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大学院修士課程(博士は言うまでもなく)というのは、基本的にその分野に従事することを前提に、学生自身が希望とする研究を指導できる教員の研究室を選択し、受験するものだと思っておりますが、例外もありますか。

学部の指導教員が今年退官するのにもかかわらず、4年生が後任の教員と進学や研究相談もせず、後任教員の意志と関係なく進学できることってありますか?その教員の専門分野でなくても学生側が無理やり受け入れを求めることって可能ですか?

ちなみにその研究室の雰囲気はブラックで、今の教員の学生指導は適当ですし、過去の修士卒業生たちもただ学位だけ取るためにその研究室に進学するみたいな感じでした。

大学関係者がいらっしゃればお願いいたします。

A 回答 (2件)

大学院では多くの場合、研究の単位ごとに受け入れることになります。

なので複数の教員が所属する研究室であれば、残った人が指導をすると言う前提で受け入れますし、一人しかいないのであればそもそも受け入れません。任期が1年の場合であれば受け入れたとしても途中で指導教員が交代することが前提になりますし、それは受け入れの際に決めておくことです。

まあ、こう言ったことはローカルルールなので大学院によって違いはあるでしょうけど、不慮の事故とかならいざ知らず、通常、指導教員や研究室の決まっていない状態では受け入れませんし、出願もしません。

質問文からは、あなたが何を望んでいるのかがはっきりしません。定年退職をする教員の指導を受ける前提での進学ができないのは当然ですので、別の教員の指導を受けることを前提として受験することになるでしょう。唯一の教員が定年退職をし、後任が未定であるような研究室は学生を募集しないでしょう。大学院入試の出願は、早いところで6月ごろから始まりますが、その時期に後任者が決まっていることはあり得ませんし、最近では退職者と交代で着任するようなことは少ないです。

また、あなたの言う後任者が例えばそこの准教授とかである場合(もちろんそうなるかどうかは不明です)と学外から招聘される場合では事情が全く違います。
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工学部の元教員です。

まず大学は教育機関です。研究者養成は,大学院の後期3年の課程つまり博士課程でようやく始まります。そして大学は就職予備校ではありません。したがって,修士課程の勉強をする研究室の選択と,その分野への将来の従事とは全く関係がありません。事実,僕の同級生もそうでしたし,30年以上勤めた大学の卒業生もそうです。企業も修士研究の内容をもってその修士学生が専門家だとか研究者だとか,一切考えておりません。ほとんどが,修士研究のテーマとは異なる分野で仕事をしております。ただし,研究室を選ぶのはまずは学生の希望ですが,それが敵わないときは抽選や成績順ということもあります。
 大学教員の人事は,学部の教授会で裁決されて学長が認めるまではマル秘中のマル秘で,学生にはもちろん,その当該学科の准教授にも知らされないことです。ですから,学生が卒論をやる研究室を選択する際に,後任教員のことを考慮することは不可能です。ただし明らかにそこの教員が退職する(国立大学は法人化した以降,教官はおらず教員ですから退官という言葉は適切ではありません)ことが公になっているでしょうから,その研究室に何人の卒論生を配属させるかは学科が決めているはずです。後任が決まりそうもない場合には0名とか。また,学部教育は全教員で公平に分担実施するのが基本ですから,配属人数は,どの研究室も同じくらいになっているのが一般的です。ですから,新しく赴任してきた教員はその学生を指導しないといけません。もちろん,研究テーマはその新任の教員の研究テーマになります。また,多くの大学の学科では,まだ小講座制を採用していたりして,退職教員の研究室には准教授がいる場合もありますから,その場合には学生がその研究室を選ぶのは当たり前でしょう。
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