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円高になる要因と円安になる要因をそれぞれ教えてください。

A 回答 (5件)

基本的にというかごく素朴には、輸出>輸入、で貿易黒字が積み重なると円高になります。



たとえば日本で作った製品をアメリカに売ると、アメリカの人はドルで支払い、それを円に両替して日本の会社は利益を得ることになります。為替市場ではドルが売られて円が買われます。この方向にばかり取引が続けば、ドルが余って価値が下がる、円が不足して価値が上がる、つまり円高になります。

しかし近頃、実際の為替はNo.2の方がおっしゃっているように、実需よりマネーゲームに支配されています。

日本はいま非常に金利を低くしているために、日本から資金を調達して別の国で運用する、円キャリートレードなるものが盛んに行われています。

投資家は円を借りて、それを外国の通貨に両替して、債券などを買って運用します。そのとき為替市場には円を売るから円安に振れます。しかし政情不安などで投資家の心理が冷えると、彼等は投資というギャンブルを一旦手仕舞いします。つまり運用している債券などを売却して、それを円に両替して、資金を日本に返します。だから円高が起きます。

東日本大震災のとき、世界中に重要な部品を輸出している日本の工場が止まったこと、福島第一原発事故の収束が見えなかったことが世界経済に物理的心理的に大きな影響を与えましたが、そのとき為替市場は急激な円高に見舞われました。

素朴に考えれば大地震と原発事故でぼろぼろな状態の国の通貨が高く評価されるというのはオカシなことです。現在の為替市場は、実需よりもマネーゲームで動く金額のほうが遥かに大きいためこのようなことが起こります。

将来、日本が金利を上げたら、やはり円キャリートレードは旨味がなくなりますから、円高に振れるはずです。
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円相場は外貨の交換レートで、判りやすくドル円相場で言えば、円高はドル安で、円安はドル高です。


当たり前のような話ですが、意外と理解できていない人は多いですよ。
通貨の供給量は一定ではありません。相対的に通貨の供給量が上がれば相対的に通貨の価値は下がり通貨安になり、相対的に供給量が下がれば相対的に通貨の価値は上がり通貨高になります。
ドル円で例えると、ドルの貨幣発行量より円の貨幣発行量が多ければ円の希少性が下がって円安になり、逆にドルの貨幣発行量が多くなると円の希少性が上がって円高になります。
基本的に投資家はこれらを予想して投資をします。なので、政府の経済政策や中央銀行総裁の発言で為替が動きます。
ポイントは、日本が何もしていなくても、例えばアメリカで何かドル安ドル高の要因が発生すると、相対的に円安円高になると言う事です。

次期日銀総裁が金融緩和に対して積極的か消極的かで、円相場は動きます。積極的なら円安傾向、消極的なら円高傾向です。
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様々な要因があります。

単純に貿易の決済の過多や、その国の経済の好不調や、米国の金利の上下や、ウォール街の影響と色々です。

忘れてはならないのは、紛争ぼっ発で円高になる事です。かっては紛争が起これば、信頼度の高いドルは必ず上昇しましたが、今は円高となります。不思議に思って調べたら、悲しい現実が見えて来ました。

日本は合議制で多くの事が決まって実行に移されます。しかしスピードを要する株や為替の世界では、即断が必要となってきています。素早い対応が利益の確保や、損害の極小化に繋がります。そんな世界に、日本の決定方法がそぐわないのは、勿論です。この為常に対応が遅れます。遅れるのではなく、中々対応の決定が出来ないのです。

この為為替相場の変動時は、何も出来ない故に安定通貨となる皮肉な現象が発生します。この為変動の少なさを買われ、円高が進行します。
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株は今や外国人投機家のマネーゲームだから、思惑で動く。


円高株安、円安株高はいつもセットで動く。

株高になったら、円安。円安になったら株高。
株安になったら、円高。円高になったら株安。

その他にも円の信用度も重要だけれど、日本は外国からの借金が無いから、円の信用度は高いまま推移していて、こちらの影響は先ず無い。
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信用度が上がるか下がるか

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