



昨年度、小5の息子の担任が打ち出したスローガンが「自主性」でした。

宿題→出すけれど、やっているかどうか、提出したかどうか、特にチェックはしない。
教室の席→自由に仲良しと座る。
授業中→勉強したくなければ後ろのほうで静かにしろ。
テスト→自己採点して提出。提出がなければCをつけるまでのこと。
作文→書かなければ、Cをつけるまでのこと。
クラス発表→まとまらないので、いくつかの小グループで勝手に(他のクラスはテーマはひとつ)。
喧嘩→男の子はほおっておく。
・・・などなど、呆れて物も言えない事の数々でした。
当然、学級崩壊を引き起こし、クラスは常にサブの「監視」の先生がいないと成り立たなくなりました。やる気はみるみる低下し、覇気の無いクラスになってしまいました。反対に、自主性と我儘をうまく飲み込めない子供達は喧嘩ばかりするようになってしまいました。

オシムとジーコの差ではないけれど、やはり子供達にはいい具合のリーダーが必要だと再確認しました。

今年度、当該クラスの子供達は新しいクラスの先生のもとで、生き生きと過ごしています。やらなくてよかった宿題は辛いけど・・なんて言いながら、「ちゃんとやってきたね。」と声をかけてもらうことを喜んでいます。
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ご指摘の通りで、古くは日教組の槇枝元文、最近では文部科学賞の寺脇研などが「ゆとり教育」の名のもとに、愚民化教育を推し進めてしまいました。


おかげで、子供は教室でブラブラしているけど、それを先生は注意することもできない、学校崩壊の状況となっています。

「自ら考え…」とか「暗記ではなく理解して下さい」こういうフレーズに、世の中のお母さん達は騙されやすいんです。

そして知識量のひどく劣った子供ばかりが多くなってしまいました。
だいたい教師になっている連中は、大抵は教育学部ですが、大学入試の中で一番易しい学部でしょう。ほかの学部に入れなかったから教育に入ったということも多いですし、ゼミや卒論がないから楽なんで教育学部を選びましたという人も多いです。

>子どもは自ら力を発揮するはずだという幻想
これは共産主義者の無想するところです。こういう思想に、すぐ感化されるのが平和ボケの日本人です。

もしかして公立に子供さんを通わせていますか?
子供の無限の可能性を、早々に芽を摘むことになりかねませんよ。
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誰もが当たり前に思い、ごく普通に行われていたことで、ずいぶん失なわれてしまったことがあります。

夜、子供は早く寝る、朝ごはんを食べる、旬の食材で食事をとる、といったことがもはや風前の灯火です。この3つを実行するだけでも、学習への意欲や向上心、体力気力が自然に出てくると思います。なにより子供が元気になるわけですから。大人だって、寝不足で朝飯抜きで出勤すると集中力は低下します。子供ならなおさらです。ここを解決しなくては、どんな奇麗事を並べて教育をしようとしたってまったく効果ありませんし、その場しのぎになると思います。
「自ら考え、行動できる力を身につける」なんて、変だと思いませんか? こんなこと当たり前のことです。「生きる力」とかいったたぐいもあります。よくみれば馬鹿馬鹿しいお題目としか思えません。もっと高尚なお題目であってほしいです。
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思考力だとかそういうものは


ある程度知識のつめこみがないとだめだと思うので
何もない状態で考えさせるような教育は
あまりよくないと思います。

実際の学校の授業は、
授業中に生徒にいちいち考えさせる
しかしある程度時間がたったら塾などで答えを知っている生徒が答えを言う
という展開がほとんどだと思います。

だから塾などに勉強をまかすという親は
正しい選択だと思いますね

自分は思考力はまず知識がないとだめだと
思っているので、従来の詰め込み型の教育のほうが
今の教育よりはましだと思います
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