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No.2
- 回答日時:
PCRの場合、もっとも重要なMg++の役割は、プライマーと鋳型DNAの二重鎖の安定性を高めることにあります。
濃度が低いと安定性が下がりアニールしにくくなり増幅効率が下がります。
逆に高いと安定性が高まり、アニールしやすくなり増幅効率はあがりますが、ミスマッチの安定性もあがるので非特異的な増幅が起こりやすくなります。
このため、Mg++濃度はアニーリング温度と同様に至適化に必要なパラメータになります。
もちろん、ほかの酵素同様、活性に必要(ヌクレオチドと酵素の結合力に関与)ですから、まったくなければ反応は起こらなくなります。
ただそれだけだったら濃度はいい加減でもよさそうなものですが、PCRで特にMg濃度が重要なパラメータになっているのはそういう理由です。
http://www.promega.co.jp/jp/jp_tech/FAQs/Q&A_PCR …
http://www.biochem.ucl.ac.uk/bsm/nmr/protocols/p …
No.1
- 回答日時:
おそらく・・・レベルの回答ですが、ご参考になれば。
ヌクレオチド3リン酸のリン酸部分にMgイオン(2価の金属イオン)が
配位して酵素の基質となるのだと思います。
(Mgイオンがないと、NTPが酵素の基質ポケットに入らなくなる)
あとは、酵素蛋白にMg結合部位があって、そこへのMgイオンの結合が
酵素活性に必須なのかもしれません。
上記のどちらか、あるいは両方が酵素活性に必須なのだと思います。
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