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自分は高校からラグビーを始め、今WTBをやってる高一です。
自分の高校は部員数が少ない(15人・・・)ためにスタメンで試合に出ているのですが、バックスのサインプレーについていまいちコツがつかめません。
WTBというポジションで、自分が絡むサインについては大体分かるのですが、絡まないSOとCTBで行うサインについてのポイントを知りたいと思っています。
特にポイントを知りたいのは、
SOと1CTBで行うクロス、ショート、
SOと1CTB、2CTBで行うランギー、GWです。
どなたかご教授お願いします。

A 回答 (3件)

> バックフリップパス



バックフリップパスそのものはご存知ですか?
googleで検索をかけると早稲田のサイトがヒットします。で、卒業生の
安藤選手と後藤選手の写真があると思いますが、後藤選手の例が参考に
なるかと思います。写真をどの位置から撮ったのかが分かりにくいのですが、
おそらくラックサイドをスクラムハーフが突き、外に開きながら内に返す、
でも体の向きは外をむいたまま、というプレーだと思います。
このとき、胸元で持っているボールを手に後ろに振る感じで投げるのが
バックフリップパスです。

で、#2でクロスのときにこのパスを使うと、と言ったのは、
クロスをするとき、はじめにボールを持っている人はパスをするとき
体をひねる感じで自分の体を使ってボールを隠します。
しかし、パスダミー(カラクロ)で外に抜けるときにはいつまでも
体をひねった状態にせず、前を向いて走るはずです。
このとき相手ディフェンスは誰がボールを持っているか完全に
把握できるわけです。
つまりクロスはダミーだったと。
だけど、前を向いたときにバックフリップパスでクロスをすると
ダミーのダミーができるわけです。
これで抜けることがあるというわけです。

ちなみにバックフリップパスですが、写真の後藤選手がやっているように
外に開いて外向いて走っているときに体を内に向けずに内に返せるので、
ウィングでも外にスワーブをして相手マークを外しにかかりながら
内のサポートにリターンパス、などの状況でも使えます。
また、こういうときにはパスした瞬間に止まるのではなく、数歩は
走りきりましょう。止まってしまうとパスしたことがバレてしまいます。

では、次にランギーにいく前に質問でもあるショートについて書きたいと
思います。

ショートで注意する点は1つ目はどのコースに行くか、2つ目はアクセントを
つけられるか、です。
アクセントについてはクロスのときと一緒ですね。
サインとしてはボールをもらったSOが少し前に出て、勢いをつけて内に
入ってくる1CTBにパスをすることになります。このとき、1CTBのコースが
外を見せずにだらだらと内に入るだけならトイメンにマークされるだけです。
SOがボールを持ったときに、1CTBは外に開くアクションを見せて、
相手1CTBに外のプレーがあるよ、と意識させることでSO-1CTB間に
スペースを作らなければなりません。
そして、あとは勢いをつけて内に切れ込む形になります。
このときSOはFLとSOのマークを自分にひきつけることになれば理想的です。
なお、もしも1CTBでショートをして相手マークを外して裏に出られた場合、
必ず意識は外に持ちましょう。内に切れ込んで裏に出たので、
そのまま内に行きがちですが、相手No.8のバッキングがきますので、
自分で外に切る、顔を出してくれた外の2CTBにパスなど、
外に意識しましょう。

ランギーについては、応用したサインは質問者様でどのようなものを
使っているかが分からないので、なんともいえません。
2人だったら始めに持っている人がパスをするかしないかを
中心としたサインしか作れませんが、3人ならパスする組み合わせだけでも
かなり増えるので、いろいろとサインができます。さらに若干のコースを変えたり
その後のFB、WTBを絡めるとどれだけ出てくるか分かりません。

なので、応用したサインとしてどのようなものを使っているか
挙げてもらえませんか?
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どれくらい知っているか分からないので、くどいと思えるかもしれませんが、


