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最近、「エンデの遺言」と言うTV番組を見たのですが、海外では地域通貨が一般に普及していて、「地域通貨はお金と違って暖かいホットなマネーである。」と紹介されていたのですが、地域通貨が未来にもたらす影響とはどれほどのものと思いますか?

A 回答 (3件)

限定的だと思います



有効範囲を地域に限定することにより富の流出や偏在に抵抗できるのが地域通貨の特色ですが、逆に言えば閉鎖的で自己完結した経済の中でしか普及できないということにもなります
かといって有効範囲を拡大していけば利便性とともに法定通貨の持つデメリットまで引き込むことになってしまいますので、普及が限定的にとどまることを運命付けられていると言えるかもしれません

また、標準価格の成立しにくさも、普及の足かせになるかもしれません
個人間の直接取引きが主たる使用環境ということになると思いますが、普及すれば普及するほど煩瑣な取引が増え、消費を停滞させる恐れもあるでしょう

企業間の取引には、法定通貨との兌換性がない以上、ほとんど使われないと思いますが、もし、あなたの勤め先で『今月から給与の半額は地域通貨で支給します』なんてことを言い出されたら容認できると思いますか?
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地域通貨には円では売買できないサービスを売買することもできるので、


そういう点では限定的に活躍する、かもしれません。
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私も見ました。

興味深い番組でしたね。
私が今思っているのは、仮に日本中の誰もがそれぞれの地域で地域通貨を使うようになって、モノやサービスがそれで流通するようになったら、今の日本銀行券は価値が無くなってインフレを起こしてしまうのではないかな?ということです。
そうすると、海外との取り引きがままならなくなって困るんじゃないでしょうか。特に日本は食べ物だって自分の国で賄えないのですから。
ただ地域通貨にすれば良いのではなくて、根本的にいろんなことを変えないとうまくいかないと思います。
ただ、あの番組で言っている考え方は間違ってないような気がします。いろいろ勉強してみたいと感じた番組でした。
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