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まだまだまだ科学を発展させる必要があるとしたら、
それはなんのためなんでしょうか?
もっともっと豊かになるためなんでしょうか?

科学がもっともっと発展すれば、
本当に豊かになれるんでしょうか?
そして、幸せを感じる人が増えるんでしょうか?

科学の発展の恩恵が少ないと思える、
裸に布切れだけ巻いて、ヤリを持って猟をして、
そんな生活をしている人は、
我々よりも不幸ってことなんでしょうか?

明確な回答でなくてよいので、
お感じになったことを、
何でもよいので、
教えてもらえればと思います。

A 回答 (10件)

哲学的な質問ですね。

科学的な正解というものはないことを承知の上で意見を申し上げさせていただきます。

- 科学が発展するのは、それが人類の役に立つか立たないか以前の問題として、人類に好奇心があるからだと思います。「人がものを記憶するのは、どのような仕組みによってなっているのだろうか?」「この世の中で一番小さい物質ってなんだろう?」「地球以外にも生物が住む惑星ってあるのだろうか、あるとしたらどんな生物が住んでいるのだろう?」このようなもろもろの疑問を追及していく家庭で、いろいろなものが発見され、それが応用されて世の中の仕組みを便利にしてきたと思っています。

- 科学の発展は、確実にわれわれの生活を豊かに、幸せにしてきました。
ほんの100-200年前でさえ、生まれたての赤ん坊の半分ぐらいは死ぬのがあたりまえでした。槍を持って猟をしている人たちの社会では、今でも乳児死亡率は高く、頻繁に飢饉に襲われるのが普通だと思います。来週や来年、自分が生きているかどうか分からないような社会に住む人々が、こうやってインターネットで意見を交換し合い、お腹がすけば近所のコンビニ屋でおむすびを買える社会に住む人々より幸せであるとは思えません。

- われわれは、こういった科学の発展によって、人類社会の活動が自然に与える影響に気がつくことが出来ました。今後の科学の発展によってわれわれは、自然と共生しながら利便性も追求できる社会を築くことが出来ると信じています。
もちろんこの点に関して、ニヒルな姿勢をとることは簡単ですし、その方が何かと便利なこともあるかと思いますが、わたしは人類の持つ知性の可能性を信じています。
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この回答へのお礼

>槍を持って猟をしている人たちの社会では、今でも乳児死亡率は高く、頻繁
>に飢饉に襲われるのが普通だと思います。

乳児死亡率が低くなったことは良いことかもしれないです。
でも、科学の発展がより「死」を少なくする方向に進むとしたら、
究極的には、「死」を無くすことに行き着いてしまうのでは?
果たして、それが良いことになるんだろうかと、考えちゃいます (^^;

ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 02:53

こんばんは。


科学が発達したからこそ、今よりも科学を発達させる必要があると思います。
科学技術によって、事故が起きてしまう間は発達したとは言えないのではないでしょうか。さらに、科学技術が発達したばかりに環境(自然、社会、精神)に害を与えているということを考えると、さらなる発達が必要だと思いますが、いかがでしょうか?
過去の人間が不幸だったかどうかは、当時の人間の主観でしかないので何とも言えませんが、乳幼児死亡率を考えれば、今のほうが生き延びやすいとは言えるかもしれませんね。ただ、それがすなわち幸せかどうかは分かりません。幸せとは、あくまでも主観の問題でしょうから。
というわけで、ボクは科学の発達は今だからこそ、必要だと思いますけど。期待されていた回答と違うかもしれませんが、なんでも良いという言葉に甘えて書かせていただきました。では。
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この回答へのお礼

>科学技術が発達したばかりに環境(自然、社会、精神)に害を与えているということを考えると、
>さらなる発達が必要だと思いますが、いかがでしょうか?

害が益々広がっていく可能性も否定できないような (^^;

>乳幼児死亡率を考えれば、今のほうが生き延びやすいとは言えるかもしれませんね。

でも、飢えで苦しんでいる人はかなりの数ですよね?


