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合気道を習いたいのですが、合気道の演舞をみた事があって、老人が何人もの練習生をいとも簡単に投げ、倒していました。
あの鮮やかな技に感動して習おうと思ったのですが、やらせという噂もあります。
あれは本当に合気道の呼吸法などを身につけると可能な技なんでしょうか?

A 回答 (8件)

肝心な部分で間違えました。


正しくはこうです。

さて、呼吸力を身につけるとできるのか、という質問ですが、真に呼吸力を身につけたなら、いかなる場合も相手を演武のように投げることが出来るかと思います。
しかし、実際の戦いで演武のように出来るほど、呼吸力を身につけるのは、かぎりなく不可能に近いです。
おそらく、演武を見せた老人も実際の戦いでは、あんな綺麗に投げたりは出来ません。むしろ老人と、屈強な若者が後者が勝つ場合が圧倒的に多いと思います。

ただし、演武・型稽古でなら、けっこう練習すれば、可能です。事実やっています。
演武・型稽古には、上記のようにおかしな前提もありますが、その前提の上では、技は実際に掛かっています。その意味ではやらせではありません。
しかし、演武は実際戦っているわけではありません、技を食らう方は、前提によって、行動を制限されています。そういう制限があることは、やらせといえるかもしれません。
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まず先に合気道に関して、少々説明し、また一般的誤解を解いておきたいと思います。



伝統的な合気道は、実際に戦いません。柔道や空手道は、ルールを設け、その中で互いに倒そうとする、乱取り・自由組み手という練習をし、それを試合として行いますが、合気道はしません。
演武のように、あらかじめ、技をかける方、食らう方をきめ、食らう方は適度に抵抗し、動きもだいたい決まっている、という稽古だけです。型稽古と呼ばれます。
また、合気道では、相手が手を離さない、などの前提があります。前提に理由付けがあるものもありますが、(離すと殴られる。その場合(より簡単に)相手を倒せる)実際これは?です。本当に殴れるのかなど、あまり検証されていません。理由なく、前提となっているものもあります。
合気道の技は、手を離せば逃げれるが、手を離さない前提のため逃げられないから投げられるというように、多少無茶な前提によって成り立っているものもあります。

そして、「合気道は相手の勢いを利用する。」とよくいわれていますが、かなり微妙です。
この場合対比されている、”相手の勢いを利用せず投げている”のは、柔道やレスリングでしょうか。
それらも、当然、相手の勢いを利用しようとしています。自分の力だけで投げようとしているわけではありません。
しかし、それが出来ているように見えないのは、ひとえに、いつも見ている柔道やレスリングが、型稽古ではなく、実際の戦いのほうだから、です。
乱取りの場合、右に動く勢いに便乗しようとしても、相手がそれを察知すれば、相手は右に動くのをやめます。(その瞬間にやめるため左へいく勢いを…といいますが、現実は甘くありません。)
柔道やレスリングでも、演武があれば、合気道チックなものになっています。youtubeで、柔道の昔の高段者(三船先生など)の演武の動画があります。見ればわかると思います。

もう一つ、力を使わない、と言われます、柔道やレスリングに比べて、合気道の技が勝っているから、力を使わず投げることが出来る、と言う意味ではないと思います。
柔道の技は、背負い投げや大外刈りに代表されるように、相手が無抵抗だろうと、数十kgの物体を持ち上げたり、押し倒したししないといけません。レスリングも、似たようなものです。
一方合気道の投げは、関節を捻ったりして、痛いから倒れる、倒れないと関節が壊れるから倒れる、といった類のものです。ですので、数十kgを持ち上げたり、押し倒したりする必要はありません。その意味で力は使わないかも知れません。
しかし、実際の戦いだと、相手を持ち上げるのも、相手の腕を倒れないと壊れるほどひねるのも、かなり力を使わないと出来ません。
力を使わないのは、「合気道の稽古では、乱取りがなく、型稽古だけなので、相手が自分を投げようとしないから力を使わない」と言う意味だと思います。

また、「あの受け身は、関節を守るため自分から跳んでいる」といわれますが、微妙です。簡単に言うと、「こうなったら跳ぶと定められているから(前提だから)跳んでいる」というところです。
確かに技が決まった状態で無抵抗でいると、関節は壊れます。しかし、そこで本気で力を込めると耐えられるものも多いです。
そうじゃないものも、技が決まる前に逃げようと思えば、案外逃げられます。(技によっては、決まってからでもその気になれば逃げられます。)
演武・型稽古だから逃げないだけです。そういう稽古だけでは、実際の戦いで技をかけられるようになるのはかなり難しいです。不可能と言ってもいいでしょう。