ご容赦ください。

まず、それぞれのサインプレーの動きは大丈夫ですよね。

クロスの場合
基本的にクロスはXの形に交差するイメージではなく、十の形に交差する
イメージでやってください(十だとSOは完全に横流れですが。
1CTBが斜めというよりタテに入るイメージです)。

ここで挙げられたサインプレーは通常、どこでも基本としてやるサインプレーなので、
ディフェンスの仕方もセオリーとして決まっています。クロスの場合、
ディフェンスはSOが内に入ってくる1CTBを見て、1CTBが外に行くSOを
見ます。そうすると、単にXの形でクロスをすると、それぞれが待っているところに
突っ込むだけになってしまいます。そうすると内に入る1CTBはディフェンスのSOが
待っているだけでなく、フランカーもいるのでカモになります。
十の形でクロスをするとクラッシュするポイントが外にできること、
ディフェンスのSO-1CTBの間を狙えることに加え、1CTBのタテへのスピードが
有効に生かせるのです。SOが斜めに動くとクロスをすることでボールの進む方向は
変わりますが、敵陣へ進むスピードは変わらず、アクセントに欠けます。
SOが横に動くとSOがトップスピードで走っていてもボールの縦方向の動きは
ありません。ここに1CTBがタテに走りこんでボールをもらうと、
1CTBのスピード以上にアクセントがつくわけです。

それとクロスの簡単な応用としてダミークロス(カラクロ)があります。
要はSOがパスせずにそのまま行くことになります。で、これもどこでも
普通にやりますし、ディフェンスもカラクロ対策で1CTBが外に開くSOを
見ているわけです。そうすると、クロスだろうがカラクロだろうが、
相手にバレれば相手ディフェンスの人数は足りているわけだから
つかまるわけです。となると、いかにギリギリまでクロスをするか
カラクロにするかを相手に判らせないようにするか重要になります。
相手にカラクロを意識させることでクロスの成功率を上げるのです。

そのとき味方の交差するところで手渡しパスをする感じではなく、
ボールが宙を飛ぶパスをするとボールの行方はわかりやすいですよね。
だから、交差するポイントは近めでなおかつSOが自分の体を使って
ボールを隠しながらパス、又はダミーをすると、相手がどちらに行くか
判りにくく、サインプレーが成功する可能性が上がるわけです。

とはいえ、何度も言いますが、クロスは基本なので、これで抜けることは
そうそうないです。でも少しでもディフェンスの反応を遅らせることで
そのあとのポイントでのボールキープや2次攻撃につながると思います。

ちなみにディフェンスも慣れてくると、交差するポイントを過ぎた後に
SOがボールを持っているとカラクロと見切りがちです。ここでバックフリップパス
(片手で背中越しに放るパス)するとひっかかることもあります。

というわけで、長くなったので、クロスについてはとりあえずこれくらいで。
ここは判らないとか、これぐらい知っているからもっととかご遠慮なくどうぞ。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすい回答ありがとうございます、クロスについてはこれをもとに色々試してみたいと思います。
ただ一箇所、バックフリップパスをやる、という所の方法についてよく分からなかったので、そこについて教えていただけると嬉しいです。

あとランギーを応用したサインについてもお願いできないでしょうか?ランギーを応用したサインが多くていまいち分からず・・・

お礼日時:2007/10/19 20:47

すみません、ちょっとお聞きしたことが。



教えて欲しいポイントというのはWTBとしてSOと1CTBでクロスやショートとか
直接自分がかかわらないサインプレーでのWTBの動きですか?
これらのサインでSOや1CTBなどがどういう意図で動いているかということですか?

この回答への補足

すいません、自分の説明不足でした。

知りたいのはSOやCTBがどんな動き方をするとよいのか、と言うことです。
自分達が使ってるサインプレーは自分がどこに入ったとしてもあわせられるようにしたいので・・・

補足日時:2007/10/15 20:37
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