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 アメリカのマルコム・ボルドリッジ賞が国家的な産業構造の改革につながったことがよく言われますが、MB賞は元はデミング賞をモデルにしたと聞きます。
日本ではなぜ経営品質の同様の効果があがらなかったのか、短期間で(付け焼刃的でも)学びたいと思っています。

 参考になる文献を教えてください。
 ちなみに英文は読めません。
 日本の文献は、どうしても日本経営品質賞などに参画している人の著書が多く、日本に対して甘い目で見ているので、多少批判的なものが書かれている物がいいのですが、、、

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A 回答 (1件)

 1980年代に日本企業がJAPAN AS NO,1といわれたのには、デミング賞を獲得するための品質管理(QC)、全社的品質管理(TQC)を行ったことが大きな要因であるといわれています。


 TQC(全社的品質管理、現在はTQM)は、終戦後、GHQによって品質の不良を軽減する統計学の応用として導入されたことが始まりです。60年代の日本企業の<安かろう悪かろう>のイメージを覆すために多くの企業で活用されました。
 しかし、オイルショックによる、生産の効率化が求められるようになり、利益確保のためのQCという意味合いでも使われるようになり始めました。品質のためのQCから、コストも削減できるQCへと変化し始めたのです。
 競争が激化し始めた1980年代においては、品質だけでなく低価格化も問われた時代だったため、コスト削減が必要となったのです。
 その後、コスト削減の要因の方が強くなりすぎて、本来の品質のためのQCではなくなったのではないでしょうか。
 また、もう一つ考えられるのは、デミング賞の存在です。日本という国は、いい大学に入ってしまえばそれでいい!というイメージがありますよね。このように、一度○○をしてしまえば、そこで満足。というのが、デミング賞にとってもいえるのはないでしょうか?<デミング賞を受賞した>という肩書きを得ることに満足してしまい、その後、品質に関するアクションが薄れすのではないでしょうか。
 これに書いてあることなんか、どうでもいい!MB賞と日本企業について知りたい!と思われるのであれば以下の文献を参考にされてはどうですか。
 
SRIC REPORT 98 Vol,3 No,3(通巻第11号)
1~4ページの日本企業経営の特質と課題
 ~全米クエスト会議に参加して~ 松並英一著
 1998年6月10発行
編集・発行 株式会社三和総合研究所 
 電話番号03-3572-9030
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
こういった歴史的な推移はちゃんと勉強しないと自分なりの回答が見いだせなくて、自分ではとうていできなかった状態でした。学術的なだけでなく噛み砕いた意見がものすごく助かりました。
参考文献に関して、入手して読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/01/12 10:47

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