さて、呼吸力を身につけるとできるのか、という質問ですが、答えは、演武・型稽古でなら可能、実際の戦いならかぎりなく不可能に近い、です。
演武・型稽古には、上記のようにおかしな前提もありますが、その前提の上では、技は実際に掛かっています。その意味ではやらせではありません。
しかし、演武は実際戦っているわけではありません、技を食らう方は、前提によって、行動を制限されています。そういう制限があることは、やらせといえるかもしれません。
実際の戦いなら、あんな綺麗に投げたりは出来ません。むしろ老人と、屈強な若者が後者が勝つ場合が圧倒的に多いと思います。
ただし、演武だろうと、美しく投げる、美しく投げられる、にはそれなりに努力が必要です。
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合気道有段者です。


植芝盛平開祖または塩田剛三先生など、演舞で披露される技の多くは呼吸投げと呼ばれる投げ技で、
この呼吸力が大きな力を発揮する源です。合気道を実際にやっていただければ分かると思いますが、
「やらせ」と「やらせではない」演舞の見分けもつくと思います。
しかし、稽古中の事故や怪我を避けるため、あえて「フリ」をする場合もありますが、
これも受身が上手でないとできない一種の「技」です。
基本的に合気道の技はすべて有効と考えていただき、
合気道に力は不必要と解釈いただければよろしいかと思います。
 
呼吸力は一瞬で決まる技で、稽古に稽古を重ね習得するものです。
基本技応用技、合気学を学習され、心と体を一致させ、初めて成り立つ技です。ですので、習得までには時間がかかります。
ですので、教えてすぐにできる技ではないということです。
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 本当に上級のワザを身に付けている人は、いとも簡単に相手を


投げ飛ばせます。塩田剛三という天才的な武道家の逸話ですが、
老齢で伏せっているときに道場に行くと言い出し、弟子が必死に
押さえつけようとするのですが、みんな次々と投げ飛ばされた
そうです。

 ただし、本当にスゴイ合気道家がいるいっぽうで、インチキな
人が多いのも事実です。見分け方は、殴りかかっているほうの真
剣度ですね。インチキなほうは「 あんなのオレでも避けられる 」と
思うような殴り方をします。典型的なのは、パンチするほうの手を
前に突っ張ったまま殴りかかるパターンですね。

 本物ならば、ちゃんと受けなかったら殴られるのが第三者にも
わかるように、弟子も真剣に殴りかかります。そうしないと合気
道の凄さをわかってもらえないので、殴りかかるほうも真剣です。

> あれは本当に合気道の呼吸法などを身につけると可能な技なんでしょうか?

 呼吸も大事ですし、基礎動作の反復練習も大事です。最初の
うちは、お互いの手首を取る動作を延々と続けます。そのため
手首にアザができるほどです。そのうちに、もっとも合理的な
腕のヒネリなどがマスターできるんです。

 理屈から言えば、相手の攻撃をすべて見切ることができれば、
少なくとも負けることはありませんよね。合気道はそういった
考えの武道なので、自分から積極的に攻撃して相手のブチのめ
すものではありません。そのぶん派手さが少なく、上達が遅い
こともあり、途中で断念する人は多いですね。
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済みません。

表記が間違っていました。
>合気道は力で会得する武道ではありありませんので
ありませんので・・の間違いです。
申し訳ございませんでした。

ところで合気道で感じた難しい稽古は呼吸法です。
コレが出来ません。
ほんとに長くかかりました。
もし、合気道を習い始めましたら、座技呼吸法をしてみて下さい。
実感すると思います。
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演武(演舞ではありません)の投げている様(取り)と受けている様(受け)は、傍から見ているとわざとらしく感じる方もいますが、やらせではありません。


人を感心させるほど綺麗な演武を見せるには、何年、数10年と掛かります。
合気道を習い始めても満足に受身さえできません。
また投げ方、受け方は日頃に厳しい稽古から会得できるものであり、普通の人が投げようと思っても投げられませんし、受けようと思っても受けられません。
合気道は力で会得する武道ではありありませんので、女性や高齢者など誰で入門しやすいのです。
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こんにちは。


合気道の力の運用法(正しくは気の運用法)を身に付ければ誰でも簡単に出来ます。呼吸法だけではありません。
そして、演舞のような組手は、そういう風になるようにちゃんと作ってあります。

投げられる方はそれに無理に逆らってしまうと大怪我をしますし、自分の力の方向を反らされてしまうので、無理な方向に動こうとすると激痛があったり、実際に動く事が出来ないです。

これは合気道だけではなく、大抵の古武道はそういう風に組手が作ってあります。

従って、そうできない、相手が逃げてしまうのなら、まだその技が習得されてないという事になります。
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合気道は相手の力を利用して相手を倒すというものです。


つまり、相手が本気でかかってこない(力を抜く)と技がきれいにかからないのでしょう。
練習生は、倒されるとわかっていながら本気で立ち向かっていかなければならないので、演技といえば演技かもしれませんが、その判断は人によって異なるものだと思います。
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