No.3
- 回答日時:
#2
言語が『表現』として確立する以前にもあっただろう
っていってるのはあくまで『言語の元型』『言語の下地』
物事を単純化、象徴化して思考する思考回路
言語ってものの最大の役割は
『表現』にあるのは間違いないっしょ
ちなみに
>狼に育てられた子供
下記リンク参照
ついでにロムスとレムスはしっかり
知能がありましたのですよ
神話の類いでありましょうが
参考URL:http://www.chironoworks.com/ragnarok/psychology/ …
ご回答ありがとうございました。
リンクに載ってる話、とてもおもしろかったです。「狼少女」「狼少年」の話はウソだという結論なんですね。初耳でした。
No.2
- 回答日時:
文節というか『主語』『述語』『目的語』の概念は
脳にすでにプログラムされてるという考えがあったかと思う
ソシュールだったっけか?
そもそもこの3つは『行為者』『行為』『対象』という
動物として基本的に持っておくべき思考回路に
基づくところがあるので先天的なものと考えていいと思う
そしてこの基本の3つに『助詞』や『前置詞』などによって
関係をはっきりさせたり『副詞』『助動詞』などによって
程度などを表現したりして意味を詳細にしていくワケだけど
これもやはり動物として行動ということをする際の
思考回路に基づくところがあると考えていいと思う
また
思考と言うのは基本的に世界をシミュレートするってことで
言語というのは単に思考の伝達と共有を目的とした手段ではなく
複雑で壮大なシミュレートをする為にひとつひとつの
要素を単純化、象徴化する方法という考え方もできるワケです
つまり言語は単に『思考の表現方法』ではなく
『思考の効率化手段』でもあるって考えです
そうすると言語はそれが声に発せられたり書かれたりする以前から
その元型は構築されていただろうと考える事もできるわけです
つまるところ言語の下地はそれが『表現』として
成り立っていく以前にあったと考えられる
なので
>「あー」とか「ウー」とか言っていたの
が言語の最初というように考えなけりゃ
ならないってこともないってワケです
この回答への補足
大変おもしろい考えだと思うのですが、一つわからないことがあります。もし、言語が音声として発したり文字で書かれたりする以前に思考の手段として人間の能力に内在しているとしたら、狼に育てられた子供は、なぜ知能が発達しなかったのでしょうか?
補足日時:2007/04/03 12:28No.1
- 回答日時:
人間は、言語野を既に獲得していますので言語を生み出す能力を有すしています。
今、1万人の赤ちゃんを隔離空間で育てた場合に、果たして言語を話すか?
ここでは、誰かが無言で成人になるまで育てるという実験を想定します。
この場合、当初は話さないであろうことは容易に想像がつきます。
が、時が立てば、原始言語が生まれ、やがて、体系化されて新たな言語が確立されるでしょう。
この原始言語の生成と体系化の速度は、多分、相当に速いと推測します。
1本の糸を2本に撚り合わせても、ただの太い糸です。
2本の糸を4本に撚り合わせても、ただの太い糸です。
が、この撚り合せる糸の量が一定量に達した時に質の転換が起こります。
十分な大きさに撚り合わされた糸は、もはや糸ではなく紐です。
これが、全ての事象に共通に見られる「量から質への転化の法則」です。
「あー」「いー」も、1語や2語では、ただの合図音です。
「うー」「おー」が加わっても、やはり、ただの合図音です。
が、その量が一定量に達した時に質の転換が起こります。
「おーい」、「あーい」という単語が生れるのは間違いありません。
さて、紐も綯って太くすれば綱になります。
このように一旦生まれた質もも、再び、新たな量の蓄積で次の段階の質へと移行します。
一般的には、これを「否定の否定」と言います。
それが、母音に続く子音の誕生かも知れません。
いずれにしろ、子供達は、量から質の転化、否定の否定を通じて新たな言語を生み出すことでしょう。
もちろん、質問者は、かかる実験を試みてはいけません。
あくまでも、論理的な推論の域に留めて下さい。
Q、実証的あるいは理論的裏づけはあるのでしょうか?
A、現に人類が幾多の言語を生み出しているのが何よりもの証左です。
実験は、既に、我々の祖先が行っています。
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