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胞子は単独で個体を作るというのが定義だと習いました。
さらに、被子植物の場合、花粉と胚珠が胞子だとも習ったのですが、なぜ、花粉と胚珠が胞子なのですか?
花粉も胚珠も個体じゃない気がするのですが…。

A 回答 (4件)

suiran2ですが,その通りです。



花粉は減数分裂後は花粉四分子(花粉細胞)と呼ばれ,核(細胞)は1つしかありません。この状態が胞子に当たります。これが成熟花粉では体細胞分裂をして雄原細胞・花粉管核になります。これは配偶体に当たります。胚嚢も同様です。減数分裂後の胚嚢細胞が胞子に当たります。これが3回分裂して8個の核(細胞)になり胚嚢が完成します。この胚嚢も配偶体に当たります。
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この回答へのお礼

よくわかりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/06/04 13:26

#1です。


大変失礼しました!

核相nが配偶体、核相2nが胞子体ですね!
失礼しました。

減数分裂後、胞子とよばれるのは正しいと思います。
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この回答へのお礼

>核相nが配偶体、核相2nが胞子体ですね!

そ、そうですね。
もっと勉強します(^^;;;

お礼日時:2007/06/01 23:28

「胞子は単独で個体を作る」この定義は間違いではありませんが,高校生にとっては誤解しやすいものですね。

「個体」と言うと単独生活を営むものと思ってしまいます。しかし単独生活は営まずに寄生生活をするものも含めます。

#1さんご指摘のように,植物の生活環においては核相(n⇔2n)の変化と世代の変化は一致します。

胞子体(2n)→減数分裂→胞子(n)→細胞分裂→配偶体(n)→細胞分裂→配偶子(n)→細胞分裂→胞子体

植物の場合には減数分裂後の細胞が胞子にあたります。減数分裂して出来ました単相核(n)が細胞分裂しますと,それは配偶体と呼びます。この配偶体は確かに個体なのですが,アオサやシダの前葉体のように単独生活するものもありますが,被子植物のように成熟花粉や胚嚢は寄生生活をします。しかしシダの前葉体と相同のもので個体と考えるのです。胚珠は胞子ではありませんよ。胚珠は親の体です。ほ乳類の子宮と同じようなものとお考えください。

○生活環の多様性 の項を参考にしてください。
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/7- …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうなんですか。
理解はできたのですが、わかったようなわからないような…。
被子植物の場合、減数分裂たあとの細胞分裂(体細胞分裂ですか?)とは、花粉の場合雄原細胞をつくることや、胚のう細胞から胚のうを作ることなんでしょうか?

お礼日時:2007/06/01 23:27

核相の意味は分かりますでしょうか?



減数分裂後,受精するまでは,核相はnとなります。
この間,胞子(体)とよんでいます。
花粉,胚珠は,受精前なので核相nです。

ちなみに,受精後は核相は2nとなり,配偶体とよばれます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

核相がnというのはわかるのですが、「単独で個体となる」という定義から考えると花粉も胚珠も胞子ではない気がするんです…。

お礼日時:2007/06/01 23:22

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