
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
だいたいの制限酵素は、10 unit/μlくらいです。
もし、その濃度の制限酵素を0.3μl使用するなら、ユニット数は、3ユニットです。酵素の入っているチューブに書いてあるので、確認してください。
同じ0.3μlでも使う酵素の濃度が違えば、当然違います。15 unit/μlの濃度なら、4.5ユニットです。
”DNAはTEに溶かした状態で0.5μl程度”とありますが、大事なのはDNA溶液のボリュームではなくて、量(なんマイクログラムか)です。
私なら、DNAを1 μg切るなら、確実に切るために、3ユニット入れます。これは、酵素の性質(切れやすい、切れにくい)、個人の経験、研究室の方針、酵素の値段などで変わりますが・・・。
また、反応液の全量の5%以上(全量が10μlなら0.5μl)の酵素は入れないほうが良いです。沢山入れると、酵素液に入っているグリセロールの持込が多くなって、スター活性が生じます。
スター活性とは、酵素の切るDNA配列の認識が甘くなって、本来の切断配列以外の切ってしまうことです。

No.1
- 回答日時:
確かに、市販されている多くの酵素はunitでその活性が定義されています。
これは、酵素により異なるというより、その酵素を販売している会社によってことなることがあります。酵素の容量を体積ではなく、総unitで販売しているものもあります。制限酵素のunitの定義は酵素と一緒に添付してある書類やカタログにに明記されています。
例として、「1unitとは、酵素○μlで○○(モデルの基質)○μMを37℃、○分間で切断する活性である」とか。
要はこの定義を参考にして、加えるべき酵素の容量を決めます。
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