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話題の「鏡の法則」読みました。

正直、違和感を感じました。
世の中には不条理、理不尽、不平等が溢れてますよね。
感謝と、ゆるす心を持ち合わせていれば全て好転していくとは到底思えません。

ジェノサイトの犠牲になる。
戦争の犠牲になる。
テロの犠牲になる。
犯罪の犠牲になる。
ひき逃げされる。
追突されて、一生後遺症で苦しむ。
詐欺で全財産を失う。
搾取される。
言われなき差別を受ける。
etc.

これらの犠牲となった数多くの人たちに、感謝とゆるす心を持ち合わせた人が一人も居なかったのでしょうか。
自らの心のあり様で、これらを避ける事ができたのでしょうか。

批判がほとんど見当たらないあまりの絶賛の嵐に、自分の感覚が混乱しています。
当方は重度のヒネクレ者でしょうか?

A 回答 (4件)

私もいろいろ考えました。



以下のような考えで自分で納得してしまいました。(ストーリ仕立て)

同じ職場に同じ年齢・同じ学歴のAとB、二人の男がいました。
Aはいつも文句を言ってました。
「あいつはダメだ」「またヘマしやがって」「俺はなんてついてないんだろう」
Bはいつも感謝・許す心を持ってました。
「ありがとう」「また次がんばろう」「俺って幸せだな」
不幸なことにある日、AとBは交通事故で亡くなってしまいました。

この場合、AとBどちらの男の人生の方が幸せだったのでしょうか?
どちらの男のほうが周りの人に悲しまれたのでしょうか?


私が考えるに、確かに何らかのトラブルで亡くなった方は我々から見れば「犠牲者」かもしれませんが「幸せな人生を送ったかどうか」というのは本人でなくてはわかりません。
第三者である我々が亡くなった人の人生の良否を判断するのは筋違いなように思えます。

riki2006さんのような考え、私もすごく持ってましたよ。(ヒネクレ??なのかな?)
でもまあ、自分の人生って自分の心がけ次第だなあ、なんて思いました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座いました。
とっても深いお話ですね。
ひやかしでも何でもなく、「鏡の法則」よりもsakuuuuu様の回答の方が、琴線に触れます。

>第三者である我々が亡くなった人の人生の良否―

おっしゃる通りですね。

ただ・・・
松本被告の死刑が確定しましたが、殺された坂本弁護士の奥さんの実父がインタビューを受けていました。
あまりに痛々しい実父のあの苦しみは、本人の心のありようが招いた苦しみなのでしょうか。

やはり、自分の人生に起こる事は自分のこころのあり様を写す鏡であると断定しきっている部分は、「?」です。

お礼日時:2006/09/19 07:03

>批判がほとんど見当たらないあまりの絶賛の嵐



それは宣伝です。
本気で言ってる人もいますが、そういうのばかりを集めて、宣伝のために使っているのです。

書店サイトのレビューにも、関係者が褒めレビューをどんどん書き込んでいるとしか思えないものがあります。
逆に徒党を組んで荒らしてるとした思えないものもありますが、後者は削除理由を含んでいても、前者はそうではないので、そんなのばっかになるのでしょう。

個人的に本を薦めてくる人たちも、それが気に入った人だけだと思います。気に入らなかった人はもちろん薦めたりしませんし、たくさんあるつまらない本の一冊として忘れてしまうでしょう。もしかすると最初の10Pで放り出してしまったのかもしれません。
そんなサイレントマジョリティのほうがたくさんいると思います。

世の中をよくしてきたのは、不満を持った人たちです。
現状のままでいいなら、世の中は変わりません。

痛みを痛みと感じなければ、傷を手当てすることもできません。

ですからあなたは、重度のヒネクレ者などではないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座いました。
当方、amazonのサイトのカスタマーレビューをひとつの指標にしています。
辛口で重箱の隅をつつくような自己陶酔型の批評も普通に載っています。
そのサイトで、当方と同じ違和感がひとつも語られていない点に、何だか合点がいかず質問した次第です。

>もしかすると最初の10Pで放り出してしまったのかもしれません。
そんなサイレントマジョリティのほうがたくさんいると思います。

きっと、そうなのでしょうね。
とても参考になりました。

お礼日時:2006/09/19 07:15

いえいえ、ヒネクレ者ではないと思いますよ。



ただ、「フンッ」と冷めた感想を持った人よりも
「素晴らしい!」と絶賛した人が声をあげる場合が
圧倒的に多いので、結果的に絶賛だらけなのでは
ないでしょうか。

とても素晴らしい本でしたが、ツッコミどころも
当然あるわけで、いいとこ取りのエッセンスだけ
いただきって事でどうでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座いました。
ツッコミどころ、ありますね。
やっぱり主人公の子供をいじめてた他所の子が、180度手のひらを返して唐突に謝ってくるのはちょっと・・・。
少なくとも謝られた時点では、主人公の子供に何も起きていないのですから。
2時間ドラマのクライマックスで、崖から突き落とされそうになる瞬間に船越英一郎が駆けつける感じかな。

お礼日時:2006/09/19 06:36

それは読んでいないので的外れならすみません。



ようは、自分自身の心の持ちようで、人生は変わると言いたいのではないですか?

戦争の犠牲になったりしないということではなくて、例えば、後遺症で苦しみながら、追突された人を恨む気持ちで生きるよりも、そのことを許し、支えてくれるまわりに感謝しながら生きると、後遺症という問題は消えないけど、充実した人生が送れるとかそういうことでは?

反対に恨みばかりで生きると、周りの人の気持ちも汲めず、自分のそばから去っていく。その原因は不幸な目にあったせいではなく、自分にあるということでは?

障害者になった人の中には、障害者になったからこそ、見えてきたものがあって、自分には必要なことだった、と語る人もいます。
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