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小さい頃からずっと疑問でした。
なぜ女性が出産をするのか?
男性じゃだめなのはなぜ?
男は力が強いから、狩さえできれば良かったから?

女性の方が痛みに強いから・・・など、根拠のない理由ではなく、
しっかりと生物学(?)に準じたお話を聞きたいです。

くだらない質問ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

こんにちは。



>なぜ女性が出産をするのか?

「出産」と一口にいいますけど、出産するには妊娠(排卵→受精→子宮に着床)ということが不可欠ですね?これをちょっと切り離して考えましょう。
男性と女性の二つの性があって、男性が精子を、女性が卵子を作って生殖する方法を「有性生殖」と言います。ヒトを始め哺乳類は全てそうです。しかし生物・植物界全体を見ると、その他にも色々あります。雌雄の別がないもの、雌だけで殖えるもの、一個体に雌雄が同時にあるもの...。それぞれの環境で一番メリットがある方法を採って繁殖しているわけです。
それから、子宮で胎児を育ててから産むことは、子を外敵から守り、少数精鋭で優れた子孫を残せるメリットがあるわけですが、これにしても鳥類や魚類、昆虫などを見れば、何十何百と卵を体外に産み落とす代わりに敵に食べられたりして成体にまでなるのはほんの僅か、というようなシステムの生き物も多いわけですね。ただ、卵子を作る性と体内で胎児を育てる性が違っている生物は皆無だと思います。子宮と卵巣は発生的には別系統なはずですので、別々であっても良さそうなものですが、わずか0.2mmほどの卵子を一度体外に出して別の個体の子宮に入れるなどという危ない作業(どっかいっちゃうでしょ!)をしなくていいように、やはり卵巣と子宮は同じ場所にないと困るからでしょうね。
なぜヒトが雌雄が別になり、子宮の中でヒトの赤ん坊として成熟する時期まで育ててから産む理由も、一言で言えばそうすることがヒトが繁殖する上で一番メリットがあるが故なのでしょう。
ヒトがここまで爆発的に数を増やし成功を遂げているということは、このシステムが「良いシステム」である証拠ですね。
それぞれの生殖システムの詳細(どんなもので、どのようなメリット・デメリットがあるか)は、このカテよりも生物カテでご質問になってください。詳しい方が沢山いらっしゃいますから。
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>例えばヒトの男性が子宮を得て出産可能になれば、男性ではなく女性・・・ということになりますね。



これも数百万人に1人くらいでありえます。
本来、Y染色体に存在して、性決定遺伝子となるSRY遺伝子が、精子形成の減数分裂の過程でX染色体上に移ってしまう事があります。
そうすると、受精卵はXX型=女性のはずが、SRY遺伝子が存在するために外見上は男性として生まれる事になります。

性別の存在理由は今なお未解明の部分が多いようです。
もし良ければ、別冊「ニュートン」をどうぞ。

http://www.amazon.co.jp/dp/4315517887/
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ダーウィンの進化論によると、環境に対応してきたものが、生き残る、つまり生物は環境によって変化してきました。


外で受精したり、胞子を飛ばしたり、卵で産んだり、哺乳類ができたりという生命体の多様性は環境に対応してきた結果、ということです。

この質問では、人間のオスに限定されていますが・・・。

卵が先か鶏が先か?というハナシになりますが。

他の生物をみると、両性のものは数多く存在しますが、どれも人間とは似ても似つかない別の種類です。

最初は細胞分裂で複製し、遺伝子の突然変異が主だったと思います。突然変異が、たまたま環境に順応できて、たまたま生き残った。これは非常に効率が悪いですね。

オスとメスがある種類は卵子も精子も減数分裂をして半分の遺伝子を持ちます。これにより、環境の変化に弱いクローンしかできなかった生物よりもはるかに生き延びる事ができました。

