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最近 この1~2年間にIC乗車券やそれを利用した電子マネーサービスが徐々に拡大しています。
代表的なものが2000年代前半に導入された「Suica,ICOCA,PiTaPa」です。事業者は東日本旅客鉄道と西日本旅客鉄道(JR東日本・西日本)が取り扱っています。

今年 2007年は近畿以西の西日本でも初めて導入され、大手流通企業から「WAON,Nanaco」を投入したと言うことが記憶に新しいです。
JR西日本が発行しているICOCAが広島県・岡山県の2県に導入されました。真夏の7・8月頃に同社のIC対応自動改札機が導入され、9月1日(土)より利用可能となりました。
今後 2000年代末に地方圏の北海道・中国四国・九州地方にも初めて対応自動改札機とIC本体などが投入されます。名称は「Kitaca(キタカ)、Sugoca(スゴカ)、Passy」だと思います。
ただし、九州および北海道とは言っても福岡県内 札幌市近郊しか利用可能範囲が及んでいません。

しかし実際に導入された地域は同2件の瀬戸内海に面している南部のみです。山口県・鳥取県・島根県、内陸で中国山地の同2県北部には導入されておらず、手付かずの状態です…
これは一体どう言うことですか!?中国地方とはいえ理由がはっきりしていません。

ここまで範囲を広げるとするなら、数年後の去就が期待されます。その時点では利用者の少ない地域 特に北海道、日本海側の県、中央高地、四国、福岡県以外の九州地方6県などと第三セクター鉄道・ケーブルカー・ロープウェイの山岳鉄道にも完全にされているはずです。

これらの地域や都道府県には利用者が僅少な『秘境駅』が含まれていることがあります。
俗に言う『ローカル線』や秘境駅にも導入されることはありますか?
皆さん回答をお願いします。

A 回答 (6件)

需要と供給の問題でしょう。


駅員はおろか自動券売機もないような「秘境駅」にICを導入する
メリットは?
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改札端末を導入することで、置くだけでは動きません。


ホスト局とリアルタイムの大容量通信回線が必要です。
ホスト側も端末が増えることで増強が必要になります。
多分1機設置するだけでも数百万円ではすまないはず。
特に秘境の場合、通信回線を引くだけで膨大なコストが必要です。

国有鉄道時代なら採算度外視で全国一律サービスを実施していましたが
JRという民営化された今では、コストが収入に見合わない場合
導入されません。
これは民営化された郵便局でも同じことが言えます。
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この回答へのお礼

やっぱりコストや需要の問題が理由で、特に利用者が僅少な『秘境駅』では一生導入されないのですね。ICはカードリーダにタッチ(かざす)だけで交通機関を利用できるという長所があるのに残念です。

お礼日時:2007/12/05 15:51

>俗に言う『ローカル線』や秘境駅にも導入されることはありますか?


南海の秘境駅(紀伊細川、紀伊神谷、極楽橋あたり)には、余裕で入ってますが・・・・

いずれにせよ、1台700万円近くする自動改札機の投資をペイできるほどの効果が見込めない箇所(乗務員が手で改札発券した方がコスト安の地区とか)では、未来永劫導入されないでしょう。
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設備投資だけでも、数億、ネットワークを接続しなければならず、人が居なくてもこれは切る事が出来ません。


(改札口で、タッチした後、接続中ですので、しばらくお待ちください。はできないですからね。)

下手すれば、乗車券の売り上げより設備維持費の方が掛かってしまうでしょう。
その分を鉄道の運賃に転嫁してもかまわないと言うのなら出来るでしょうが、現実的には無理でしょうね。
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いくつか……


JR九州が導入予定なのはSUGOCA、
広島市周辺の私鉄・バスなどが共同で導入を予定しているのがPASPY
です。

JR西日本山陽エリアでICOCAが導入される以前から、岡山電軌、琴電、伊予鉄各社ではそれぞれIC乗車券を導入しております。とくに岡山電軌ではPiTaPaが使えます(つまり同時にICOCAも使えます)。琴電、伊予鉄には秘境駅と言うほどの駅は当然ありませんが、いわゆるローカル線には該当するでしょうね。
しかしやはり、一定数の利用客がいないと導入に踏み切れないでしょう。南海極楽橋などのように利用客が少ない駅がわずかなら、必要経費と割り切って全線導入する価値がありますが、一部駅だけ導入となるとうま味があまりにも少なく思います。
それにIC乗車券のメリットのひとつに、切符を買う手間が省けて「目の前の列車に乗れる」と言う物がありますが、低密度路線ではそんなギリギリに駅に来る人はあまりいません。
閑散地区にも導入ができるとすれば、普通列車を全列車ワンマン列車にしてしまって、路面電車のように車内にICリーダを設置する方法でしょうかね。
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JR東日本の場合、SUICA区間の一部の無人駅にはフル機能の者ではなく、簡易改札機が設置されています。

これは、タッチパネルだけのものですが、フル機能と比べてどの程度機能が省略されているかは正式には公開されていません。

http://www.jreast.co.jp/suica/use/pass/pass02.html

定期の区間と有効期限のチェック、チャージの引き落としだけである程度の役は果たせるでしょう。いずれカードにチャージしたり、定期券の継続の際に蓄積した情報を取り込むことができますから。不正利用に関しては、元々、乗降をブロックする機能がないので防止できませんが、その程度は織り込み済みなのでしょう。このタイプの簡易改札機なら可動部分がないので、メンテナンスコストは相当抑えることができます。
ローカル区間については、このタイプの改札機になるでしょうね、で、チャージができるのを大きな駅や定期売り場、あるいは一部の路面電車のように車内などに限っておけば高機能端末の設置台数は減らせます。

ロープウェー(ちょっと構造は違うけど)では実用化されていますよ、というより、鉄道で最初に非接触式カードを導入したのは広島のスカイレールだったんじゃないかな。
また、全区間単線で両端以外ほとんどが無人駅の伊豆箱根鉄道大雄山線でもPASMOが導入されています。ここは中間駅は簡易改札機で小田原と大雄山は通常の自動改札機になっています。関東だと、江ノ電や箱根登山、常総線などもやるとしたらこの方法になるでしょう。上信や上毛もいずれは考えるでしょうが、銚子電鉄はどうかなあ(導入コストで廃止になりそう)。
JRや近鉄、東武といった広範囲のシステムの中であれば、システムを統一することにメリットはあるでしょうが、三セクくらいだと現状のワンマン車内精算のシステムを置き換えるだけのインセンティブはないでしょうし、そもそも、その負担で廃止が近づくレベルですから、公的補助がないと不可能でしょうね。もっとも、三セクでも赤字線転換、その後開通、新幹線による在来線分離で条件は違うでしょう(北越急行などは早そう)

中間駅のないロープウェーやケーブルカーの場合は、それほどの改札手数は必要ないし、運行掛や乗務員が改札することで対応することですますんじゃないですか。
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