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 02:56

一応「科学者」でもあるので「専門家」に付けさせていただきましたが、自信は「なし」です。


人間というのは「不自然なことをあえてする生き物」だと思うし、あえて不自然なことを行うことで生き残ってきたのだと思います。そしてそのための手段の一つが「科学」だと思います。
だから「なんのため」に答えるとしたら
「人間がこれからも生き残るため」ということになるでしょうか。
「豊か」とか「幸せ」とかの前に「生き残り続ける」ためにも、科学は一定の役割を果たしてきていると思うし、これからもそうでしょう。
>裸に布切れだけ巻いて、ヤリを持って猟をして、
そういう人達が生き残って行く手助けにも、科学はなれると思います。
うまく言えなくて申し訳ありませんが、感じたままに書かせていただきました。
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この回答へのお礼

>「人間がこれからも生き残るため」ということになるでしょうか。

ただ、殺戮兵器が進歩して、人間が死に絶える危機に瀕する可能性も否定はできないような気が (^^;


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:00

 そもそも「科学を発展させる必要」はありません。

科学は、ひとえに人間の好奇心から「自然と発展してきた」だけなのだとおもいます。

 科学の発達によって人は豊かになった、と一般に言われますが、現実は、全体として物質面での豊かな生活を享受できるようになっただけであり、幸せな人もいれば不幸な人もいるというのは、太古の昔から変わらないのではないでしょうか。狩猟採集民族の時代だけでなく、テクノロジーを享受している文明社会でも、日々の生活に呻吟していたり、生を脅かされたりしている人々がたくさんいることは新聞を見れば明らかです。

 「科学の終焉」という本をお読みになったことはありますか? 最先端で活躍している科学者の中にも、「ガリレオ・ニュートン・アインシュタインを経て、もうこれ以上、画期的な新発見がなされることはないだろう」と考えている人たちが少なからずいるそうです。

 もしかしたら近い将来、量子物理学の「超ひも理論」の展開次第で、新しい世界観が生まれるかもしれませんが、それ以外は科学の進展は漸進的なものにとどまる可能性もあります。

 いずれにせよ、「科学がもっと発展すれば」本当に豊かになるということはないのではないかとわたしは思っています。ただ、生活が便利になるだけなのではないかと…。携帯電話の登場で本当に便利になりました。でも、電話すらもない時代の人たち(わたしの祖父母の世代)は不幸だったかというと、そんなことはないですよね。

 「裸に布切れだけ巻いて、ヤリを持って猟をして、そんな生活をしている人は我々よりも不幸」なんてことは決してないでしょう。現在わたしたちは、普通、週に最低40時間くらい労働していますが、狩猟採集民族はその半分にも満たなかったと聞いたことがあります。かれらだって、わたしたちより数百世代まえのホモ・サピエンスにすぎませんから、脳細胞はわれわれと一緒でしょう。チンパンジー並なんてことはありません。かれらはいったい、閑なときに何をしていたのか、と考えると、わたしは楽しくてしょうがありません。そして、彼等の時代から「精神面での進化」をどれだけ遂げたのだろうか、と考えると、わたしは「皆無」ではないかと思えてしまうのです。

 最後に蛇足ですが、「イヴの七人の娘たち」という本を読んで、科学のカの字もなかった狩猟採集民族の人たちをすごく身近に感じることができました。ちなみに我が家は、この暑いのにエアコンなしの生活です。(関係ないか…フー、アチぃ)
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この回答へのお礼

>実は、全体として物質面での豊かな生活を享受できるようになっただけであり、幸せな人もいれば不幸な人も
>いるというのは、太古の昔から変わらないのではないでしょうか。

