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築1年の家に住んでいますが、半年ほど前に犬走りに0.5mm位のクラックが基礎との付け根から犬走りの先端まで入ってるのに気がつきました。 HMに連絡したところ「この程度は問題ない」と言い割れ目にセメントか何かを塗っていきました。 半年たってその割れ目のセメントが取れてきたのでまた連絡して塗り直してもらおうと考えていますが、 本当にこの程度なら問題ないのでしょうか? いろいろと家の不具合が多く見つかったのでイマイチHMが信用できなくて・・・

A 回答 (1件)

■まず基本的にご理解いただきたいのは、犬走りはたとえコンクリートがつながっているように見えても基礎とは一体になっておらず「家周囲の土の上にコンクリートを敷いただけ」なのです。

ヒビが犬走りだけのものでしたら、問題は全くありません。今の段階で補修の必要もありません。数年様子を見たほうがよいです。割れ目から草が生えてこないようにだけはしてください。

■家の基礎を造った時に、周囲の土を掘っていますから家の周りの土はやわらかくなっています。そのため部分的に沈下して犬走りにはヒビができます。

■それをふせぐには、犬走りを造る時にお金をかけて鉄筋を入れたり、基礎の施工時に掘り返したより深くコンクリートを敷くか、なのですがいずれもただの犬走りにはお金がかなりかかるため、オプションで注文しない限りはそのようなことはしません。

■よって、場合によってはヒビが入ります。でもそれはただの犬走りのヒビであって家の構造には全く関係ありません。今後もっとヒビは増えてくるかもしれませんから、ある程度数年放っておいて、おちついたところで塗りなおす、のが最も良い方法です。

■「じゃあHMの保証などはどうなるの?」とお思いでしょう。よく契約書や保証書をご覧ください。HMや工務店では犬走りは家本体とは別ものであること、上記のような原因でヒビはよく生じること、なので保証書には基礎に関しての部分近くに「犬走りなど家周囲のコンクリートのヒビは含まれない」というような内容が書かれていませんか?

■セメントを塗りにきてくれただけでも良心的というものです。全く問題はありません。もちろん、基礎本体にクラックが増えてくれば問題です。

■犬走りのヒビは地盤沈下や基礎工事の不具合の指標、というようなことを言う素人がいますが、これはさも本当のようなウソです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます。 大変参考になりました。
基礎工事の不具合があるのではと思っていましたが、安心できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2006/11/05 18:47

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