こんにちは。似たような質問が検索してもでてこなかったので、ここで質問させていただきます。
僕は大学に入ってからバイオリンをはじめ、はや5年ほどになります。オケに入っていた1年を除いてはほぼ独学です。まだ譜読みは慣れていません。様々な調号のパターン(長調・短調)も、♯や♭が3つ以上つくと悲鳴を上げます。
1から勉強しなおそうと思い、やさしめの楽典の本を買って読んでいますが、いわゆる音階の知識(完全○度、旋律的短音階など)や和音の知識が絶対的に必要なのか悩んでいます。覚えようと思えば無理にでも頭につめ込めれますが、そのような次元で本当によいのかわかりません。少なからずバイオリンを演奏する限りでは、調号を見て臨時記号に気をつけて忠実に弾けば曲になると思います(今はできませんが・・・)。曲の雰囲気やテンポ・タイミング等を知るにもCDなどで確認できます。僕はあくまで趣味の次元でバイオリン演奏をするだけで、将来的にアマオケに参加したいとは思っていますが、作曲などは全くやるつもりはなく、どれくらいまで音楽理論を理解していればいいのかが知りたいと思っています。
教えてください。よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
あなたがこの先、趣味でヴァイオリンを続けていく上で様々なヴァイオリン音楽や楽譜に出会ううちに、楽典=理論的なことを演奏という実践のなかで自然とに学んでいくと思います。
ですから、趣味であろうと本職であろうと勉強する姿勢は同じだと思いますので(作曲は全く別のものですし)、演奏ということにおいても、これから先、ずっと勉強・研究が出来ると思いますよ。さて、♯や♭が3つ以上つくと悲鳴を上げます・・・とありますが、簡単に説明しますと、
・当然、ご存知でしょうがヴァイオリン(以下、Vn)の各開放弦の音はGDAEです。それぞれを主音とした調(長音階)は♯が順に1~4つ付きます。これらはVnが最も良く響く調性と言えます。♭系は確かに開放弦が使えず、一見難しく感じられますが慣れれば実際そうでもありません。
短調の場合は、和声的と旋律的があって音階の上行・下行が前者は同じ、後者は違うに分かれます。これは臨時記号を付けたり、ナチュラルで戻したりします。
♯も♭も各4つ位までは古今のあらゆる曲に実によく出てきます。ですから場数を踏み、曲に慣れればそれが普通になってくるのです。
・和音の知識・・・Vnの調弦は5度(完全協和音)です。うなりがあってはいけませんよね。あと、8度(オクターブ)もそうですよね。さらに4度にもあります。
Vnの重音では6度、3度がよく出てきます。6度は音程がとり易いのですが、3度は指の形も含め難しいですよね。ロード、セビシック、クロイツェルなど練習曲を繰り返し、古今の有名なソナタ、協奏曲などを弾くうちに次第に要領も分かってきます。(楽譜のパターンを見るだけで指がその形になります)好きな演奏家のCDも大いに参考になります。とにかく数多く曲に当りましょう。
大まかにはこんな感じでしょうか?
ヴァイオリンが趣味としてでも是非一生の伴侶となるよう、ご自分なりに楽しく勉強を続けられてください。
ご回答ありがとうございました!
数をこなして経験を積み重ねていけば自然にわかるということですよね。苦手意識を克服して一つ一つ着実にやっていきたいと思います。
あと、GDAEをそれぞれ主音とした調と調合♯の数の関係は目からうろこでした。結構、合理性・法則性があるものなのですね。こういった発見だけでもモチベーションが高まります。
和音の知識まで教えていただいてありがとうございました!
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
アマチュアで楽器を演奏していた経験のあるものです。
音楽理論の事は知らなくても楽譜を「音」にはできるし,知識がすぐに何かの役に立つ訳でもないけれども,深く理解していればそれだけ深い音楽表現ができる可能性が拡がる,という所だと思います。
が,アマチュアとしてどこまで必要かというのは,なかなかに難しいですね。
最低これだけ必要,というのもないし,ここまでやれば十分,というのもないような気がします。
はっきりしない答えで申し訳ありませんが,「質問者さまが必要と思った時に,必要だと思う分だけ必要」,という事になるのではないでしょうか。演奏の上で必要な知識は,必要に応じて自然に蓄積されていくものだと思います。
---(半分余談ですが)---
質問者さまはヴァイオリンを演奏されるとの事ですが,例えば,大変に有名なバッハのシャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータより)の楽譜をご覧になったことがありますか?
http://www.jsbach.net/images/chaconne.html
(バッハの自筆譜,途中までですが)
これを忠実に(旋律の抑揚も音量の変化もテンポの変化もなしに)弾いたとしても,おそらくは,まったく「曲」に(「音楽」に)ならないですよね。
しかし,CDなどを聴くと,みなさんそれぞれにとても豊かに表情付けをして,素晴らしい音楽を表現していらっしゃいます。
こうした演奏解釈というのは,奏者の勝手でやっている訳ではなくて,かなりの部分は音楽理論の裏づけに基づいて行っているのです。(演奏家なりの理論解釈にそれぞれのイマジネーションが加わり,個性的な演奏になります)
例えば,旋律の動き方,リズム,曲の形式,和声構造(たとえ無伴奏の単音の曲であってもその背後には和声的な構造があります),過去の演奏についての研究,などなどが表現・解釈に反映されていきます。
誰かの演奏を参考にするのもいいですが,こうした解釈の上で自分なりの表現を創造していくのが,楽器演奏の醍醐味だと思いますので,ぜひともそれを目指して欲しいな,と思います。
質問の内容が悪かったと反省しておりますm(_"_)m
確かに、Ta595さんのおっしゃるとおり、決まった基準などは存在しないと思います。「アマチュア」と一言でいっても、そのレベルは人によって様々ですよね。レベルに応じて少しずつ階段を上るように理論も実践も身につけていきたいと思います。
あと、バッハのシャコンヌの楽譜は初めて拝見しました。単に楽譜だけがあって、それを弾くだけじゃ本当の意味ですばらしい曲には成りにくい、やはり音楽理論も重要だということがわかった気がします。
そう考えると音楽は本当に底が尽きないほど奥深いですね。一生かけて学んでいこうと思います。ありがとうございました!
No.1
- 回答日時:
・「コピー」であれば、特に、必要ないと思いますよ・・・
・「JAZZバイオリン」のように、即興作曲するのであれば、別ですが。
また、調号とか、理論も、「コピー」であれば、
同じことをするので、覚えちゃいますよね。押さえる場所「耳」で。
なので、作曲などは全くやるつもりはなく・・・であれば、ほとんど、必要ないと思いますよ。
簡潔明快なご回答、ありがとうございました!
当然楽譜にそって演奏するわけですから、自分で
いろいろアレンジすることは今のところ考えていません。
ただ、もし可能であれば将来的にやってみたいという
希望はあります。結局自分の努力次第ですね。
ありがとうございましたm(_"_)m
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