わたしもそんなようが気がしてます。

>「裸に布切れだけ巻いて、ヤリを持って猟をして、そんな生活をしている人は我々よりも不幸」なんてこと
>は決してないでしょう。

そんな気がしてます。
結局、「裸に布切れだけ巻いての生活」に不満を感じる人は、
それより一ランク上の生活をしても、最初は便利だと思うかも知れないけど、
また不満を感じるようになって、もう一ランク上の生活をするようになって、
そこでも最初は便利さを感じても、また不満を感じるようになって、
結局、不満の拡大再生産が果てしなく続いていくだけじゃないのかなって、
思ってるんですけど (-_-;)

>ちなみに我が家は、この暑いのにエアコンなしの生活です。(関係ないか…フー、アチぃ)

大変ですね。でももうじき夏もおわりですから (^-^)/~


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:09

三十年前、二十年前、現在と考えてください。

空気は、川の水はどちらがきれいですか?
「科学」そのものの発達と、それを無軌道に利用することとはまったく違います。
さらに言えば人類史を考えてください。民主主義だとか平等の理念だとか様々な「前進」が
あるように思われますがこれらはすべて科学技術の発展の裏返しなんです。
衣食足りて礼節を知るということです。
科学の発展は絶対に必要です。

この回答への補足

お礼を忘れてました (^^;

ありがとうございました m(_ _)m

補足日時:2002/09/02 03:12
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この回答へのお礼

>三十年前、二十年前、現在と考えてください。空気は、川の水はどちらがきれいですか?

まだ生まれてないもので (^^ゞ

>民主主義だとか平等の理念だとか様々な「前進」があるように思われますがこれらはすべて
>科学技術の発展の裏返しなんです。

生活に不満を感じている人の度合いは、いつの時代も同じような気がしてるんですけどね (^^;

お礼日時:2002/09/02 03:12

個人的な意見ですが。



>まだまだまだ科学を発展させる必要があるとしたら、
それはなんのためなんでしょうか?
もっともっと豊かになるためなんでしょうか?

これまでの科学技術で実現してきたものにはまだ多くの欠点があり、これを放置せずになんとか解決しようとするため、というのがあると思います。

>科学がもっともっと発展すれば、
本当に豊かになれるんでしょうか?
そして、幸せを感じる人が増えるんでしょうか?

100%予想どおりにいかないのが世の中の難しさですが、科学の進歩と豊かさ、幸せを感じる人の数の関係には、正の相関はあると思います。というよりもそういう気持ちで皆さんやっているのではないでしょうか?

>科学の発展の恩恵が少ないと思える、
裸に布切れだけ巻いて、ヤリを持って猟をして、
そんな生活をしている人は、
我々よりも不幸ってことなんでしょうか?

精神的な面云々をいうと収拾がつかないですが、彼らははっきりいって不幸だとおもいます。
生命の危険が少ない、より人間らしい(動物的な「人間らしさ」ではなく..)生活が送れるという点で彼らよりずっと幸福だと思います。

そもそも、科学の進歩を無理に止めようとするのは、ルネッサンス時代前のキリスト教会などがやっていたことと同じであり、一部の人のエゴ(自分に気に食わない進歩は自分だけの哲学、思想的な理由を持ち出して社会的に排除する)といわれてもしかたがないと思います。
最近そういう風潮(特定の宗教観を公理とみなして研究を規制、禁止する)が生命工学分野で出てきてやや気になっていますが..。ここでは議論は避けておきます。

個人的な意見ですが、何かご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

>科学の進歩と豊かさ、幸せを感じる人の数の関係には、正の相関はあると思います。

どうもそこはどうかなと感じてしまうところなのです (^^;

>彼らははっきりいって不幸だとおもいます。

科学の恩恵を受ける度合いが少ないと不幸ってことになると、
最先端の医療に惜しみなくお金を投じられるお金持ちと比べたら、
風薬一つ買うのも財布と相談して――なんて家庭は、
不幸ってことになっちゃいますかね (-_-;)


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:21

人類の抱える根源的な悩みとして



「人間はなぜ悩むのか」

ということに回答が導ければそれが答えに繋がると思います。
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この回答へのお礼

( ゜o゜)

はい、わたしも、そこにカギがあると思います!!


