
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
◎門戸開放・・・列強は中国を独り占めにするな。
中国はどの国とも幅広くつきあえ。アメリカも中国とつきあいたいから、つきあうチャンスを与えてくれ。◎機会均等・・・中国貿易は今までの列強にかたよらず、どの国とも対等におこなえ。アメリカも中国貿易に割り込みさせてくれ。
◎領土保全・・・中国の植民地化反対をいったもの。つまり、列強の中国分割の傾向に対して警告を与えたもの。しかし実際は、中国進出に出遅れたアメリカが、中国市場への割り込みをねらったもので、アメリカを出し抜いて、中国を分け合うのはやめろ。なお、この「領土保全」の要求を聴いた列強は、中国を植民地ではなく租借地や利権の獲得によって実質上自分のものにしていく作戦をとった。そのため、中国は植民地にはならなかったが、半植民地状態になった。
No.1
- 回答日時:
アメリカは中国における利権獲得競争に出遅れていました。
アメリカが中国への足がかりとしてフィリピンやハワイを自国領とした1898年は既にアヘン戦争から半世紀以上経っており、日清戦争で敗れるなど弱体化著しい中国から、列強諸国がハゲタカのように利権を奪っていた時機にあたります。
三原則は別々にあるのではなく、基本的に「アメリカの中国進出の余地を確保する」という目的に為にあるものです。
門戸開放・各国が自国の勢力圏を独占市場とすればアメリカが入る市場がありません。それを制する為の主張。
機会均等・上に同じく。機会が均等と言うことは既に既得権益を持っている側もそうでない側も同じ機会を与えられると言うことです。
領土保全・これも同様に中国領が他国に次々と併合されていけばアメリカが入る余地がそれだけ減ります。
この回答へのお礼
お礼日時:2007/02/04 17:05
アメリカも中国に進出しようとしていたというのは分かっていたのですが、列強の動きを阻止するものだったのですね。回答ありがとうございました。
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