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 不正アクセス禁止法は、アクセス制御機能を有する特定電子計算機のシステムを利用する者が、その者に与えられた権限によって許された行為以外の行為をネットワークを介して意図的に行うこと(例えば、他人のパスワードやIDを無断で使用し、組織及び個人のコンピュータに不正にアクセスすること)を禁止しているのですか? 
 個人のPCにセキュリティホールなどから不正にアクセスする行為などは不正アクセス禁止法に抵触しないのでしょうか?もしそうなら、個人のPCに不正アクセス禁止法を適用できるようにする方法は無いでしょうか?
 Windows XP(HOME) ですが、複数のユーザーアカウントを設定でき、その中の一つが「コンピューターの管理者」になっているようですが、これがシステム管理者としてアクセス制御権を持つと判断できないでしょうか?
また、不正アクセス禁止法に対する誤解があればご指摘ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>不正アクセス禁止法は、(中略)禁止しているのですか?



禁止しています。


>個人のPCにセキュリティホールなどから不正にアクセスする行為などは不正アクセス禁止法に抵触しないのでしょうか?

セキュリティホールを利用(悪用)して不正にアクセスする、と言うことですよね?
もちろん違法です。

『個人のPC』と言うのがどう判断されるか非常に微妙ですが、パソコンの利用にパスワードなどで制限を掛けてあるのであれば、不正アクセス禁止法に抵触する可能性は高いでしょう。
逆に、パスワード無しでログイン可能な状態で利用していれば、個人のPCが会社のPCでも不正アクセス禁止法の適用はほぼ無理でしょう。

実際のところ、かなりの金銭的な被害が出ないと警察も動いてくれませんので、個人の事例だと不正アクセス禁止法の適用自体が困難だと思います。
(個人のPCのだとアクセスログ等が無い場合がほとんどで証拠の確保も困難なため、立件できない事が多い)


>Windows XP(HOME) ですが、(中略)アクセス制御権を持つと判断できないでしょうか?

「コンピューターの管理者」に設定されているのであれば、そのユーザーアカウントはアドミニストレータ権限、すなわち、「システム管理者としてアクセス制御権」を持っています。
したがって、判断してもしなくても実際問題としてシステム管理者としてのアクセス権を持っています。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。大変参考になりました。

お礼日時:2002/06/20 15:18

ご質問から少しずれているかもしれませんが。


1.不正アクセス禁止法は、~を禁止しているのですか?
⇒ そうですね。 
2.個人のPCにセキュリティ~に抵触しないのでしょうか?
⇒ 不正アクセス禁止法適用の条件を満たすか、問題の行為によりますね。
  「不正にアクセスする行為」が不正アクセス禁止法のいう「不正アク
  セス行為」と微妙に違うのでは?
3.もしそうなら、個人のPCに不正アクセス禁止法を適用できるように
 する方法は無いでしょうか?
⇒ 刑法(電子計算機使用詐欺)第二百四十六条の二 を適用すべき行為
  ではないでしょうか?
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。刑法ですか?本屋で六法全書立ち読みしてみます。

お礼日時:2002/06/20 15:20

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