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昨日、JR神田駅でベビーカーがドアに挟まれたまま出発しようとした事故がありましたね。

各メディアの論調では、JR側の安全確認についての批判、あるいは疑問が多かったように感じています。

センサーの性能とかの問題も含めて、いずれはハッキリとした事が分かると思いますが、どうしても理解できない事があります。

この母親なんですが、もしかしてドアが閉まる寸前にベビーカーを車内に入れようとしたのでしょうか? もしそうなら、大人でも危ない行為をしたという事になります。

あるいはドアが閉まるまで充分な時間があったにも関わらず、何らかの原因でドアに挟まれてしまったのでしょうか?

その辺のところがメディアでは説明がなくて、よく分かりません。

後者の場合でしたら、JR側の安全対策に問題あると考えていいように思うのですが、もし前者の場合でしたら、単に愚かな母親の無謀が主な原因になるのではないでしょうか?

最近の若い母親の危機意識の欠如がよく指摘されていますが、たとえば踏切でも電車が接近してきているのに、子供の手を離している母親をよく見かけます。 

自動ドアしかり、エスカレーターしかり、「もしかすると子供が危険な目に遭うかも知れない」 という何が何でも子供の安全だけは自分が守るという強い保護意識が昔の母親みたいにはないようです。

今回の母親がそうだと決め付けるわけではないのですが、JR神田の事故では実際はどうだったのでしょうか?

A 回答 (5件)

私も詳しくはないのですが、ニュースで知っている限りでは、


○乗ろうとしたが間に合わないと思い、ホームに戻ろうとした。
○その際にベビーカーの前輪が扉に挟まれた。
○戸閉感知は、2cm以上で感知するようになっているが感知しなかった。
○最後部から事故のあった3両目は見通しが悪い。また、ホームのモニターでも小さくしか写らない。
○当時ホームには駅員がいなかった。
と報道されていたと思います。個人的には1番上が問題だとは思いますが、報道の方向は「何かが起きたのに安全対策が働かなかった」→「何があっても安全でなければならない」のように思えます。
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この回答へのお礼

有難うございました。
どうも想像していたとおりのようですね。 報道ではJR側の安全対策に問題あるとした視点からの説明が多かったように思います。
無論JRとしては、今後も完璧な安全対策を施していけばいいと思うのですが、ただこのままの報道の論調だと、今後も親の愚かな行為が原因で子供が被害を受ける事故が無くならないように感じています。

お礼日時:2007/05/28 09:34

おっしゃるとおり、直接的な原因は、この乗客の駆け込み乗車にあります。

ですので、まず非難されるべきは、母親の駆け込み乗車でしょう。

ただ、それはそれとして、ということになるのですが、様々な乗客がいますので、鉄道会社側でもこうしたケースに備えた事故防止策が求められます。乗客が悪いのだから、鉄道会社としては知らないよ、というわけにもいかないでしょう。

扉が閉じられた場合、運転席には「閉扉ランプ」が点灯します。これには許容範囲が設けられていて、2cm以下の隙間であれば「閉扉」とします。

実は、ベビーカーがドアに挟まれる事故は、2002年9月と10月にもありました。当時の許容範囲は3cmだったのですが、事故の際、挟まれた車軸の太さはいずれも2cm未満だったのです。で、このとき、JRはメーカー(コンビとアップリカ)に協力を求め、車軸などが必ず2cm以上となるよう設計変更してもらうとともに、JR側の許容範囲も2cm以下にしたのです。

なので、今回の場合、JRとしては、まずは扉が設定した許容範囲どおりに作動するかどうか点検するとともに、両メーカーともっと検知しやすい設計を共同研究することになるでしょう。

マスコミは一般個人よりも、大企業の方が非難しやすいですからね。記者だって駆け込み乗車したことがあるでしょうし(笑)。

それよりも、私が気になっているのは、JRの出発手順です。
路線にもよりますが、山手線や京浜東北線の場合は、「閉扉ランプ」の点灯が運転士にとって出発合図となっているのです。これは大変危険だと思います。

