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乱歩初心者で、今はたまたま古本屋で見つけた文庫を2冊ほど読んだだけです。
これから作品を集めて読みたいと思うのですが、検索してみるとかなりの数の作品があるようで、どれから読めば良いのかわからず困っています。
楽しみ方の順序、これだけは読んだ方が良い、などありましたら是非とも教えて下さい!
そして、少年探偵団というのを読んでみたいのですが、これは子供向けの全集でしか読めない作品なのでしょうか?

何でも教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします!

A 回答 (8件)

こんばんは。


現在書店で買うことのできる(絶版になっていない)文庫のシリーズだと、春陽文庫と東京創元社の創元推理文庫がありますよ。
この2つで有名な作品は大体カバーしていると思います。
少年探偵団シリーズだとやはりポプラ社のがあつめやすいのではないでしょうか。

図書館で借りて読むなら#3にある両シリーズがまんべんなくよめます。

私も古本屋好きですが、講談社文庫の全集などは、かなりいい値段がついていたりして、当時購入しておけばと思うことしきりです。

順番なんか気にせずにお好きなものからどんどんよみましょう。私は本格ものだったら魔術師、ちょっと・といったところで孤島の鬼が特に気に入っています。芋虫とか人間椅子のようなのもいいですよね。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!

春陽文庫と東京創元推理文庫は今もシリーズで新刊で買えるということなのですね。
古本屋は検索システムがないので、自分の足と目で探し歩かないといけませんから、新刊として売られているものが手に入るならそれが一番探しやすいかもしれませんね。
どちらにしろ、全部読もうとしても一筋縄ではいかないようですね…。

ポプラ社って子供向けなのでしょうか?
買うのは抵抗がありそうですが、それだからこそ読んでみたいと思います。
講談社文庫の全集は、普通よくあるような100円の古本とかではないということですね(汗
職場の近くに古書街があるので、近いうちに散策してみたいと思います。

みなさんのお気に入りの作品なんかをお聴きすると、私も早く読みたいな~とワクワクしてきます♪

お礼日時:2002/07/10 09:48

やっぱり、ポプラ社の少年探偵シリーズは児童書だけあって読みやすいし面白いのでオススメです。


それと、東京創元推理文庫はレトロな挿絵が入っているので読んでいて楽しめると思います。
「D坂の殺人事件」は明智探偵がはじめて登場するお話らしいので、
このお話から読んでみるいうのもいいかもしれません。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました。

少年探偵シリーズは児童書の分類なんですね、やっぱり。
普通の乱歩作品(という呼び方は失礼ですが)の息抜きなんかに少しずつ読んでいきたいと思います。
今揃えようと思い頑張って読み進めているのは、春陽文庫の30冊です。
ちょっと文字が小さいのが難点なのですが…。
創元社の文庫ものぞいてみましたら、おっしゃるとおりレトロな挿絵がありました(笑)
春陽文庫に手を出した後に知りましたので、ちょっと残念ですが、立ち読みなんかでのぞきたいと思います。
D坂の殺人事件は、最初手に入れた本で読みました。
あれが明智探偵の初登場になるんですね~。

乱歩作品、全部早く読んでしまいたいですが、
まだたくさんあるんだと思うとそれもまた楽しいです。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2002/07/18 20:49

僕もまだ少年探偵江戸川乱歩シリーズしか読んでないので大人用のことは分かりませんが、この少年探偵江戸川乱歩シリーズならいくらでもかけます。



少年探偵江戸川乱歩シリーズの第一巻「怪人二十面相」から第26巻「二十面相の呪い」までは今も刊行されています(ただし、古い方のは一部絶版、新しくポプラ社から発行された方は刊行中)。第27巻の「黄金仮面」から46巻「三角館の恐怖」はほとんどが絶版です。ただし、下記サイトでは古本として入手可能の本もあります。また、絶版本を復刊させる(必ずしも復刊するわけではありませんが)サイトもあります。

http://www.easyseek.net/
http://www.fukkan.com/index.php3


意味不明な文章ですいません。

参考URL:http://www.easyseek.net/,http://www.fukkan.com/index.php3
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございました!
少年探偵シリーズは怪人二十面相という名前だけ知っていて、いったいどんなキャラクターなのか知らないので読んでみたいんです。
27巻から先はなかなか手に入らないんですね。

