家の中でのこだわりスペースはどこですか?

初歩的なことも知らないので教えて下さい。

人の遺伝子は、その人固有のものですか。
Aという人が持っている遺伝子は、世界中でその人だけが持っている唯一のものですか。
それともAという人が持っている遺伝子と全く同じ遺伝子を持っている人が世界中に何人かいるのですか。

自分の遺伝子を受け継いだ子供が産まれた場合、その子供が持つ遺伝子も世界中でただ一つのものですか。

よろしくご教示下さい。

A 回答 (5件)

細かい話になりますが…



遺伝子はその人固有のものではありません。場合によっては全人類どころか、全ての生物共通と言ってもいい物もあり得ます。それぞれに固有なものは、あくまで遺伝子の組み合わせ=遺伝情報=ゲノムです。

遺伝子と言うのは、その生物や固体の細かい性質「それぞれに」存在します。例えば、「皮膚の色が白くなる遺伝子」は全ての白人に共通です。個人に固有なわけではありません。他の人種はその遺伝子を持っていないだけです。もし何らかの方法でその遺伝子を他の人種に導入することが出来ればその人の肌の色は白人と同じになります。極端に言えば、動物に導入した場合も同じです(その遺伝子を発現する仕組みがあればですが)。

遺伝子はDNAという物質の鎖からなっていますが、DNA自体は遺伝子ではありません。単なる物質です。A,T,G,Cの4種類のDNAの組み合わせによって初めて意味を持つのです。現に何の働きも持たないDNAの鎖は存在します。

まとめると、
個人個人で違う(一卵性双生児やクローンは除く)のはあくまでDNAの並び方(=遺伝子の組み合わせ)です。DNA自体は全く一緒、遺伝子自体も同じものを持っている人はたくさん居ます。

分かりづらくてすいません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
詳しい説明をしていただき大部分かってきました。

同じDNA、同じ遺伝子を持っている人は世界中にたくさん居る。
しかし、同じ遺伝子の組み合わせ(=遺伝情報=ゲノム)を持っている人は他にはいない。
Aさんが持っている遺伝情報は、Aさんだけの固有のものである(世界中で唯一のもの)。
 という理解の仕方でいいのですね。

お礼日時:2007/03/30 07:18

「遺伝子」という言葉の定義が現在あまり明確ではないので正確な回答というものは無いかもしれません。



 「DNA」として考えた場合は、同じ人間であれば個人間の違いはわずかです。例えば新聞全体がヒトのゲノム全体だと考えると、その中に書かれた遺伝情報の1000文字に1文字くらいの割合で個人間の差があります。1文字の違いが個人の性質にどれだけ影響があるかは、その文字の場所にもよります。例えばある記事の1文字が違うだけで、耳垢が湿っている人と乾いている人の違いが出たりします。このあたりに興味があればリンク先などが参考になると思います。

 その違う部分の半分は親から子に受け継がれます。また、突然変異で新しく違う部分が出来たりもします(確率は数万分の1なのか数百万分の1なのか、環境によって色々かわります)。新聞の例を延長すると、ヒトのDNAはATGCの4文字で書かれた約30億文字の新聞ですので、上記の割合で個人差が出る場合、30億文字全て同じになる可能性は先の回答者が述べられたようにゼロではないですが限りなくゼロに近く、質問にあるような「世界中に何人か」というレベルではありません。現実的には、一卵性の双生児くらいでしょう。

 話は逸れますが、現在の認識ではNo3さんが述べられたような「転写されてタンパク質になるDNA=遺伝子」では無くなってきています。機能を持つRNAがあったり、転写後翻訳前にRNAが修飾を受けたり。まだまだ解明途中のことも多く、専門用語の定義も昔のものをそのまま使うと矛盾がでてくることも。

参考URL:http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/genomemap/
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この回答へのお礼

有難うございます。
専門的に解説していただき、より深く理解することが出来ました。
やはりその人が持つ遺伝情報は、その人固有のものなんですね。

お礼日時:2007/04/03 08:51

>no1


DNAには翻訳されてmRNAができ、タンパク質ができる部分と翻訳されない部分があります。そのうち、翻訳される領域の塩基配列のことです。だから遺伝子=DNAというわけではありません。

本題ですが、上でも言ったように遺伝子はタンパク質を作るためのものなので、全ての人が必要とするものもあります。逆に持っていないと何か病気になってしまい、悪ければ死に至るということもあります。ということで、遺伝子の中にはほとんどの人が持っているものもあれば、固有のものもあります。一方、DNAは同じであるという確率は限りなく小さく、限りなく0に近い、0といっても過言ではないでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございます。遺伝子とDNAの違いを調べてみます。

お礼日時:2007/03/30 06:59

一卵性の双子の遺伝子はまったく同じです。



赤の他人の場合でも、遺伝子の組み合わせには限りがあるので、まったく同じ人がいる可能性はゼロではありません。

今現在いなくても、過去にいたかもしれないし、未来に出現するかもしれません。
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この回答へのお礼

有難うございます。
世界中に自分とまったく同じ遺伝子を持つ人がいるかもしれないのですか。ということは顔も同じということになるのかなあ。

お礼日時:2007/03/30 06:52

遺伝子というのはDNA(デオキシリボ核酸)の事です。


事件などで遺伝子情報から犯人を割り出すことが出来るように親子でもDNAは違います。
DNAは23対(46本)の染色体からなっており、固体によってその中の情報が違います。
なお、親子のDNAは似ているのでDNAでの親子鑑定なども出来るわけです。

・・・専門家では無いので、これくらいの事しか分かりませんが参考になったでしょうか?
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この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2007/03/30 06:50

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