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最近、デジカメで撮影した画像をプリントする試みをしています。
デジカメは400万画素クラスで、高解像度設定で撮影しています。
この画像を自宅のインクジェットプリンタ(1440dpi)でプリントしました。(写真のいわゆるLサイズ相当の大きさで)
最近、富士フイルムのCMでデジカメプリントというのをやっているのを見て、デジカメ画像をプリントしてもらいました。
このプリンタの出力解像度はどうやら300dpiということです。
2つの画像を比べると、富士フイルムのデジカメプリントは300dpiなのに、1440dpiのインクジェットに見劣りしないくらい
解像度が高いように見えました。
1440dpiと300dpiの差って一体どういうことなのでしょうか?

A 回答 (4件)

これは、インクリボンを使う、昇華型プリンタの300dpiとインクジェットの1440dpiで前者の方が綺麗なのはどうしてかということでしょう?



これは、印刷の仕方が異なるための違いですね。
インクジェットの1440dpiは実際には荒いのですね。
一つの色を再現するのに、何度か複数色のインクを打ち付けて色を再現します。その結果1440dpiを合成するのです。実際に印刷するときに1440dpiに確実になるとはいえないのがこの方式で、一部の再現が難しい部分は、このインクドロップ(複数回のインクの打ち付け)でごまかします。もう少し分かりやすく言うと、どうしてもインクでうまく色合いが再現できない場合は、ドットの周囲に違う色をばらまいて、色合いを調整したり、逆に同じドットに何色かの色を打ち付けて画像を再現するため、ドット再現が甘い、また、色調の再現性に欠けるわけです。


さて、業務用プリンタや昇華型のデジカメ用プリンタではどうなっているのでしょうね。これは、三原色をうまく使うことで色を再現します。階調表現が高く、インクジェットの1440dpi(1インチ当たり1440のインクドロップ)に対して、360dpi(1インチ当たり360ドットの印刷)の違いが出てきます。
インクは必ず3層のシアン・マゼンタ・イエローを合成して形成します(参考URLをご覧ください)。また、ドットを打ち付けるのではなく形を形成するの昇華式。360dpiならインクジェットで言うと約5760dpi相当の印刷品質で印刷が可能となります。
さてどうしてでしょうね。これは、いわゆるパソコンで言う色ですね。
1024×768ドットの32ビットカラー(1677万色)と
1024×768ドットの8ビット(256色)では
どちらが綺麗かというのと同じで、色の表現力が圧倒的に昇華式の方が良い。それに加え参考サイトにあるように色の層を作るため、インクジェットのドットの製品に比べて美しい。

分かり難いかな??

参考URL:http://www.shinko-elec.co.jp/printer/colorpet/pr …

この回答への補足

詳しい回答ありがとうございます。
富士フイルムのデジカメプリントは、通常のネガからプリントするときと
同じペーパーに、300dpiでレーザー露光してプリントされているようです。
となると昇華型プリンタと同じ原理、つまりCMY三層の発色で階調再現が
されていることになります。それぞれの層が256階調持つとすると、確かに
パソコンでいう所のフルカラー相当ですね。
ところでご説明の中に、「昇華式360dpiはインクジェットで5760dpi相当の
印刷品質で印刷が可能」という箇所がありました。この関係はどのような
関係式で表されるんでしょう? 
割り算すると16倍となるのですが、16という数字に何か意味はありますか?

補足日時:2002/05/08 19:46
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Q/ご説明の中に、「昇華式360dpiはインクジェットで5760dpi相当の印刷品質で印刷が可能」という箇所がありました。

この関係はどのような関係式で表されるんでしょう? 

A/これはいわゆるワンドットの再現レベルの違いです。インクジェットでは、先に挙げたとおり、ドット単位でインクの色合いを調節するのではなく、バーチャルで周りのドットから色を再現することもあります。しかし、昇華ではドット単位でインクの色合いを確実に再現します。どのように再現するかというと、インクジェットでもインク量の調整が以前からできますが、昇華ではインク量を究極といえるレベルまで調整しインクジェットの数倍の微調整が利きます。

長くなりそうですから、先は参考のマイクロドライブ方式の点をご覧になられると分かるかと思いますよ。
LPIで再現される画質が高ければ、最近のインクジェットで言うdpiで表すとそうなるということです。
ちなみに、16倍は前回の参考をベースとして計算していますので、何せ今のプリンタの階調レベル(中間調)のデータの入手に時間かかりそうな気がしまして、それに富士フイルムの製品も見てませんし・・・もしかすると実質8倍程度だったかも・・・

参考URL:http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/9 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
昇華型プリンタやTAプリンタや写真用業務プリンタは、1ドット単位で
フルカラー相当の色を再現するのに対して、インクジェットは複数のドット
単位(この原理が難しそうですが)で表現する、という違いがあると理解
しました。
方式の異なるプリンタに対して、単純に出力解像度の値の大きさでプリント
のきめ細かさは計れない、ということですね。

お礼日時:2002/05/14 13:46

 1インチって、わずか2.5センチですよね。

その中の点の数が300個だろうが1440個だろうが、要は「人間の目では区別がつかない」ってことです。

 点1個の大きさは、300dpiの場合で0.08ミリ、1440dpiの場合で0.017ミリ――です。逆に解像度が低いほうだと、例えば72dpi=0.35ミリ、144dpiだと0.17ミリ――です。人間の目では「0.35ミリと0.017ミリの違い」は分かるでしょうが、「0.08ミリと0.017ミリの違い」は分からないんだと思います。

 ちなみに、あるスポーツ新聞社の方に聞いた話ですが、その新聞社では写真(プリント)を新聞に掲載する場合の解像度は300dpiだそうです。
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開発7年、技術コンサル3年勤務している者です。



1つの画像は、無数の点によって、表示されます。

解像度のdpiとは、簡単にいうと、
ドットパーインチの略文字です。

1インチ(2.5センチ四方)あたり、
その点が何個あるかということです。

よって、
>1440dpiと300dpiの差って
>一体どういうことなのでしょうか?
1インチ当たり1440個の点で表示する方が、
よりきめ細かいので、より鮮明に表示できます。

この回答への補足

さっそくの回答ありがとうございます。
Cood-S15さんがおっしゃる通り、1440dpiの方が
よりきめ細かく鮮明にプリントされるはずですよね。
ところが高々300dpiしかない写真プリントも、
きめ細かさでは1440dpiのインクジェットプリントに
劣らない(もしかしたら優れている?)ように見えるんです。
これが私の合点がいかない点なのです。

補足日時:2002/05/08 18:47
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