これまでで一番「情けなかったとき」はいつですか?

たまたまかも知れませんが
兵庫県ってショッキングな殺人事件が
多い気がするのですが、何か思いつく理由って
ありますか?

A 回答 (5件)

 この説が正しいかどうかはわかりませんが、凶悪事件というよりも、無差別殺人が多いという傾向があります。



 これはいくつか理由があります。

(1) 急速な都市開発

 阪神大震災後に、神戸を中心に急速な都市開発をしていて、いまや神戸は大阪にも匹敵する都市です。都市そのものの色合いも非常に鮮やかでブルジョア的な雰囲気が漂いはじめています。若者向けのアミューズメントエリアも次々に開発されていますし、今急成長しています。でも、このことでいろいろな人があちらこちらから流入してくることにもなりますし、逆に社会関係は希薄になっていくことになります。これが潜在的な社会不安をもたらします。

(2) 郊外化と人間関係の希薄化

 神戸周辺、兵庫県は瀬戸内の沿岸沿いに郊外都市として発展しています。急速な都市開発もあって、郊外において夜の住宅街には監視が行き届きません。こういうのをゾーニングといいます。つまり、商業地区は商業地区で集中的につくり、住宅地は住宅地で集中的につくります。これって今では当たり前のようですが、治安にはすごく悪いのです。

 住宅地を集中的につくるということは、いくつか問題を起こします。

(1)時間帯によってあまり人が通らない道がふえる(死角が増える)
(2)街灯がどうしても少なくなる
(3)住居が機能的な働きしかもたず、お隣関係、まわりの人間関係が非常に弱くなりがちである(監視が行き届かなくなる一因で、DVなどを含めていろんな犯罪を見逃しやすい)

 今回、少女刺殺事件はまさに郊外型の殺人事件です。近隣住民が殺人犯の恐れもありますが、それを特定しにくいということ自体が、郊外型殺人の特徴です。こうした殺人がやりやすくなってしまうのは、死角が多かったことや、街灯が非常に少なかったこと、もともと人通りが少ないこと、など、外面的な理由もありました。

 郊外都市においては、これに加え、人間関係が希薄なのにも関わらず、人が密集しているので、社会不安を増発し、そして無差別の殺人事件が起こりやすくなります。よくニュースをご覧になれば分かりますが、わけのわからない殺人はほとんど郊外型の都市で起こっているのが最近の兆候のようです。

 今回の少女刺殺事件でも、パトロールをやっていたみたいですが、こういうのは典型的にダメな治安対策です。現に肝心な時に事件を逃しています。かつてパトロールをやっていて、犯罪者がつかまったことはほとんどありません。それに殺人事件は突発的なもので、殺されてから犯人をつかまえても意味がありません。

 ですから、郊外都市にパトロールというのは一番ダメなのです。それをやるくらいなら、街灯を増やしたほうがまだ抑止効果があります。
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この回答へのお礼

このような背景があったとは知りませんでした。
たしかに郊外都市って昼間は子供や主婦が目に付きますが
夜になるとほぼ同時刻に家の明かりが消え、人通りも
極端に減り男でも一人歩きは不安かもしれませんね。

>ですから、郊外都市にパトロールというのは一番ダメなのです。それをやるくらいなら、街灯を増やしたほうがまだ抑止効果があります。

仕事柄、帰宅が0時を回る事が多いのですが
車で毎日通る帰路でたま~に警官がパトロールしている
のを見かけます。
こちらはほぼ毎日同じ道を通っているにも関わらず
見かけるのは週に1回程度、しかも遠目でみると
新聞配達のバイクにしか見えない。
あれでは事件を未然に防ぐという抑止力には成り得ませんね。
おっしゃる通り街灯の数を増やす方が余程効果的ですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/20 14:20

「●●県ではショッキングな殺人事件が多い」などと言い切ってしまうのは如何なものでしょうか?


「多い気がする」なんてのも同様に対象として名指しされる地域にとっては迷惑と考えます。

警察庁では期ごとに各種犯罪統計を公表しています。
http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm
この中で、最新の本年1~9月までの犯罪統計資料があります。
http://www.npa.go.jp/toukei/keiji31/19.1-9.pdf
上記資料の19頁に県別の統計がありますのでご覧下さい。

これら資料をご参考に各県人口で以って、人口あたりの犯罪件数をご自分で求めてください。

また、「ショッキングな殺人事件」とは、定義もあいまいですね。
殺し方がショッキングなのか、人数がショッキングなのか…
テレビのワイドショーなどの見方に影響をうけていると思うのですが、
方法や人数により殺人を区別して考えるのは危険と思います。
人間が二人以上居ると殺人の可能性は生じます…件数を減らす努力はなされてもゼロになることは無いでしょう。
でもショッキングか否かで殺人事件を論じるのは違和感ありすぎでしょう。

取り合えず、『気がする』だけの理由で『県名を名指し』するのは、
根拠の無い事であると回答させていただきます。
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この回答へのお礼

つまり「偶然、たまたま」だと仰りたいのですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/20 14:05

山口県の東部も多いですね、特に少年の凶悪事犯。


光母子殺害に徳山高専、高校生の祖父殺害、エトセトラ

まあ偶然ですよ偶然。
ショッキングな犯罪(殺人・強姦・拉致監禁)は日本全国で起きてます。
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この回答へのお礼

山口県も印象的な事件が
多かったのですね、知りませんでした。

ショッキングな事件とは人それぞれ感じ方が
違いますから、一概には言えませんね。

偶然性が強いのでしょうが、私にはやはり
偶然には感じられない部分もあります。
でも心情的には偶然であった方が良いですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/20 13:54

神戸須磨殺人のサカキバラは特に記憶にあり、加古川の7人殺傷事件など、私も多い印象があります。


過去ログを含め参考にして下さい。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3377174.html
兵庫県といっても神戸近辺(加古川)から尼崎までの地域に集中してますね。ちょっと地域性もあるかも・・。


http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news2/2004/kakog …
兵庫加古川7人殺害事件
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この回答へのお礼

印象的な事件は兵庫県の中でも
さらに狭い地域で起きていたんですね。

過去ログも含めて、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/20 13:50

たまたまです

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/20 13:47

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