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:25

科学の歴史は絶えず修正の歴史です。


ミクロ的にみれば間違いだらけです。

細かいことを言えば、科学はたいていの時期においてまちがいであるにもかかわらず、つねに正しく見えるものです。

だからこれからも絶えず修正を加え続けなくてはいけないのです。

ちょっと話が飛躍しますが、
もし、人類が滅ばないとしたら、いずれ地球を出て行かなくては成りません。
その為には今の科学力では力不足です。
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この回答へのお礼

>細かいことを言えば、科学はたいていの時期においてまちがいであるにもかかわらず、つねに正しく見えるものです。

修正ができたと思っても、また未来のいつの日か、修正が余儀なくされてしまう?

無限の修正地獄ってことでしょうか (-_-;)


ありがとうございました  m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:27

私は科学の発展をすごくすごく願っています。



したい事
1.発砲スチロールやプラスチックなどのごみになるものがすべて有機物となり時間がたてば土になるものばかりとなる。
2.原子力などの危険をともなうエネルギーを全て太陽発電や風力発電などに変えしかも、安定して十分なエネルギーをえられる。
3.オゾン層をもとに戻す。
4.インターネットを全世界に広げ、教育の格差をなくす。全人類が民族に関係なく個人としてつきあえる。
5.農業の技術を発展させ、少ない土地、水でもたくさんの作物がとれる様にする。

もっともっとすごい事ができると思います。
アインシュタインの様な天才が生まれないかな。
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この回答へのお礼

>したい事
>1
>2
>3
>4
>5

それが全て実現したとしても、また新たに「したい事」が思いついて……
いつまでたっても、「したい事」のメビウスの輪から抜け出ることができない (-_-;)


ありがとうございました m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 03:33

科学の発展は必要だと思いますし、また自然と発達していくと思います。



『もっともっと豊かになるためなんでしょうか?』
そうだと思います。

昔だったら絶対に会えない人(自分の住んでいる地域から遠い所に住んでいる人、外国人等)に会えるのは科学技術のおかげですし、その他色々ありますけど他の回答者とほとんど同じ意見ですね。

今の最先端技術(科学)も10年後には10年前の技術になってしまうわけです。

毎日の進歩がなくなると新しい発見、発明もなくなるわけですから、その結果、助かるべき人が助からなかったりするでしょう。

『裸に布切れだけ巻いて~』
言い切ってしまえば、不幸だと思います。fortune10さんは彼等のような生活ができますか?

我々の遠い祖先はヤリを持って猟をする生活をしていました。もし、その生活が幸せなら、その生活に満足しきっていたら、我々もそのような生活をしている事でしょう。

100年後、1000年後の人々が、今の我々と同じ生活をしているとは思えません。

現在よりも、より大きい幸せを求めて発展、進歩しているはずですから。

何を幸せとするかは、時代によって異なりますけど。
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この回答へのお礼

>今の最先端技術(科学)も10年後には10年前の技術になってしまうわけです。

いずれは陳腐になってしまうものを一生懸命こしらえていると (-_-;)

>『裸に布切れだけ巻いて~』
>言い切ってしまえば、不幸だと思います。

となると、やはり、最先端の科学の恩恵を受けることができる、
お金持ちの方がその日暮らしの家庭よりは幸福ということに……(-_-;)

>fortune10さんは彼等のような生活ができますか?

今はできません。
でも、できるようになれたら、幸せかもしれない……

>現在よりも、より大きい幸せを求めて発展、進歩しているはずですから。

平安時代の人や大正時代の人より、今の人がより大きい幸せを感じているとは思いにくいのです (-_-;)

朝の電車の中をみると、みんな、その日の始まりだっていうのに、疲れた顔をして……
何か違うのではないかと、感じる、今日この頃なのでした ( -_-)


ありがとうございました  m(_ _)m

お礼日時:2002/09/02 04:09

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