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通貨発行益について多くの意見聞かせて下さい。
日本の財政に大きな影響を与えていますか?

通貨発行益を得るのは日本政府であり、日本政府は公金を公的需要にしか使ってはいけないことになっています。
近年いくらほど通貨発行益があって
公的需要に全てを使ってるて本当ですか?
詳しく教えて下さい。

A 回答 (1件)

教科書的に言えば、t期の通貨発行益(英語ではseigniorageとかseinorageという)は


(H(t)-H(t-1))/P(t)
と定義される。H(t)はt期末のマネタリーベース、P(t)はt期の物価水準です。P(t)で割っているのは一般財で測った実質の通貨発行益です。名目値なら
H(t)-H(t-1)
となるでしょう。マネタリーベースとは、日銀の日銀券発行高、各(民間)銀行の日銀当座預金からなり、日銀が国債を民間市場から買い上げたり(買いオペ)、外貨(ドル)を買い上げたり、あるいは日銀が民間銀行に貸し付ると、増える。黒田氏が日銀総裁に就任後、膨大な買いオペ(いわゆる「異次元の緩和」)を実施し、国が発行した国債の半分(1000兆円)ぐらいが日銀所有となっていることはご承知でしょう。これらはすべて通貨発行益によって支えられている。いわば、日銀はただで(紙幣を印刷するコストは0ではないでしょうが、0と考えてよいくらいに極めて低い)発行しているので、紙幣の発行増がそのまま「発行益」になるのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
であれば
日銀の政策はベストシナリオと
受け取って良いか?
それとも
今の日銀政策に危険があるとすれば
それな何ですか?

お礼日時:2023/02/19 09:52

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