私鉄では、「閉扉ランプ」点灯後、必ず車掌が運転士にブザーで合図をしてから出発します。

「閉扉ランプ」の点灯は、「2cm以上開いている扉はなくなりました」あるいは「すべての扉の隙間は2cm以下になりました」という意味しか持ちません。「出発していいよ」という意味では絶対ないはずです。

JR東日本にも「どうして閉扉ランプの点灯が、出発可能を意味するのか」と問い合わせましたが、明確な回答がありませんでした。

最終的な出発許可は、あくまで人間(車掌)が出すべきであり、安全のための合図は省略するべきではないと思います。

もっとも、閉扉した後、車掌が異常に気付かないまま合図を出して事故を起こすこともあり、「ブザー方式」でも完全とはいえませんが、JRの場合は、この大事な手順を一つ省略している気がしてなりません。

そういうこともあって、私はいつかこのような事故が起きると思っていました。
ただ、今回の事故は、車掌も異常に気付かなかったようなので、出発合図が「閉扉ランプ式」であれ「ブザー式」であれ結果は同じだったと思います。
でも、直接の原因ではなくとも、遠因であるような気はします。

当サイトでも「鉄道路線」で質問させていただいていますので、ご参考まで。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2858556.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3027931.html
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。
なるほど、過去の事故を教訓に20mm以下の許容範囲に設定したんですねえ。 報道ではこのベビーカーが外国製で足が細いため検知し難かったかも ・・ というような意見もありましたが、実際には22mmだったようですので、事実だとするとセンサーの精度に問題があるようですね。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/ …
ただ接点の高さが低かった事も原因のひとつかも知れませんので、一概に精度が原因とは決め付けられないかも知れませんが ・・

JRと私鉄に発車の際の確認方法に違いがある事を初めて知りました。 おっしゃるように閉扉のランプ点灯 = 発車オーライとはならないように感じました。 鉄道に限らず、いくら機能的に良くなっても最終的には 「人間の目」 だと私も感じています。 機械は所詮は機械、プログラムには無いような予測不能な事態に対応できる事は不可能です。

例えば、本気でやろうと思えば新幹線を運転士を乗車させない運行も可能かと思います。 管理センターで完璧に制御する事ができるはずだと思います。 それでも運転士による運行を続けるのは、やはり最終的には人間の目だとJR側も感じているからだと思います。 

JRの安全対策を根本的に見直す時かも知れませんね。

お礼日時:2007/05/28 10:26

スレ違いかもしれませんが、私もこの事件に関しては思うところがあるので書き込みました。


今回の事件、JRの安全管理に問題があるという点にのみ焦点が集まり議論されていますが、母親の落ち度がないと言えるでしょうか?その点についてもきちんと触れ、世間のベビーカーを利用するお母さん方に注意を促すことも必要ではないかと思うのです。

そもそも、ベビーカーをたたまないで電車に乗ることは危険かつ迷惑な行為です。現在販売されているベビーカーのほとんどが折りたたみ式で、ベビーカーの取り扱い説明書にも書いてありますが、赤ちゃんを乗せたままベビーカーを持ち上げるのは構造上危険であり、やってはいけないことになっていますよね。JRのホームは電車との間に隙間があるところも多く、また乗る時には必ず持ち上げるか、ベビーカーの後輪に無理な力をかけて持ち上げる形になりますから非常に危険です。また、混雑した車内でベビーカーは非常にスペースを取り、まわりの人にぶつかったりして迷惑です。

最近、ベビーカーをたたまない電車に乗り込んで来たり、駅やレストランの階段をベビーカーを持ち上げて上り下りしているお母さんをよく見かけるようになり、驚いています。ひどい人はわざわざ駅員や店員を呼びつけて、赤ちゃんの乗ったままのベビーカーを運ばせているひともいるほどです。せめて、赤ちゃんをだっこしてベビーカーだけを運んでもらうならわかるのですが、赤ちゃんごとというのはオカシイです。万が一、ベビーカーが畳んでしまい赤ちゃんが挟まれたり、誤って落としてしまったりしたら店員さんは責任を問われるのでしょうか?

