
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
大伴家持の和歌もメジャーですが、こんなのはどうでしょう。
*あたらしき年の始にかくしこそ
ちとせをかねてたのしきをつめ 古今和歌集・巻第二十・大歌所御歌
新しい年の始めに、こんなふうに御竈木(みかまぎ)を積み上げるように、千年の繁栄を想い描いて楽しみを積み重ねよう。
*新しき年のはじめに豊の年
しるすとならし雪の降れるは 万葉集・葛井諸会
あらたなる年のはじめに降る雪を見て「これは豊年になる端兆だぞ」と詠んだ、希望に満ちた歌です。
回答ありがとうございます。
古今和歌集の巻第二十、いいですね。
万葉集より古今集の方が和歌として完成されているので、いいかもしれません。
巻第二十ですと、確か高野切れにある歌ですよね。
ありがとうございます。大変参考になりました。
No.2
- 回答日時:
「降る雪や」ではなくて「降る雪の」ですね。
失礼しました。
それ以外の表記は、教科書など学校教育で普通使われているものです。
原文は万葉仮名ですから、これが正解というものはありませんが。
一応、岩波大系本(旧版)から原歌を転記しておきます。今度はちゃん
と校正します。
新 年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰
No.1
- 回答日時:
新しき年の始めの初春の今日降る雪やいや重け吉事 大伴家持
(あらたしき としのはじめの はつはるの きょうふるゆきや いやしけよごと【現代仮名遣い】)
万葉集の最後に置かれた歌です。著作権が切れて(当時在ったらの話ですが)千数百年たっています。
「新しい年の初めの初春の今日降る雪の、ますます降り積もるように、よいことよ、ますます重なってくれ」の意。
回答ありがとうございます。
色々検索をかけたところ、
『新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事』
のようですね。
とても綺麗な歌ですね。気に入りました。
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