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表題通り、博士課程在籍中の彼のことです。彼は理系(生物系)の大学院に進学していて、将来はアカデミックポストを目指しているそうです。
が、現在研究室で問題を抱えていて、こんな大学やめようかなと言いだしました。研究指導をしない教官についてしまったことがどうやら原因らしく、二年経つにも関わらず一貫したテーマはなく雑用のようなしごとばかり言いつけられるそうです。また、自分でテーマを設定しようにも指導教官が生返事で結局何もできないみたいです。
私にはあまり経験がないのでぜひみなさんに教えていただきたいのですが、理系大学院の大学院生の指導というのはどんなふうになっているんでしょう?指導教官が1から10まで引っ張って方針を指し示してやるものなんでしょうか?(現状はともかく理想は、というのでも構いません。)またこういう状況に陥ってしまったらみなさんどうされているんでしょうか?あと似たような体験をされた方に、こんな時どう接して欲しいか、もしくは接したか伺いたいです。いろいろ書いてしまってすみません。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんばんは。



私は大学院には在籍しませんでしたが、大学院の事情をそれなりに知っています。

理系大学院全般に言えるか分かりませんが、最初の1、2年は先輩や指導教員の雑用に追われることが多いです。
実験も手伝いがほとんどですが、その手伝いをしながら実験のノウハウを覚えていくと言った感じです。
そして、自分で論文や学会で興味のあるテーマを見つけ、その実験スケジュールを組んだり
予備実験をしたりして、ある程度実験結果の予測をたててから
自分の研究が本格的に始まると言った感じでしょうか?

指導教官が怠慢でとか、嫌われたりするとあからさまな贔屓をする教員がいるのは日常茶飯事です。

その場合は、素直に講座の主任教授に言うべきだと思いますが。
もし主任教授に言うなら、その時に、「自分はこういう研究をしたいと思っている」
というある程度の研究テーマや研究計画を立てておいた方がいいです。

文句ばかり言ってやることやってから言えよ、と言われたらそれまでですから。

参考になるか分かりませんが。
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海外の大学院に在籍中の者です。

参考になるかどうかはわかりませんが、博士課程を終えた人の話や、私が見聞きしたことをもとに書いてみます。

まず、洋の東西、文系・理系に関わらず、指導教官と研究生の問題は後を絶たないようです。

学者というのは、新しい知識を生み出すのが仕事で、他の人が研究していないことを研究して発表しなければなりません。ですから、指導教官といえども、研究生の研究テーマを決めてあげたりすることはできません。まず、研究生がテーマを決めて、そのテーマの指導ができそうな指導教官を選ぶのが普通だと思います。

しかし、指導教官といえども、研究生の内容についていつも指導ができるとは限りません。自分の研究と共通する部分の参考文献を指示することはできるでしょうが、手取り足取りは無理です。博士課程ともなれば、誰もやっていないことについて深く研究をするのですから、一人で苦悩することになります。しかし、それが研究の醍醐味でもあります。

そして、新しい論文を出版することが学者の仕事であり、研究成果が学者生命に関わってきます。よって、研究成果をめぐっての争いも多いようです。質問者の方の彼氏の指導教官も、自分の研究で頭も手もいっぱいである可能性が高いです。

詳しい状況はわかりませんが、その指導教官についていて埒があかないようなら、指導教官を変えたり、大学を変えたり必要があるかもしれません。今は、海外の大学院に進む人も多くなってきました。
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