私は6年ほど前まではベビーカーを利用していましたが、段差のある所や階段などでは赤ちゃんをだっこしてベビーカーをたたみ、手にもって歩く、というのが当たり前でした。また、当時は確かJRなどでもベビーカーは畳んで乗るようにアナウンスがあった(ように記憶しているのですが…定かではありませんが)ので電車に乗る時は必ずベビーカーを畳んで子供はだっこしていました。

近所ならともかく、電車を使うような距離を移動する場合は、ベビーカーにだっこひも、もろもろフル装備で出かけたものです。現在、ほとんどのベビーカーは女性が片手で持てるほど軽量化されており、また赤ちゃんをだっこしたまま片手で簡単にたためるようになっているものがほとんどです。赤ちゃんは重いしベビーカーをいちいち畳むのは面倒で、確かに乗せたまま押すだけだと楽ですが、少しでも危険にさらす可能性があるならさけるべきだと思います。我が子の重さもお出かけの面倒くささも愛情の一つだと思って、もう少し頑張って欲しいと思います。

トピ主様の意見の「保護意識の欠如」と言う点に賛同したものの、少々外れてしまいました。すみません…
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この回答へのお礼

有難うございました。 ジックリと読ませて頂きました。
実は今のお母さん方の保護意識あるいは危機意識の欠如を強く感じて、この質問をさせて頂きました。 本当は鉄道のカテが正解だと思ったのですが、あえてこちらを選んだのはそのためです。
おっしゃるように以前のお母さん方はベビーカーは折畳んで乗車していたように記憶しています。 それがいつの間にか今のような状況になっています。 混雑した車内だと迷惑だし、揺れてベビーカーがとんでもない事になるかも知れない ・・ 他人事ながらそんな心配をしてしまいます。
質問文にも挙げたのですが、たとえば踏切で子供の手を離す親、信号待ちで目の前をトラックが通過しようとするのに子供と手を繋がない親、ベビーカーに乗せたままエスカレーターに乗ろうとする親、たくさん買物した品物をS字フックでベビーカーに吊り下げ、あまりの重量のため手を離すと後ろ向きにひっくり返りそうになっているのも気にならない親 ・・ 意識して見ると本当に多くなりました。
今回の事故のように親の目の前で子供が事故に遭うトラブルが最近多くなったように感じています。
メディアはすぐに企業側の管理責任を問題視しますが、それも大事かも知れませんが、親の怠慢をもっと指摘して警鐘を鳴らしてほしいと思います。
また彼らを愚かな親と表現するのは言い過ぎかも知れませんが、親の危機意識の欠如で子供が危険な目に遭う事故が今後増え続けるのではと懸念しています。

お礼日時:2007/05/28 11:02

たまたま現場に居合わせたのですが、確かドアが閉まる前に一旦乗り込もうとしたが、完全に乗り込む前(多分手間取った)にドアが閉まってしまったので、慌ててベビーカーを後ろに引いたときにゼンリンの車輪が挟まってしまったと言うのが真相ではないでしょうか。

つまり、ベビーカーを引いている(押している)人が乗り込もうとしているのにドアを閉めてしまった所に車掌の不注意があるのではないでしょうか。勿論、ベビーカーもスムーズに乗り込めればよかったのですが少し手間が掛かったのです。
ベビーカーを押して乗り込む事に問題はあったと思いますが、やはり、ドアの閉めるタイミングにも問題があったのではないでしょうか。
駅の北口には救急車、消防車、パトカー、機動捜査隊、駅員と一時騒然としていました。
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この回答へのお礼

有難うございました。
現場におられた方のご意見、感謝します。
神田駅ではどうか分からないのですが、最近の駅では車掌がモニターで乗降客の動きを把握できるようになっていると思います。 
それでも盲点になるという箇所があったのかも知れませんが、ドアを閉めるタイミング、それに挟まれたベビーカーの存在を視認できなかった車掌の責任が問われるでしょうね。 視認できておれば発車もしなかったでしょうし、怪我人も出なかったはずでしょうからね。

