プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ブラスバントのサークルでトランペットをやっているのですが、
来月の大学祭でコンサートをすることになりました。
トランペット歴は、中学のときに一年間やっていて、そのときは一番上の音まで出ましたが、
それ以来ずっと触らなかったので、ブランクが5年あります。
今は、音は一番下のソから、なんとか高いソまで出ますが、使えるとはいえません。
肺活量や体力が足らなくて、まだ一曲もまともに吹けなくて焦っています…。
焦りは禁物ということは、よくわかっているのですが、
残り一ヶ月でなんとか一曲くらいはまともに吹けるレベルになりたいです。
即効性のあるものや、効果的な練習方法、コツ、その他どんなことでも良いです。
アドバイスを頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ラッパは門外漢ですが...



当面はロングトーンに尽きるでしょう。Low Bb や中央 F が正しい音程、良い音色で、音量を一定に保って4小節くらいは吹きたいですね。それができたら、ロングトーンのまま全調スケールとクロマティックスケール。もちろん、音色・音量を保って。全調スケールが時間的に厳しければ、最低でも # / b ともに3~4つくらいまでは。

スケールは、上向より下降の方が難しいので、最初のロングトーンの段階で、例えば中央 F から F -> E、E -> Es.... Bb -> A... Fis -> F という具合に、1音あたり4拍~8拍くらいでスラーで下がるようにしておくと良いかと思います。

ロングトーンで音色・音量・音程が確保でき、スケールで指の問題がなくなってから、譜面の練習に入った方が良いでしょう。ただし、時間がないので、譜読みは先にしておき、音程をとって口で歌えるように。ソルフェージュの練習をしておくと、ブレスも自然に使えるようになります。逆に、ソルフェージュができない人は正しい吹き方ができていません。

注意点としては、焦って口で音程を操作したりしないこと。アンブシュアを一定に保っておいて、息のスピードだけで音を変えられるようにしないと、音色もへったくれもなくなってしまいます。管楽器は、すべからく1に息、2に息ですね。

正直なところ、1年くらい楽器を触っていた人が5年間も離れていたとなると、経験者というより初心者が0からスタートするのとなんら変わりないと思います。自分は経験者だと思わず、謙虚に、真摯に、冷静に、着実に練習を重ねることが一番の近道でしょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
さっそく音階の練習をしました。
「息のスピードで音を変える」というものが、どうも感覚的にわかりません。
今は高いほうの音になるとアンブシュアがくずれている気がしますが、
これを崩さずに、もっと早く、もっと細く息を吹き込む感じでしょうか。
口の筋肉を鍛えたほうが良いのでしょうか。

5月から触っていますが、基本的なことがわかってなかったみたいです。
0からやるつもりでがんばります。

お礼日時:2006/09/20 20:07

No.2 です。

お礼をいただいていたのに、気づくのが遅くなってしまいました。

「息のスピード」ですか...もっぱら感覚的な用語だと思いますが、私としては「息をたっぷり使う」ことを言い換えた表現と理解しています。その際に、風船が勝手にしぼんだり、水道の蛇口から水がじょぼじょぼと垂れ流しになっているのではなく、常に同じ量、同じ速度で出てくる状態、そういったイメージで息を使いなさい、という意味にとらえています。

注意しなければならないのは、たっぷり使うことを意識しすぎて、いきおい楽器任せに出るだけ息を出すという状態で、これはオーバーブローといい、正しい奏法ではありません。
下手をすると、アンブシュアを締めつけて振動を押さえ、息をセーブしたり、最悪なのは喉を閉めて息の量を調整するパターンで、前者の方は音色や柔軟性の悪化に直結し、後者は喉を痛めて炎症を起こす原因になります。

しかし、「せこい」息の使い方をして、全く圧力のない状態で、そういうか細い息でも鳴るようなアンブシュアで吹くのも、また正しくありません。

要するにバランスですが、息が出ていないよりは出過ぎている方がコントロールが利きます。
高音域や弱奏は、息のコントロールが正しくできていないと、アンブシュアや喉に力を入れることに頼りがちになってしまいます。そこで悪い癖をつけてしまうと、他の音域でも力んだ吹き方になってしまい、好ましくありません。
ですから、まずはメゾフォルテくらいの音量で五線の中の音を確実に吹けるようにし、次に同じ音域でフォルティシモ、メゾピアノ、ピアノあたりを確実に吹けるようにするのが良いと思います。

このあたり、どういう練習方法が、息の圧力やスピードを意識して正しい奏法が身に付けられるのか、ラッパの場合は分かりかねます。クラリネットだと、多少なりとも心得はあるのですが...

