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プラトンの「教育と無教育」についてできるだけ詳しく教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

 及ばずながら書いてみます。

これで良いのかどうか…

 魂と四徳については別に書きましたので、そちらを。
 プラトン中期の最初期に書かれた著述に『パイドン』がありますが、
その中では、魂の不滅とそれに絡めてもう一つ、「想起説」が出てきます。

 魂が永久不滅であるならば、我々の魂は真実をすでに知っていて、肉体
へと落ちた時にそれが忘却されてしまったとプラトンは考えます。しかし、
プラトンの言う対話によってかつて知っていた知識を想い出し、我々は
その善し悪しを答える事ができるとしたものですが、プラトンの「教育」
はこの「想い出し」を指します。

 そして「無教育」とは、真実の想起が正しい仕方(対話)によって齎され
る「想起」とは異なり、真実を「教える」事ができるとした当時の弁論術者を
指して述べられた言葉です。つまり、真実は教えられるものではなく(無教育)
、魂の中に知識されているので、本当の教育とはそれを「想起」させる(教育)
事だと言った訳です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/19 13:42

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