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現在、東京都は2016年夏季五輪の招致活動をしています。わたしは、都民、および国民として、この大きな活動の意味を理解して良い方向に向かうように協力していきたいと思ってます。

そこで、1964年の東京五輪を振り返りたいと思います。
64年大会が我々日本人、および世界の人々に与えてたものとは何でしょうか?

単純に思い浮かぶのは、新幹線、高速道路、国立競技場などのインフラ設備であり、その後の日本は多大に恩恵を受けていると思います。
しかし、このオリンピックのおかげで生まれ、発展した、目には見えないももの、その後の日本にとって大きな礎となった遺産もあるに違いません。

漠然とした質問で申し訳ございませんが、わたしは32才なので64年を体験していません。市川崑監督の公式記録映画を何度か見ただけですが、64年を起点に現在の日本が決定づけられたような気がしてなりません。どのような些細なことでも構いません。64年大会が残した遺産(レガシー)を感じ取った体験談をお聞きかせください。

A 回答 (1件)

東京オリンピックを経験して、観戦マナーが洗練されたような気がします。


自国チーム一辺倒の声援。ワールドカップ予選での中国人の偏った観戦マナーが顰蹙を買いましたが、戦後しばらくのあいだ、日本人もまったく同じでした。
たとえば、田園コロシアムでのテニスの国際大会。
日本人がポイントをあげると拍手喝采。
外国人選手が得点するとスタンドがシーンとシラけたものでした。
目にあまるそうしたスタンド風景を問題視する声が高まるにつれ、
外国人選手のプレーにも拍手するフェアーな態度がじょじょに浸透していくのですが、
どこか背伸びしているような、もひとつ板についていないふうのフェアーぶりが、
東京オリンピックを契機に板についたような気がします。
テレビに映し出された閉会式の各国選手入り混じっての感動的な乱痴気騒ぎに、
「世界は一つ」とおひとよしの日本人は酔い痴れ、
それが公平な応援マナーの栄養源になったと見るのですが、どうでしょうか。
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この回答へのお礼

amuruさんありがとうございます。

確かに現在の日本人はスポーツ観戦において、ひたすら「良いプレー」を求める様な気がします。自国やひいきのチームが無くても、楽しく観戦できる素地がありますね。それが、トヨタカップやNBAなど海外ビッグイベントの日本開催につながった一因とも考えられます。昨年のドイツW杯でも決勝トーナメントに日本が進出できなかったにも拘わらず、決勝トーナメントの欧州以外の外国人観客は日本人が圧倒的に多かったと聞きます。
このような気質は、東京オリンピックで明確になったともいえますね。

大変興味深い御意見ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/23 10:25

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