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カテゴリーが違うかもしれませんが・・・

仕事でパイプ外径の工程能力を出すことになりました。
パイプのような丸い物って多少の偏平があるものなので1つのものでも測る方向によって当然最大値と最小値ができます。
こういう時は、どのようにして工程能力を出すのが一般的なのでしょうか。
例えば、1つのものの最大値、最小値の平均を1つのデータにする。又は最大値、最小値別々に工程能力を出す。など。

A 回答 (2件)

私は工程能力について全く知りませんので、


http://homepage1.nifty.com/QCC/sqc4/sqc4-cpk.htm
を見た上で回答します。

念のため、工程能力を求める原理を書いておきます。
不良品がどのくらい出るか、全体に対する割合を求めるには、
すべての製品を検査すれば、不良品/全製品数 により求めることができます。
しかし、この方法では検査するのが大変ですので、
適当な数(10個~100個程度(?))を検査します。
でも、この場合は 不良品/全製品数 では求めることができません。
そこで、サンプルの外径の平均値と標準偏差を求めます。
すると、外径は求めた平均値と標準偏差をもつ正規分布に従うと考えられますので、
正規分布曲線から、不良品の割合を求めることができます。

さて、今回の問題について考えてみます。
例えば、50mmのパイプを製造するとして、
上限規格が 51mm 、下限規格が 49mm とします。
(50mm との差が 1mm 以内とします。)
もし必ず真円ができるのであれば、
上記ホームページの (3) 両側規格 をそのまま適用することになります。

>> 測る方向によって当然最大値と最小値ができます。
ということは真円ではなく楕円状になってしまうということですね。
ここで問題になるのは、長外径 51mm × 短外径 49mm でも
製品として成り立つかどうか、ということです。
49mm~51mm なら偏平量に関係なく製品として成り立つのか、
偏平量も 1mm 以内でないと製品として成り立たないのか、
ということが問題になります。
つまり、不良品の定義をはっきりさせる必要があります。

そして、長外径と短外径には全く関係がないのか、
それとも、長外径が大きければ短外径も大きくなりやすい等の関係があるのか、
ということも関係してきます。
これは測定してみなければわかりません。

とりあえず、
どのようなものを不良品としてみなすのでしょうか?
まだ測定されていないと思いますが、測定されていれば、
その測定値に何らかの傾向がありますでしょうか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実際の製品は、規格がφ30±0.1です。
N=25個の測定結果は、真円だったとした時に平均が約30.6でそれが若干偏平しているものがあり長外径の最大が30.9、短外径の最小が30.2になっていました。傾向としては、プラス公差側の外径でできているものが交差内で偏平しているといった感じです。
図面寸法では、偏平率の規制がないので、長外径、短外径のいずれもが規格寸法に入っていれば製品としては合格品です。

お礼日時:2007/07/30 10:30

#1です。


お礼で示してくださったデータからすると、
下側規格でひっかかる可能性よりも上側規格でひっかかる可能性が
かなり高いようです。
この状況であれば、
http://homepage1.nifty.com/QCC/sqc4/sqc4-cpk.htm
の (3) 両側規格 を準用して、Cpu と Cpl の小さい方をとればよいと思います。

http://techon.nikkeibp.co.jp/free/nde/dokusha/ke …
によると、両側規格の場合、
>> Cpkからだけでは規格外の発生確率は判定できない
ということです。(でもだいたいの値はわかりますが)
このことからも、確率を厳密に出す必要がないなら、
上記方法でよいと考えられます。
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。
回答いただいたように上側規格で引っ掛かる可能性が高いのでCpuのほうで考慮すれば良さそうですね。

お礼日時:2007/07/30 19:45

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