前世を知るのは？

自分が信頼できると勝手に判断している霊能者が、前世は知らなくてもかまわないとよく発言していますがこの意味を理解したいです。私は前世に固執はしませんが、否定はしておりません。前世を肯定した上での回答がうれしいのですが　よろしくお願いします

No.3 回答者： amaguappa#5 回答日時： 2006/10/23 03:41

その「発言の意味」について、霊能者の考えは存じませんが、精神分析医の同じ考えはよく知っております。

前置きになりますが、この二者は、科学信奉・実証主義時代の幕開けに、ほとんど同時に生まれました。
もっと古くから存在する巫女や神官や聖者といった存在と、スピリチュアルカウンセリングをおこなう霊能者は混同されがちですが、共同体や為政者のためではなく、平凡な市民である個人のために、霊魂の実在を唱えるようになったのも、霊媒が行われるようになったのも、比較的新しい時代のことです。

欧州の場合、てっとりばやく言えば、産業革命の弊害で、個人の生が追いつめられ、個人の生の意味が失われましたし、おまけに戦禍の時代で、しかも資本主義の格差社会になりましたから、神経症も自殺も、その被害家族も増えたという背景があります。

つまり、精霊・神霊・心霊の問題がかなり庶民的・個人的な問題になってしまったあとで、今日的な霊能者や精神科医が生まれたということを、まず頭に入れていただきたいと思います。

さて、精神分析医が前世療法を行うならばすべての同じ症状の病人に通用する方法でなければ意味がありません。目的は病気を治すことで、前世をあきらかにすることではありませんでした。
どんな個々の真実が隠されていようが、どんな空想物語であろうが、言葉や絵で表現してもらい、その発露する過程自体を重視して皆を同じように治そうという方法です。
そういうわけですから、病気を抱えていない人は、前世や夢を分析する必要がありませんし、そもそも、それらが「もともとある」ものかどうかは完全度外視なのです。意味を先に付けるな、気にするな、に言うことは尽きます。

霊能者の場合、これは私の考えに過ぎませんが、共同体や為政者のために大きな流れを指導する巫女や神官のような働きが今もあるならば、ただ前世を教えることになど何の意味もないでしょう。過去の過ちの解読や軌道修正ができなければならないからです。

しかしただ、個人の人生を歩むのに、一生の時間をかけて歩むだけのことに、健康で平凡なら、劇的な自己変革や修正の必要はないんじゃないの、というのがおそらく普通の精神科医の見解ですし、霊能者だってそう思うならけっこうなことじゃないでしょうか？
どちらも個人相手の仕事なわけですから、必要な人には必要、不要な人には不要、そういうことです。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました

お礼日時：2006/10/23 08:19

No.2 回答者： kurokuboy 回答日時： 2006/10/23 00:00

こんばんは嫌われ者のkurokuboyと申します、性格は非常に悪いですからその旨よろしく（jameskunさん程ではないけど・笑）

＞前世は知らなくてもかまわないとよく発言していますがこの‥

それは商売上の方便では有りませんかねえ、神秘の部分を残しておけばお客さんをガッチリ捕まえておけますから。どんな商売でも手の内は全部見せないのは常識ですよ。

その前に前世
このような物が存在すると本気で信じていますか？
300年昔に生きていた人間の脳の中身が現代の人間の脳にコピーされるのですね？事実ならコピー商品の総本山中国人も腰をぬかします。大昔の人間の意識、人格、経験、記憶が後世の現代人の脳に乗り移る、再現される。その間何百年もの時を隔てて。

私見ですがどう考えても無理でしょう、ありえませんよ。信じたいのは分かります、自分は特別な存在でありたい、私こそ選ばれた人間だ。
誰だってそう思いたいですよ、私だって同じです、人間の弱さですね。

世間にはそれを信じる振りをし、主張し商売に利用する人がいます、お客さんは心に不安を抱える人が圧倒的に多いですね。
間違っても私やANo.1さんのような方はお得意さんになりません。
そのような純粋無垢な人を業界用語で『カモねぎ様』と言います。
意味は分かりますよね？

趣味の範囲で付き合うならそのような業界に首を突っ込むのも良いかも知れませんが常に自分を見失わないように意識してくださいね。
私の『前世など絶対にありえない』と言う主張を覚えていてください。
期待したような答えでなくて申し訳ありませんが。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます　参考になりました

お礼日時：2006/10/23 08:07

No.1 回答者： jameskun 回答日時： 2006/10/22 15:24

もちろん商売上の策略です。

マルチ商法が「これはねずみ構ではないので安心して下さい」という常套手段と同じ。

そう言っておけば、深く考えない信者共を信頼させ上手く操れるからです。その結果本が飛ぶように売れたそうです。

この回答への補足

どうもありがとうございます　そういう見方もあるのですね。前世は本来が物質やエネルギーを測って証明できないことを、かなり昔からまじめに研究されてきて、現象例を蓄積してこれが前世であると言うことにたどり着いたように思っていますが？　他力本願な者があとからそれを利用しているのでしょうかね？

補足日時：2006/10/22 17:49