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よく色を使うのがもともと上手な人を見かけます。
デッサンがあまり上手じゃなくても、色使いが上手いと雰囲気や存在感を出すことが出来て、ある程度「線と色」という二つに分けて得意不得意を話し合う場合も身近であったりします。
私はイラストを描いているのですがいまいち真面目な固有色しか使えなくて、なんとも薄っぺらで同じようなキャラクター絵しか描けません。
色を上手に思い通りに使うために、何か良いトレーニング方法をご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。
また、色も線も含め、自分の絵が真面目すぎて嫌で困っています。
インスピレーションの伝わりやすい、目を引くような不思議で綺麗な感じの背景&人物キャラクター絵の世界観を大きな構図で描きたいのですが、
絵は内面を写すという言葉もありますし、理想の絵柄と自分の絵柄が大きくすれ違うのはやはり性格や自分の時間の過ごし方と合っていないからなのでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

センスの問題でしょうと言って片付けてしまえば簡単な事なのですが・・・


西洋人の一部には、赤、緑、青+明暗の4種類の視神経以外に、オレンジ色の波長域を感じることができる細胞を持つ人たちがいると聞いた事があります。
そういう人達に感じられる物を、我々の様に4種類のセンサーでは感じられない物があるのはしょうがない事ですね。
そこまで行かなくても、結構個人差があります。その辺がセンスなのかもしれません。
まぁ、この感覚の差は埋める事はそう簡単ではないと思います。

もう一つ、多分あなたはデッサンはかなり得意なのではないでしょうか?
美術系予備校ではデッサン等の技術的な事は教えてくれますし、ある程度練習すれば習得出来る物です。
しかしこれはあくまでトレースする技術なのです。
モノクロのデッサンは勿論、色を使っても、トレースする域を出ていなければ、そこから先は難しいです。
ここで、先に述べた、特別なセンサーを持っている人達は、常人よりもっと突っ込んだトレースが出来る訳ですが・・・
それでも見たまんまの域を出るには、それだけではダメです。

この次の段階は、頭の中にある像を目の前のカンバスに写せばいいのですが、この頭の中にあるべき像がないと、見たまんまの固有色でしか表現出来ない訳です。

この先は、トレースではなく、クリエイティブ。
つまり、頭の中に像を造る事が必要なのです。
見た物を頭の中で再構成する。
見えた物ではなく目以外の感覚で感じた物を加えたり、引いたり、まったく新しく頭の中で創りだしたりして、頭の中に像や色をつけて行く訳です。
目を綴じても像が見えてくればしめたものです。
コレができれば、デッサンの得意なあなたなら、上手く出来ると思いますよ。

まずは、色々な物を見たら、それを見ずに、しばらく経って、頭の中を良く整理して、それから、何も見ずに、それを想い浮かべながら描くトレーニングをしたらいかがでしょうか?

すぐに、それを行なう事が難しければ、まず、日頃からアイデアスケッチを描き、それらを組み合わせたり、再構成することから始めたらいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

watercolorsさん、回答ありがとうございました。
トレースではなくクリエイティブ。仰られる通り、いつからかデッサンが大事だと強く思い込みすぎていたせいか最近見失っていた気がします。
参考になりました。どうも有難う御座いました。

お礼日時:2007/11/22 20:34

こういうのは、あれこれ悩んでいるよりも、実際に試した方が良いですよ。



紙に描くのでは、最初からやり直しになってしまいますが、PCを使って色々試してみるのなら、すぐに元に戻せるでしょ。
もちろん、画材を湯水の如く使えて時間も充分にあるなら、アナログ画材を使っても構わないですが。

あなたは、失敗する事を恐れていて、無難なものしか描けないのではないですか?

色々経験して、冒険する事で、ステップアップできるんじゃないのかな?
失敗を恐れないで。
とにかく一歩踏み出さなければ、前へは進めませんよ。
(失敗してもリセットの効くPCは、便利な画材です)
失敗の中から良いものが生まれてくる事もあるのですから。
あれこれ悩んでいたって、そこに留まっているだけです。
殻を破るのは自分自身しかいないのですから。

それに失敗した作品は、別に他人に見せる必要も無いしね。

それでもダメなら才能が無いと思ってあきらめるんですね。
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この回答へのお礼

reina55さん、回答どうもありがとうございました。
仰るとおり、私は失敗や出来の悪さに怯えて頭で考えてばかりで
実行に移すべき時間をまるで上手に使えていないところがありました。
冒険することを楽しむことが出来ず陰に隠れて傷つくのを恐れているようじゃ全然甘いですね。
「元に戻す」ボタンを使えるパソコン描きも始めてから5年も経つのに、未だに色々試さない自分がとても恥ずかしいです。
諦めません。
言葉だけにならないように皆様からいただいた貴重なアドバイスを参考にしばらく頑張ってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/22 20:52