音量の感覚は、息のスピード感で調整します。私の場合は、フォルテだとロウソクの火を吹き消すような冷たく細い息、ピアノは冷えた手を温めるような暖かい息、というイメージです。いずれの場合も、ため息のように、後ろの方で圧力がなくなるようなことがあってはいけません。

極論すれば、楽器で吹きたい音を、自分の声で出せるかということにも繋がります。いわゆるソルフェージュですが、単に音程とリズムをとって歌えるというのではなく、優しい音は優しい声で、厳しい音は厳しい声で、感情を込めて歌えるかということです。

これができれば、それを楽器でもやることを心がければ、息をたっぷり使うという部分はクリアできます。あとは、個々の楽器の特性に合わせて、コントロールする技術を体得することです。

音のことは実際に耳で聴かないと分かりませんし、文字だけで言いたいことが伝えきれるものではないので、分かったような分からないような回答になってしまいましたが、私が2人目の師匠から教えられたことを私なりに理解したところは、こんな感じです。もし間違っていたら、会わせる顔がありませんが....
    • good
    • 2
この回答へのお礼

お礼が送れて申し訳ありません。
詳しいアドバイスありがとうございました。
バランスをとるのに苦労しましたが、どうにか音は出るようになったと思います。
また一ヵ月後に本番が控えているのでここで受けたアドバイスを更に生かして練習頑張りたいとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/27 15:24

物理的にどこまで正確かは判りませんが、


太い細いということがあるように思います。
高音は細く速い息かな。高音のpだともっと細くなるのでしょう。
逆に、低音は太く遅い息。
低音のffは太い息になっていないでしょうか。
低音のmf、pと比べてみるのも有意義でしょう。

唇が変わる変わらない、プレスの有無それ自体はあまり意識しなくて良いでしょう。
かなり上手い人(音大の中で上手い)に聞いても多少は変わるそうですので。
特に高音域が、楽に吹けるか、息が詰まっていないか、主に息で音域が変えられるか、ffが出るか、過剰な力や過剰なプレスがかかっていないか、でしょう。
放っておいても歯や唇が痛くなるようなプレスはかけなくなると思います。
またそもそも、唇を変えるなと言われても、「どの唇が正しいのか判らない」はずです。
「正しい物を動かさない」のは良いのですが、「間違った物を動かしもしない」のではどうにもならないでしょう。
楽に高音が出る物を基準に、それをあまり変えずに低音に持って行くのが比較的正しいような気がしますが。
通常その逆が成り立たないのは嫌と言うほどご存じでしょう。
ただ、ある程度正しい吹き方を見つけてしまえば、今度は逆に、チューニングのドの2~3オクターブ下を基準に作っていくということもするようです。

唇は、力を抜いて、中心部をちょっと張り気味にしてみて下さい。既に張れているならこの限りではありません。
先に述べた割と正しい位置に唇を置き、唇を「軽く閉じ」ます。(ンムーと言っている感じ)
唇を薄く振動させてやる感じで少し細くて少し速い息を出して、チューニングのドの上のソ辺りを狙って楽に吹けるかどうか。(たぶん張り過ぎなんで、そこから少し緩めてどうなのかということになると思います)
出れば軽薄な感じの音になるでしょう。それを練習してよく鳴らせばいい音になると思います。

息で音域を変えられれば、息のスピードを変えてやると、バリバリバリ、という感じでドソドミソシb というようにスラーで音を上げられると思います。途中が抜けたり音の移り変わりがなめらかでなかったりはすると思いますが。

で、今のところpの高音は考えない方が良いと思います。
高音域は、まずfで、なるべく楽に、よく鳴った音が出るように、することが先決です。
息をたっぷり使ってよく鳴らすのが基本中の基本ですから。
文頭に戻ると、細い息と言ってしまうと、細く弱々しい息を想像しがちなので、細いという表現があまり使われていないように思います。
細く速くしっかりたっぷりとした息、がまず先です。

それと、
息がマウスピースへ、マウスパイプへと一直線に流れるようにイメージするようです。(私自身よく解っていないのですが)
ひょっとすると、唇はその流れ(息のパイプと見なしましょうか)の上下から唇を当てる感じかも知れません。

もう一つ、
唇の位置が著しくずれている場合、アンブッシュアをなるべく固定した状態で、舌で上下の唇や歯を触ってみると良いかも知れません。
私の場合は唇の合わせ目が上過ぎました。上唇には少ししか触れず、下唇ばかりに触れました。
そこで、歯と歯の真ん中からちょっと下辺りを目標にセットしています。
マジオはたしかその教則本で、「猿の口」と呼んでいたと思いますが、今にして思えば、鼻の下を伸ばすようにして唇を下目にセットし、あまり力を入れずに吹くことなのかなぁと。判りませんが。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

