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陸上生態系の有機物量は炭素換算で2050Gt

陸上生態系に存在する有機物量の約2/3を森林生態系が占めています。

地球規模で大気中に存在するCO2量は、炭素換算で750ギガトン

炭素換算で1000Gtの植物を全て伐採して、製材所の保管庫に完全保存すると、伐採した土地に約25年かかって森林が再形成されます。すると、毎年大気中から炭素換算で40Gtの二酸化炭素を吸収する。すると、19年で空気中の二酸化炭素は0となり、新たな危機が到来すると思います。

この理論は仮説ですが、正しいでしょうか。

また、二酸化炭素のない大気では何が起こるのか想像もつきません。どうなるのか教えてください。

※ データは次のサイトから取りました。

1.地球規模の炭素循環と森林

http://www-cger2.nies.go.jp/warm/flux/flux.html

A 回答 (4件)

海から放出のCO2があり、そうはならないです。



つまり、
[年々の大気中CO2増加(減少)] = [海から放出CO2]-[森林へ吸収CO2]。

ここで、[海から放出CO2]は、氷期のピークでもプラス。
(もし海が全球としてCO2吸収に転じたら、地球は氷期、凍結から立ち直れない。)



温暖化についてまとめたものを、参考までに


*「200年後、人類は死滅する」

地球は、過去に何度も、[氷期]、[間氷期(温暖期)]間の繰り返しをしていた。

→[氷期]→温暖化→[間氷期(温暖期)]→寒冷化→[氷期]→温暖化→


この内、温暖化の所では、
温暖化が進んだ為に大繁茂した森林が、大気中CO2をより多く吸収することで温暖化を止め、寒冷化に転じさせ、氷期に向かわせていた。

→[氷期]→温暖化→森林大繁茂!→[間氷期(温暖期)]→寒冷化→[氷期]→

(前、温暖化時:[海から放出CO2]大>[森林へ吸収CO2]小 →後、寒冷化時:[海から放出CO2]小<[森林へ吸収CO2]大)



今回も、約1万年前そのように寒冷化が始っていた。

→温暖化→森林大繁茂!→[間氷期]→(約1万年前から)寒冷化→

(前、温暖化時:[海から放出CO2]大>[森林へ吸収CO2]小 →後、寒冷化時:[海から放出CO2]小<[森林へ吸収CO2]大)


ところが、その頃から活動が活発拡大した人間が何も知らずにその森林を破壊し続け来た。
勿論、森林破壊は農耕文明など文明活動ではあるが、
温度を下げる役をしていた森林が大きく破壊縮小されたので、自然の寒冷化は取り消され、無制限の破滅の異常な、異変の現温暖化が引き起こされ、進んで行った。

→温暖化→森林大繁茂!→[間氷期]→(約1万年前から)寒冷化→森林大破壊開始!→寒冷化減速→寒冷化停止→異変の現温暖化→無制限の進行(過去には森林が阻止していたもの)

(前、温暖化時:[海から放出CO2]大>[森林へ吸収CO2]小 →後、寒冷化時:[海から放出CO2]小<[森林へ吸収CO2]大 →更に後、温暖化時:[海から放出CO2]大>[森林へ吸収CO2]小)


つまり、約1万年以前は「森林の盛衰が関わる純自然の変動」で、約1万年前以後は「人為が加わって、最早森林の関われない、自然の自然自らを破壊する変化」に切り替わったと言える。


・・・

地球の過去と、現温暖化が止められない場合の将来は、

・→(13万年前)間氷期[温暖安定期]→寒冷化→最後の氷期→温暖化→最後の間氷期→寒冷化→(8000年前)森林破壊開始→寒冷化減速→寒冷化停止→(200年前)現温暖化開始→現温暖化加速→未経験の高気温→(200年後)気温100度、人類死滅→全生物死滅→(260年後)気温400度超→第2金星
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> これとは逆に、大気中の二酸化炭素が増加すればするほど植物は成長し、森林はある程度まで拡大する(植物の単体の成長)。

そして、ある時点で拮抗する。

極めて広い視野で考えれば起こりうるでしょう。

地球誕生時、世界は灼熱に包まれ、様々なガスが吹き荒れていました。
やがて最初期の植物が誕生し、酸素と水を合成するようになります。
太陽からの熱を遮断し、気化熱を奪い、世界は徐々に冷えてゆき。
より多くの植物が住める環境になり、環境改善は更に加速し。
そして今に至ります。

質量保存の法則に基づいて考えれば、原初の地球と現在の地球、存在する原子の数は同じです(隕石等の飛来物は除外)。
かつて世界に溢れていたガス(金属すらガスだったと言われています)は、その大部分が液体化・固体化して固定されました。
通常、エネルギーとは拡散するものです。太陽からの熱エネルギー供給量が減ることで、多くの物質がエネルギーを放出し、安定しました。
植物とはそれほどの力を秘めています。

しかし、最初に「極めて広い視野」と申し上げた通り、少なくとも人類が生存している間は考えにくいことだと思います。
人間は、森林が拡大に費やした時間よりも遥かに短い時間で、森林を伐採し減少させました。そして現在も減り続けています。
森林が増加に転じるのは、人間が滅んだ後になるでしょう。そして、人間が滅ぶほどの天変地異(核戦争などの人災でも構いませんが)が起きれば、現存する植物も大半が死滅することと思います。
かつて原初植物が世界を安定させたのと同じプロセスを踏み、同じ永い時間をかけて、また拡大していくのではないでしょうか。
そして再び、人間のような生命が生まれ、森林を破壊するのでしょうね。
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面白い論理的思考実験ですね。


森林生態系は生産者でも消費者でもなく拮抗している、という記述が仮に真実であるならば、成長期は体組織構成のために消費者となり、ある程度成長すると生産者に転じる、ということなのでしょう。
であれば、生産者に転じる前に伐採し、消費者である期間の占める割合を大きくすれば、確かに大気中の二酸化炭素は減っていきそうです。

しかし残念ながら、森林の再形成はそううまくはいかないでしょう。
植物の光合成、その実態が「水合成」であることはご存知でしょうか。
砂漠の緑化運動は、植物の「水合成」により、降水量を増やすことを目的としています。
植物を大規模伐採してしまえば地域の降水量は減り、また、根に支えられていた地盤が緩み、少なくなった雨水を留めておくことさえできなくなってしまいます。
その地域は森林再生が不可能な環境となる可能性が高い。

別の視点もあります。
二酸化炭素は植物のエサです。
大気中の量が減れば減るほど、植物は成長できなくなり、森林再生はストップしてしまいます。
おそらくは一定濃度に達した時点で、植物による消費と他の生態系による生産が拮抗するでしょう。

この回答への補足

ありがとうございます。ここで、新たな疑問がわきました。

>大気中の量が減れば減るほど、植物は成長できなくなり、森林再生はストップしてしまいます。

これとは逆に、大気中の二酸化炭素が増加すればするほど植物は成長し、森林はある程度まで拡大する(植物の単体の成長)。そして、ある時点で拮抗する。

この論理もありえますか。

補足日時:2007/11/04 13:49
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>19年で空気中の二酸化炭素は0となり、新たな危機が到来すると思います。


森林伐採しても生物がいる以上
二酸化炭素が0になるわけが無いw
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