お礼日時:2007/05/28 11:10

だいぶ前に子育てをした経験のある方なら分かると思いますが、従来、電車もバスも、ベビーカーは持込禁止でした(たためばOK)。

乗降時も乗車中も危険ですし、限られた公共の空間内で迷惑である(だっこかおんぶで済む話である)。それが、(マイカーなど少なく)鉄道に乗る子どもの数が今よりずっと多かった頃の世論でした。

ただ近年、それは許せんという意見が多くなり、1990年代の終わり頃、首都圏の鉄道各社は一斉にベビーカーの持込を解禁しました。ただ、ベビーカー自体、そもそも鉄道施設で利用することを前提に設計されていませんし、ベビーカーを持ち込む危険性は消えてはいないので、各社とも「お客様の責任でご使用下さい」というポスター掲示などをしているわけです(これも各社一斉です)。

今回の事例では、事実関係を確かめることがまず必要でしょうが、片方の前輪だけ挟まれている、という点からして、母親の乗降・運搬方法に問題があった可能性は高いでしょう。また、真っ昼間の神田駅ですから、階段付近などを避ければ、十分に余裕ある乗降・運搬ができたはずです。かけ込み乗車などはもってのほかであり、もしそれが原因で運行に支障が出れば、その分の損害を請求される可能性もあります。

一方JR東日本側も、車掌の安全確認や、ホームの先の方を映すモニターカメラの精度など問題があった可能性は高いでしょう。また、JRの装置では、隙間20mm以下ならドアは閉まったと認識します(紙・髪・鞄・傘の先などを検知すると、ラッシュ時にいつまでもドアを閉められないため)。ただ私鉄では、15mm、18mmなど、より厳しい基準のところが多いです。またJRのやり方では、車掌は車掌室に乗り込んだ後、車内から首だけ出してドアを閉めます。が、多くの私鉄ではこれは厳しく禁止しており、両足をホームにつき、片手だけ車内のドアスイッチにかけてドアを閉めます。ドアが閉まったことを確認する前に、車掌が車掌室に乗り込むことはありません(こうした点は国鉄時代から埋まらない溝なのです)。あとは、ベビーカーを持ち込むことの危険性やマナー(混雑時は折りたたむなど)の周知が十分だったか、という点もあるでしょう。

これらをもとに事実関係を相殺したのち、初めて原因と責任と課題がわかるのであり、それらを飛び越えてすぐ批判だ大問題だと騒ぐメディアの姿勢は、私もよく分かりません。また、メディアが取り上げたにもかかわらず、JRがホームページでお詫びなどをしていない(5/27現在)のは、上記のような要素を吟味しているからではないでしょうか。
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この回答へのお礼

有難うございました。
私も以前のお母様方はベビーカーを折畳んでバスや電車を利用していたと記憶しています。 それがいつの間にか今のようにどこでもOKになったのは90年台の後半なんですね。
各鉄道会社では、ベビーカーの利用は乗客の責任でという貼紙をしているんですね。 子供の安全は親の判断に委ねるという考えかと思います。
ただ、言い過ぎかも知れませんが、今の若い母親たちの危機意識の欠如は非常に深刻な問題と感じています。 車内におけるベビーカーの利用をそのような人たちの判断に任せていいかどうかという問題も議論してほしいですね。
回転ドアやエスカレーター、あるいは信号や踏切など子供にとって命に関わる危険な場所は本当に多いです。
大きな施設なんだから安全に違いない、危険なはずがない ・・ なぜか日本人は危険に対する判断を他人に委ねてしまって自分で考える力を失ってしまっているかも知れませんね。
メディアも企業側の安全対策をすぐに批判するような論調になりますが、これでは本当に真相は分かりません。
「JRの責任は否定できないが、これはハッキリ言って親の責任です」 と報道してほしいものです。 そしてベビーカーの使い方を誤れば、赤ちゃんが極めて危険な状態になるという事も強調してほしいものです。

お礼日時:2007/05/28 11:30

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