お礼が送れて申し訳ありません。
沢山のアドバイスを参考に練習を重ね、お蔭様で無事に本番を迎えることができました!
しかもアンコール演奏までしました。
一ヶ月でココまで上達できるとは思いませんでした。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/02/27 15:22

上の歯って動きませんよね?顔に対して上の歯は動かないでしょう。

ですからそこを基準にします。
上の歯に対して適切な間隔に(小指一本?)下の歯を置きます。
下の歯が前に出すぎても奥に引っ込みすぎてもいけません。

その状態で唇はどけて息を吐いてみます。
舌の置き方によって変わりますが、手にハーっとしてみると、息の向きというのがあると思います。
息の当たるところに唇の合わせ目がなければなりません。
そこを探してください。
唇の合わせ目を上下に平行移動する感じになると思います。

ここと大幅にずれていれば、息は出て行くときに歯と唇の間を曲がりくねって進むことを意味します。
息のスピードが要らない低音はそれでも出ますが、息のスピードを必要とする高音の場合、曲がりくねって息が通るところを筋力やマウスピースの圧力で補強しなくてはならなくなります。(ダムが決壊します)
しかも息のスピードが期待できませんから、唇を絞って細く速い息にしてやらないと高音が出ません。
だから高音のffが出ないはずです。
高音を吹いているときに、無理矢理プレスを抜くと「ダムが決壊する」なら上記はほぼ当たりでしょう。

以上抽象的に言っていますが、歯や舌や息の方向が、どうなっているのが正しいか肝心なところが正確には判りません。
私の腕前ではまだ無理です。
ひょっとすると低音と高音で違うというようなことがあるかも知れません。(無いかも知れません)

力を入れなければ上手に吹けるのではなく、力を入れなくて済むような吹き方であれば力を入れなくても音が出るというだけなのです。
この業界、おかしなことを言っている人が殆どです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

丁寧なアドバイスありがとうございます。
マウスピースだけでロングトーンでスケールを練習をしてみたら、やはり口の形で音を変えていました…。
早速、正しい吹き方を練習しています。
そうしたら、一度だけ高いミを楽々と出すことができました!
けど、それっきり、ラより上の音が出なくなってしまいました。
やはりそう簡単にはいきませんね。。
やり方がまだ間違っているのでしょうか?
音程を息のスピードで音を変えるということは分かってきましたが、
息のスピードを変えると、音の強弱も変わってしまいませんか?
弱い高音を吹きたいとき、息のスピードはどうなるのでしょうか…。
高音=息のスピードを速くする、という理解は間違っていますか?

お礼日時:2006/09/24 14:51

ありません。



> そのときは一番上の音まで出ました

一番上なんて音はないのです。
チューニングのドの2オクターブ上までは出る人は出ますので。
元々一年間しか経験がないのですから、普通は無理です。
ただし、一年間でチューニングのドの1オクターブ上までが「使えていた」のであれば、筋は良い方ですので、普通に練習すれば何とかなるかも知れません。

なお、Trpは比較的肺活量が要らない楽器だと思います。
あなたが以前ロングトーンで上手くなったのならロングトーンが良いのでしょうが、そうでないならそれほどお勧めしません。あなたの課題にも依りますが。
クラークのテクニカルスタディーという教本の中の1と2をお薦めしておきます。
他には、できる状態であれば、リップスラーやタンギングの練習でしょうか。

それと、その音域で止まっている場合、往々にして奏法に問題有りです。奏法に問題があってもそこまでならどうにか出せるというのが正しいですが。
奏法が間違っている場合はどんな練習も無意味です。
個人的に思うに、その状態でロングトーンなどもってのほか。
高い音を出すとき、口を締めつけて息が詰まっているようなら×です。その場合、その上のドが出るかでないかという状態になるのはよく理解できます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
今日、リップスラーの練習もしました。やはり高い音になると息が詰まってしまいます。
奏法に問題があるみたいです。正しい奏法を身につけなければと思います。
アンブシュアを変えない、唇を押し付けない、息で音を変える、ですよね。
アンブシュアは、口を軽く閉じて、唇を軽く結ぶように意識していますが、
やはり、ソから上を吹こうとすると、力が入ってしまいます…。

お礼日時:2006/09/20 21:06

・ロングトーン


・スケール

--を徹底的に。
最低でも2週間、曲はその後でOK。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。
しばらくは基礎を集中的に練習したいと思います。

お礼日時:2006/09/20 20:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!