教えていただいたサイトを見に行きましたが、
結構な値段がついてるものもあり、ビックリでした。

今少しずつ、手に入れやすいものから(少年探偵ではないものですが)読んでいってます。
ありがとうございました!

お礼日時:2002/07/18 20:43

江戸川乱歩について書かれている本を読んで、お勉強もよいのでは?



「回想の江戸川乱歩」小林信彦 文春文庫
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

そうですね。作家自身について学ぶのも良いですね。
もう少し乱歩作品を読んでから挑戦してみたいと思います!

お礼日時:2002/07/11 09:31

江戸川乱歩は大正時代にデビューして、傑作短編をいくつも書きました。

文体は宇野浩二という私小説作家の影響を受けたようです。推理小説というのはトリックを考えるのが最大の難点で、当時は海外の作品からの盗用も見られました。乱歩の作品のなかにも、それに類するものがあります。「火縄銃」などでしょうか。しかし乱歩は資質として猟奇的な趣味の持ち主で、この点で評価され(エログロだと非難もありましたが)、私も「鏡地獄」「芋虫」などが好きです。「押し絵と旅する男」なども面白い発想です。
しかし、乱歩は結局、推理小説が書けなくなり、少年ものや「孤島の鬼」などの怪奇趣味あふれた長編を多作します。少年探偵団は楽しく書いたでしょうが、乱歩は自分の書きたいものではなかったと感じていたかもしれません。批判もかなりされました。
戦後は、「宝石」という探偵雑誌の編集長として、純文学作家に推理小説を依頼したり(谷崎潤一郎や有馬頼近など多数)、海外もの、たとえばエラリークイーンやロイ・ヴィカーズなどをたくさん日本に紹介しました。彼は原書が読めたんです。さらに新人の発掘も積極的に行いました。(鮎川哲也など多数)
戦後の代表作は「陰獣」でしょうか。中篇の本格で、乱歩らしさが復活した作品です。
以上、乱歩の作品を愛するものとして、できるだけ客観的に書いてみました。彼は推理作家としての面と、すばらしいコーディネーターの両面をもっていました。
乱歩に類する作家としてお勧めなのは「夢野久作」です。「瓶詰めの手紙」などの短編がよいです。いきなり「ドグラマグラ」を読まないようにアドバイスします。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!
「芋虫」は今読んでいる最中で、「鏡地獄」は昨日読みました。
ああいう類のものは私はとても好きで、推理小説だけでない乱歩の魅力に更にひかれています。
そして色々と乱歩自身のことについて教えていただけると、また更に興味がわいてきます。

夢野久作って乱歩系の作家さんなんですね。
私はファンタジーをかいてる人だと思っていたので、今まで見向きもしませんでした。
「ドグラマグラ」も聞いた事はありますが、周りに読んだ人がいないので、一体何の名前だろう?と思ってました。
こちらもチェックしてみたいと思います。
読みたい本がたくさん増えると、とてもワクワクした気持ちになりますね。

ありがとうございました!