そのお気持ち、わかります・・・。


「現実こういう色になるじゃないか」と思って、日常的な色でしか塗れないのですよね。それもそれでいいと思いますが、描きたいと思われるなら回答になるかわかりませんが、イメージとデジタルの方法のふたつほどを紹介します。

イメージ→
カラーライトをあてた前提で想定して色を作る。
黄色のライトをあてれば、光る部分は白ではなく黄色になり、本来赤色の部分も黄色と混ざったような色になります。ピンク・水色・黄色などを使っている人はよく見かけます。
すごみがありますが、私は好みではないのであんまりやりませんが・・・。

デジタル→
こちらはデジタルのソフトを使います。
固有色で塗り、上から新しいレイヤを作って演算すると変わった色ができます。それで好みの色合いを見つけるというお手軽な方法です。最近の人はこれで個性的な色を出していることが多いです。

ですが、みんながみんなこうしていれば個性は個性でなくなってしまいます。直感で好んだ色を出すのが一番です。

あと、線の方はどうアドバイスをすればいいのかよく分からなかったのでできません。すみません。
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この回答へのお礼

mettr83さん、回答どうもありがとうございました。
イメージとデジタルの二つの方法の紹介をしていただいて有難う御座います。
色の調和やバランスってとても難しくて、奥が深いですね。
それがあるからこそ絵を描くことは楽しいと思えるのでしょうが…。
参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/22 20:43

トレーニングというよりも資料の収集のほうがいいかと思います。



小さなデジカメでも持ち歩いて
道々で気になった色使いのものをやたらと撮っておいて
あとでご自分の感覚で「好きな色使い」とか「嫌いな色使い」などで分類してみてはどうですか。
「何だか気になる色使い」とか「許せない色使い」などのジャンルも作っておけば
収集の幅はいくらでも広げられます。
その分類をご自分の感覚で進めていけば、それが貴方だけの色使いの参考書になります。

その中から意識的に「自分らしくない」色使いを選べば
表現の幅はずっと広がるのではないでしょうか。

そうした事を感覚だけでできる天才も稀にいますが
それが難しければやはり参考書やカンニングは必要だと思います。

その作業の中で「何故これが好きなのか」あるいは「何故嫌いなのか」を
自分自身に問い合わせながら分類していけば、それが結果的にトレーニングにもなります。



ただ、色使いなんて所詮は個人の好みに左右される部分が大きいですから
既製の参考書を使ったのではさらに自分らしさは出なくなります。
まず自分だけの物指しを作る事から始めるべきだと思います。
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この回答へのお礼

8MBさん、回答どうもありがとうございました。
自分の好き嫌いの色・感じ方を知ることが色を知ることに繋がるということを改めて考えることが出来ました。
色々な色を見て、感想を持つことが第一歩なのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/22 20:40

自分が理想とする絵柄や表現に到達するというのは絵を描く


人間の最高到達点です。ゴッホですら数千点という絵を
描いて手に入れ物ですからあまり気にしないほうが
よろしいかと思います。
色をうまく使う訓練として最適なのは戸外で風景画を
スケッチすることです。水彩やアクリルなどがいいのですが
面倒なら水彩色鉛筆やパステルやクレヨンを持って描いて
みてはどうでしょうか。
いきなり何色も使うのではなく、少ない色数から
徐々に色数を増やしていけば慣れますし、戸外で制作
してみると自分が想像していた色味よりあるかに複雑で
多様な色彩が世界にあふれていることに気づかされます。
室内での訓練なら参考にしている写真をパソコンに取り込み
色相や彩度、明度をいじって色味を変えることによって
シュミレーションすることができます。ですが現実と
かけ離れた色相でも陰影の階調があっていると成立して
しまうので参考程度にしてあくまで自分の感覚の手助け
に使うようにするとよいでしょう。
まずはあまり使わない色をパレットに置いて描いてみる
描くことによってその色の理解が増えていくことを
忘れないようにしましょう。
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この回答へのお礼

llamaさん、前回に引き続き、回答ありがとうございます。
実際に目の前に広がる景色にはたくさんの色味があって、思いがけない色の発見もたくさんありそうですね。
とっても楽しそうだと思いました。スケッチに出かけてみますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/22 20:37

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