他の遺伝子と組み合わせ、世代ごとに遺伝子を少しずつ変化させる方がはるかに効率がいい。前の世代も新しい世代も生き残る確立が高い。
地球はこれまで2~3億年に一度、氷河期をむかえています。そのたびに多くの生物が環境に対応できず絶滅してきたことでしょう。
遺伝子の突然変異で毛のある動物が生まれる確立よりも、毛のある動物同士が交配すれば、子孫が生き延びる確立は高い。

生命の誕生から進化の過程でメスとオスができたんだと思います。
ただし、次に絶滅するのは人間でしょうね。
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地図読めない女・話聞かない男で読んだ


細胞の高等テクニックという部分を思い出しました。
ひとつの仕事しかしらない細胞が
ある偶然か必然か
ほかの細胞と混ざることにより
新たな細胞が生まれる・・
という内容だったかな。
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この回答へのお礼

進化のお話でしょうか。No.4の方がおっしゃられていましたが、生物は元は全てが学問上女性だったようですね。。。そして、男性がどういうわけか生まれたと。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/03/05 02:43

受精して、途中までは男も女も同じような発生過程をたどります。



しかし、途中で男性(性染色体:XY)のYに存在するSRY遺伝子が働くと「男性化」が起こります。
対して、女性はSRY遺伝子がないので何も置きません。逆にSRY遺伝子に欠損があると、本来男性として生まれるはずの人であっても女性として生まれる事があります。
どうやら、生物の基本は「女性」なのでしょう。

>なぜ女性が出産をするのか?
「出産をする性を女性」と学問上定義付けているのかもしれませんが、性は遺伝子を交差させるための手段の1つとも考えられています。

人間は受精した時に男、女が決まりますが、は虫類には温度によりオス、メスが決まる物もいます。

ミジンコは通常、メスだけが生まれて、メスがメスを生みます。
しかし、オスが生まれる事があります。
このオスとメスの交尾で出来た卵は乾燥状態も生き抜く事ができると言われています。

進化のためにも性は必要だったのかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほど、出産する性を女性と定義づけているならば、例えばヒトの男性が子宮を得て出産可能になれば、男性ではなく女性・・・ということになりますね。
元は全ての生物が受精できた(学問上の女性)が、進化の過程でどういうわけか男性が生まれたわけですね。その理由も知りたいです。大変興味深い・・・。
ご回答ありがとうございました

お礼日時:2007/03/05 02:41

子宮がありますからねぇ。

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この回答へのお礼

ごもっともです、子宮があるほうが女性と呼ぶんですもんね^^;男性側に子宮があって、男性が出産できても良かったんじゃないか?ということが聞きたかったのですが、質問の仕方が悪かったようで申し訳ありません。

お礼日時:2007/03/05 02:34

先日観た遺伝子のテレビによると、女性は卵子という卵を持っていて、男性は精子で注入する側ですよね。

よって卵を持っている方が産まなくては受精卵を対外に出す方法がないからではないでしょうか?

またもともと男も女も発達の初期ではすべて女だそうですよ。途中で突然変異して男になっていくものが出てくるので寿命も男が短いと科学的に説明されていました。これは直接関係ないかもしれませんが全ての母体である女という性が分裂をしていく基本の生命体なのではないかと私は理解しました。
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この回答へのお礼

う~む、確かにごもっともです、注入する側に子供ができても・・・?ってことになりますからね。。。女性が寿命が長いのは遺伝子がXXで、細胞の遺伝子が破壊された場合、XXのうち片方が残っていれば再生できるが、男性はXYであるためにできないってな話を聞きました。ご解答ありがとうございました

お礼日時:2007/03/05 02:32

子を産むシステムが備わっているのがメスで


そのメスを霊長目ヒト科では「女性」と呼ぶからでは?

この回答への補足

申し訳ありません、男性に子宮があってもいいではないか!?ということが聞きたかったんですが・・・でも、子宮があるのが女性なんですよね^^;

補足日時:2007/03/05 02:27
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