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小論文添削をお願いします。問題は、「持続可能な地域づくりに向けて求められる行動について考えを述べ、この学科に入ってどうするかを述べなさい」です。


昨今、コロナの影響によりZOOMなどのオンライン会議システムの整備が整いつつあり、どこでも働くことができる人口が増えてきた。結果、以前であれば職場に近い東京などの都市部に住まなければならなかった人が、好きな地域や思い入れのある地域、故郷などルーツがある地域への移住と仕事を両立することができつつある。このような地域への思いや愛着を持つ人の数、つまり関係人口が増えれば地域経済の活性化や成長が見込める。
また地方都市では、この街で住みたいと思えるような活動を行うことで、より関係人口を増やすことができる。例えば、子育てに特化した地域づくりを地域住民の手で目指すことで、妊娠とともにその地域に引っ越して来る人が増える可能性がある。他にも、過疎化が進む農村地域において、土地を外部の人間が使いやすいように整備することで、農業のデジタル化などの研究や開発に適した地域へ変貌する可能性がある。こういった地域住民の行動で、その土地で働きたいと思う若者が増えれば、持続可能な地域づくりが加速すると考えられる。
この学科に入ることで、「自然環境保全」「農山村地域の活性化」の2つのテーマを軸とした研究を行いたい。具体的には、「自然公園や遺産、田畑などの農山村地域特有の環境を用いた自然科学教育」を掲げ、地域コミュニティの拡大や持続的な環境の安定を狙っていける、そんな研究をしていきたい。近年、過疎化が進み環境保全にまで財や人が行きわたらず里山の荒廃や生物多様性の低下などが危惧されている。せっかくの特有の自然を無駄にするのは勿体ない。自然科学といった若者、特に子供を巻き込んだ地域活性化プロジェクトを推進することで、財、人といった足りない資材を補填し、関係人口を増加させていくことができる。結果、地域経済も含めて活性化できる。こういったことに貢献できるよう、この学科で過ごしていきたいと考えている。

A 回答 (2件)

まあありかなってレベル。


内容が少し形式的すぎて、具体的なあなたの行動がどういう活動を目指してるのかが伝わらないから説得力に欠ける。あくまで「自然環境保全」「農山村地域の活性化」をテーマに研究(ってなに?)をするとしか書いてないから課題の具体化が不十分。このためには、大学入学後の各段階でどのような立場でどういった活動プランを考えて目的達成を目指しているのかなどの具体的な行動計画などがイメージできてないことが原因。研究といってもフィールドファークなのか、インフラづくりなのか、啓蒙活動なのかよくわからないから内容が薄っぺらく曖昧に聞こえる。

その意味でいうと、「自然科学といった若者、特に子供を巻き込んだ地域活性化プロジェクトを推進することで、財、人といった足りない資材を補填し、関係人口を増加させていくことができる。結果、地域経済も含めて活性化できる。こういったことに貢献できるよう、、、」などの文章は長い割に目新しい情報が少ないのでもっと概念は完結に、それ以上に具体的に、縦問えば、「地域の全世帯を巻き込んだ活性化プロジェクトを(立ち上げる学生活動)を主体となって立ち上げ、地域おこし企業などから協賛金を募ることで経済活動とコミュニティの連携を図るような活動をしたい。」などと言い切ってしまうほうが計画性がます。

全体的にみて各段落の主題が少しちぐはぐなのでうえから読んで少し主題がぼやける。初めの「コロナがー」の部分は導入でいいんだけど、そもそもよみてとしては第一に「持続可能な地域づくり」をまずはあなたの定義としてどう捉えるか(=地域の人口増加と経済圏の活性化)、現状何が問題なのか(=”関係人口が低下していることが課題)、その解決策としてどういうことが必要か(=関係人口をつなぐための活動)あるいはあなたはどう貢献していきたいか(あなたに学ばせたらどのように貢献してくれるか)ということを論理的に整理して聞きたいわけです。2段落目からいきなり「また」と入るようでは文章としての流れを完全に無視していて読む気を失う原因になります。この辺が減点対象。

最後に、「この学科に入ることで、「自然環境保全」「農山村地域の活性化」の2つのテーマを軸とした研究を行いたい。」という話も上からの流れを汲み取ると突発的で言ってることに一貫性がないからマイナス。環境保全が「持続可能な地域づくり」の鍵となると主張したいならそれまでの話の中でそう納得できるような論理構成にしてください。

全体ととして、読み手に何を伝えたくて、何を伝えなくてもいいのかをきちんと整理してあまり響かないものや関連性のうすいだけの内容はバッサリ切るのがいいです。具体性をますことは各論を細かく説明することではなくて、抽象的な概念、価値観、信念があり、それを説明する上で説得力を持たせるために使うものです。そういう認識で構成をもう少し練り直すと良くなると思いますよ。
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①地方移住が地方への愛着とイコールになるかは大いに疑問である。


そういう人は、飽きればもっと魅力のある他の地方に移るだろう。
最終的には「大都市に」である。

②>思えるような活動を行うこと
>子育てに特化した地域づくりを地域住民の手で
その具体策こそが題意で求められていることであり、それがなければ点数は取れない。
具体策とはたとえば「出産一人に付き百万円給付」のような、頭の中に絵が浮かぶ策である。

③3段落目は目指すところが多すぎ、結局何を言わんとしているのかわからない。
目標2つは多すぎである。
だからそれ以下の文章の印象が散漫になるのである。
卒論のテーマも一つしか設定できない。
また、やはり
>自然公園や遺産、田畑などの農山村地域特有の環境を用いた自然科学教育
「具体」策になっていない。

多少の文言の乱れはあるが(特に3段落目)、文章自体は及第点。
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