お礼日時:2002/07/11 09:30

すいません。

#2のgazeruです。
新刊にこだわらないのであれば、以下のような全集に「少年探偵団」が入っています。
ご参考までに。


江戸川乱歩推理文庫  31  平井隆太郎,中島河太郎∥責任編集
出版地 :東京
出版者 :講談社
出版年月:1987.9
資料形態:451p  15cm
各巻書名: 怪人二十面相・少年探偵団  
ISBN:4061952315


江戸川乱歩全集  第23巻
出版地 :東京
出版者 :講談社
出版年月:1979.4
資料形態:334p  20cm
各巻書名: 少年探偵団  
内容  : 怪人20面相.少年探偵団.妖怪博士.
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます!
新刊にはこだわっておりません。
多少文字が大きい方が良いとかそのくらいで…。

どちらも文庫なのですね。
講談社から出ているのを見ると♯1で教えていただいた全集になるのでしょうか?
より詳しい情報で、大変ありがたいです!
これをメモして探したいと思います。
古本屋などによくあるようにセット販売などされていると嬉しいのですが…。

ありがとうございます!

お礼日時:2002/07/09 22:37

現在入手が可能そうな「少年探偵団」は、以下の児童本みたいですね。



「少年探偵団 」
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/ws …

このサイトでも何度か、江戸川乱歩に関する質問がありまして、特に以下の質問なども参考になるのではないでしょうか?

質問:江戸川乱歩の不思議
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=268490


#できれば、いままで読んだ本のタイトルを補足された方がよいかと思います。
また、個人情報になってしまうかもしれませんが、性別も、支障がなければ書いた方がよいかも。
もしかして、女性だと読むのに抵抗があるタイトルもあったような気がするんですが・・・。

この回答への補足

ご指摘の通り、補足させていただきます!
中途半端ですみませんでした。

私23歳の女です。
今まで読んだ作品は…
新潮文庫「江戸川乱歩傑作選」。
こちらには、二銭銅貨・D坂の殺人事件・屋根裏の散歩者などが入っておりました。
春陽文庫(うる覚えです)「人間椅子」
今手元になく、何が入っていたのか題名がわかりません。
人間椅子が入っていたのだけは確かです(笑)。

よろしくお願いします!

補足日時:2002/07/09 22:23
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます!
乱歩がポプラ社から出ているのですね。意外です。
今思えば、昔全集みたいなのが家にあった気がします。
読んだ記憶がないので、内容もわかりませんが…。

gazeruさんに教えていただいたURL(紀伊国屋)から見ていると、どうも在庫僅少のものが多いようですね。
何だか早く集めなきゃ、と危機感を覚えました。

ご指摘のとおり、簡単な情報を補足いたしました。
ありがとうございました!

お礼日時:2002/07/09 22:33

江戸川乱歩はほとんど読破いたしました。


2冊読まれた、ということですが、これが何かによって回答が変わってしまいますが、とりあえずそれは無視するとして・・。
古本屋であれば、講談社文庫や角川文庫がまだ手にはいると思います。
講談社からは全集として乱歩のすべての著作が刊行されましたので、そこで少年探偵団シリーズを読むことができます。怪人20面相がでてくるものが、少年探偵団シリーズと考えていただいても結構です。
もうすこし推理小説っぽいものを読みたい、ということであれば、初期の短編集がおすすめです。時代がふるいですが、二銭銅貨とかD坂の殺人事件とか。
あるいは怪奇・幻想小説がお好みの場合は、パノラマ島奇談とか、陰獣とか。
個人的には「芋虫」が好きです。
いやぁ、これは気味悪かった・・・

参考URL:http://members3.cool.ne.jp/~inat/rampo/index.shtml
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この回答へのお礼

早速ありがとうございます。
ほとんど読破されたのですね。うらやましい!
2冊読んだものに関しては補足させていただきます。
中途半端ですみませんでした。

講談社から全ての著作が出ていたとの情報、大変ありがたいです。
古本屋で探し歩きたいと思います。
乱歩の書いたものには怪奇・幻想系もあるのですね。
エグイものも結構好きなので、kabaka99さんが挙げられた作品の名前だけでも読みたくなりました。
是非挑戦してみたいです。
「芋虫」は普通の短編などになるのでしょうか?
そちらも気になります。

ありがとうございました!

お礼日時:2002/07/09 22:22

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